ゲーム機の成長速度ってすごいですよね。
私が子供のころ、親にPS2を買ってもらい
「ラチェット&クランク」や「ウィニングイレブン6」をプレイして
「アニメじゃん!実写じゃん!」と大騒ぎした記憶があります。
それらの作品は今となってはスマホゲームでも再現できるくらいのクオリティ。
(ラチェクラは難しいか?)
ゲームもといゲーム機の進化速度には驚かされます。
ですが、実際にはどんなところが進化したのでしょうか?
新しいゲーム機が出るたびに「CPUが~、GPUが~、メモリが~」と
ネット上で大激論になりますが、私にはチンプンカンプン。
そもそもCPUとGPUって似たような名前つけてんじゃねー!
とすら思います。
そこで、このシリーズでは上記のスペックの項目を1つずつ私の中で勉強(?)して、ブログでかみ砕いてアウトプットすることで知識として身に付けたいなと思っています。
詳細な知識や確度の高い知識を身に付けたい方は回れ右でお願いします(笑)。
あ~、大体そんなもんかと理解してもらえるように努力します。
注意:あくまで抽象的に説明していきます。
1回目はCPUについて。
では歴代のプレイステーションがどのようなCPUのスペックになっているか見ていきましょう!
PS1 | PS2 | PS3 | PS4 | PS4 Pro | PS5 | |
ビット数 | 32 | 128 | 64 | 64 | 64 | 64 |
コア数 | 1 | 1 | 8 | 8 | 8 | 8 |
スレッド数 | 16 | |||||
クロック周波数 | 34MHZ | 294MHZ | 3.2GHz | 1.5GHz | 2.1GHz | 3.5GHz |
ゲーム機の性能項目の1つを見たはずなのに、何で複数の項目があるの?
マトリョーシカですか?
ちなみに数字はネットで拾ったものを入れているだけなので、参考程度に見てください。
とりあえず
CPUとは何か?
CPUの中にある各項目は何を示しているのか?
を見ていきたいと思います。
wikipedia様から引用すると下記になります。
CPU(シーピーユー、英: Central Processing Unit)、中央処理装置(ちゅうおうしょりそうち)または中央演算処理装置(ちゅうおうえんざんしょりそうち)は、コンピュータにおける中心的な処理装置(プロセッサ)[1]。コンピュータの頭脳に例えられることが多い。
wikipedia
わーい。難しい漢字とよく分からない横文字が出てきたよー
分かりやすいのは最後の頭脳というところですかね。
人間は計算したり、計画を立てたりするときはもちろん、運動したり妄想したりするときも脳を使っています。
考えたり、各部位に指示したり。
結局、人間がすること全てに脳が必要なわけですが、
コンピュータでその役割を担っているのがCPU。
パソコンで言えば文字を書いたり、ファイルを開いたり。すべてのことにCPUが関わります。
そして、することの内容のレベルを上げたり、複数できるようにするために
CPUのレベルを上げる必要があります。
人間が面倒くさい計算をしたり、マルチタスク(複数の行動を同時に行う)際には
脳が異常に疲れます。
その疲れに耐えて、上記のことを可能にするためにCPUは日々レベルを上げているのです!
・・・私も見習いたい・・・
そのCPUのレベルを上げるための項目の一つがビット数。
コンピュータというものが2進数(1と0、正解と不正解)の判断を繰り返すことで計算しており、
その数を示すものですが・・・
ややこしいですし、私も詳細は知らないので無視。
単純に言えば、CPUという頭脳の良さを示すものになります。
昔はビット数が、ゲーム機のスペックと直結しており
その証拠に ニンテンドー64 の 64 は64bitという数値から名前を付けていました。
ゲーム機やPCはある時、あることに気づきます
「・・・一つじゃなくて複数のCPUで動かせば作業量増やせるんじゃね」
ブラック企業からの脱却です!・・・脱却してるか?
1つで限界があるなら複数に増やしちゃえという発想ですね。
その数がコア数。
PCのCPUの名前を見ると「i core3」とか「i core 7」とかありますがこの数値の部分が
コア数になります。
そして、ゲーム機やPCはまたある時、あることに気づきます
「・・・1つのコアを効率的に働かせれば、2つ分の作業量になるんじゃね?」
ブラック企業に逆戻りです!
効率的に働かせて作業量を上げようとする作戦です。
たまに、一人しかいないのに2人分の仕事をこなしちゃう効率の良い人がいますよね?
あれです。
実際のコア数よりも多い数での作業量を可能とする。
その数をスレッド数と言います。
これも2進法の考え方が関わってくるのですが
1と0の計算を1秒間にどれくらいの数出来るかを示しています。
短い時間にどれだけの作業量をこなせるか。
人間でいえば、集中力の部分でしょうか。
・・・まあ、人間がどれだけ集中したところで、100倍以上の作業量はこなせませんが。
つまり、CPUの進化は
頭良くして、人数増やして、効率化して、集中力を上げよう
としたことで行われてきました。
・・・人間に例えると、可哀想になるくらい酷使されてるな。
それを踏まえまして、改めてプレイステーションのCPUスペックを見てみると・・・
PS1 | PS2 | PS3 | PS4 | PS4 Pro | PS5 | |
ビット数 | 32 | 128 | 64 | 64 | 64 | 64 |
コア数 | 1 | 1 | 8 | 8 | 8 | 8 |
スレッド数 | 16 | |||||
クロック周波数 | 34MHZ | 294MHZ | 3.2GHz | 1.5GHz | 2.1GHz | 3.5GHz |
PS5とPS1を比べて
ビット数(頭の良さ)は2倍
コア数(人数)は8倍
スレッド数(効率)は2倍 (表のスレッド数は実際の作業量からコア数を2倍にした数)
クロック周波数(集中力)は約100倍(MとGの単位では1000倍違う)
と、単純にかけ合わせればゲーム機のスペックが3200倍に上がっていることになります。
しかし、そう単純ではありません。
表を見て気づいた方もいるかと思いますが、
CPUだけ見るとPS3からPS4はスペックが上がっていないです。
これは発売当時にも言及されていたらしいですが、
GPUという項目で約9倍のスペックアップをしたらしいので
ゲーム機全体としてのスペックは上がったとのこと。
つまり、CPUだけでゲーム機のスペックは測れないということですね。
と、私の方でざっくりな説明をしましたが、
詳細で確実な情報を知りたい方は、他の方のブログを見た方が良いと思います!
私も探して読んでみたのですが、専門用語が多くて、多くて・・・
別にそこまで詳細に知りたいわけでもなく、
スペックの各項目が何となく分かればいいやと思い、この記事では簡単に纏めてみました。
(表で見れば、むしろPS4ではスペックが落ちているので、
CPUにはまた別な見方があるのだと思います。それか私の集めた数字が間違っているか)
次はGPUを調べてまとめたいと思います。
・・・間違いがあれば指摘していただけると、嬉しいです・・・。
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