遂に2クール目開始!!!
衝撃のバッドエンドとなった1クール目から3か月、新たな物語が始まります!
個人的には近年で一番面白いライトノベル原作アニメとなっています。
ちなみに私は1クール目が終わってから6巻までそろえましたが、全く読めていないので完全初見でアニメを見ています。
シン達が残してくれたメッセージ。「生き残れ」を果たすために覚悟を決めたレーナ。
迎撃砲を無断で使ったことから少佐から大尉に降格されましたが、むしろ以前よりも堂々と行動するようになりました。
まず、考え方が凝り固まった中年以上の大人たちは無視。レギオンの大攻勢に対しての準備を邪魔しないように程度であしらっていきます。
1話では86-エイティシックス-の豚に肩入れする変人とからかわれたときに言い返そうとしましたが今回は完全に無視。
上官からの嫌味交じりの注意も「一番功績を上げている私に対して、どうせ何もできないでしょ」と軽く一蹴。ある意味共和国の上の方の人間は完全に見限っている感じです。
一方、若い世代を味方を付けて独自の勢力を築き始めたレーナ。
1クール目では共和国軍の中で完全に孤立をしていたので、今回の仲間がいる場面は少し感動しましたね。
そして新たな86-エイティシックス-・・・戦場で実際に戦う戦士たちとも密接に関係を深めて協力体制を築きます。
シン達との経験を活かして、名前を事前に聞いておき、しっかりとした関係を築けているレーナ。
シン達と戦ったことが、彼女を確実に成長させておりレギオンの大攻勢に対する準備を着々と進めていきます。
それでも勝ち目はない戦いに確固たる意志をもって挑むレーナ。強くなった彼女を見ると、頼もしさを抱くと同時に、少し悲しくなるのは何故でしょうか・・・。
その頃、レギオンに殺されたはずのシンがどこかのベッドで目を覚まします。
シン達を拾ったのはギアーデ帝国を倒した新たな国、ギアーデ連邦
彼らは共和国から使い捨てのコマとして扱われたシン達の処遇をどうするか決めあぐねていました。
そこで完全なる保護を主張し続けたのは暫定大統領のエルンスト。
彼はシン達の保護を強硬に主張。最終的には自分の屋敷で平和に生活してもらうことにしました。
国のトップが保護を優先、連邦の世論もシン達86-エイティシックス-の差別されていた境遇に対して猛烈な反発を示します。
国全体に差別されたシン達が、今度は国全体が味方になってくれる。
しかし、シン達はその境遇に笑顔を見せません。
それは今までにない境遇に対する戸惑いなのか、それとも自分たちのことを理解したように優しさを見せる連邦に対する侮蔑か・・・
そもそも得体のしれない異国の子供たちは処分した方が良いという意見も出ていた連邦側
しかし、その意見をねじ伏せてエルンストはこう言いました。
「得体が知れないなんて理由で子供を殺そうとする社会なら、人類なんて滅んでしまえばいい」
彼のシン達に対する思いやりも、優しい社会への理想も嘘偽りはないと思いますが、張り詰めた危うい雰囲気を感じます。
また、彼はシン達への処遇を愚かな代償行為とも言っていました。
帝国を倒した際に、シン達のような子供たちを犠牲にしたのかな?(私の発想が単純すぎるかな・・・)
レーナが軍服を黒く塗りつぶしていましたが何の意味があるんでしょうか?
共和国の国旗の色(自由、平等・・・とかだっけ?)には何の意味もないという皮肉なのかな?
そして、個人的に今回の話で1番面白かったのは、静かにブちぎれているアンジェ
シンが自分を囮にしたことに大層怒っているご様子。早見さんの演技もあって素晴らしく分かりやすい怒りの場面でした(笑)
そして最後に出てきたフレデリカという
滅茶苦茶生意気、超かわいい幼女
流れ的に帝国時代のお姫様っぽいけど、帝国のお姫様がその帝国を倒したトップに匿われているのはおかしくないかな。・・・というかこの娘、レギオンのに取り込まれた脳の記憶の中で出てきたような・・・。
やっぱり86-エイティシックス-は面白い!
あっという間に、見終わりました。アニメというよりは洋画を見ている感じに近いかな。
連邦側でシン達がどうなるか分かりませんが、ただ死んでいくしかなかった1クール目に対して大分希望をもって試聴できるのが良いなと思います。
あと、レーナが共和国にいなければ共和国はとっとと滅べばいいと思ってしまいますね・・・
|