あかね噺、今回は巻頭カラー!
朱音ちゃん、可愛い!
よく見ると、美人ですよね(失礼)
いや、普段から美人じゃないというわけではないんですが・・・普段は元気の良さの方が印象が強いので・・・
うらら師匠の独演会。
出会ったのは可楽杯の記事を書いた記者さんでした。
朱音ちゃんと出会えてうれしそうですね。
朱音ちゃんは、ブちぎれ寸前でしたが。
・・・あの記事のおかげで苦労したもんね・・・
紆余曲折あって、うらら師匠に目を付けられた経緯を記者に教えてあげます。
記者「でも、面白いじゃない!」
一発ぶん殴ってやろうか!?
阿良川一門と柏谷一門は”変革と伝統”で対局な存在。
それぞれの新鋭同士が戦う場ができたことを記者は楽し気に語ります。
そんな伝統の柏谷一門の麒麟児の落語が―――
始まります。
演目は「大工調べ」
3人の登場人物を演じて、お客さんを引き込みます。
・・・当たり前ですけど、表情の演技力も凄いですね・・・
ゆったりと・・・ジンワリと場を支配する禄朗兄さん。
複数の登場人物を、それぞれ何かの楽器を弾いてるように演じていきます。
・・・心地よさそうな落語ですね。
リラックスできて、そのまま寝てしまいそうな安心感があるというか・・・
・・・・・
びっっっくりしたぁ・・・・!!!!
いきなり、雰囲気が変わった・・・!!?
ひぃ!
さっきとは打って変わり音が迫ってきます。
しかし、声の聴き心地はそのまま・・・。
若手がうらら師匠の会に出ると、大抵は大人しくなるそうですが、禄朗兄さんは違います。
躊躇なくその日一番の受けを狙ってきます。
そうして、周りを押しのけながら頭角をあらわしたことで、
「麒麟児」と呼ばれるようになったと・・・。
ぶ・・・武闘派・・・?
え、禄朗兄さんが、手出すの?
・・・嘘だあ。
禄朗兄さんの実力を見て、そして記者に煽られた、朱音ちゃん。
自分の顔をはたいて気合が入ります!
単純だなあ・・・でもそういうところが好き!
ということで、今回はここまで!
禄朗兄さんが、朱音ちゃんの世話を焼いたのはかつての自分を思い出したからなのかもしれないですね。
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