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中学生の時から兄と比べられていた晴人。自分がどれだけ結果を出そうとも、「兄も凄かった」「兄の方が凄かった」と周りは口を揃えます。
この辺りは私の予想通りでしたが、晴人が兵頭さんに対して憧れていたというのは初めて知る情報でした。
兵頭さんは中学の頃から強かったのか・・・流石老け顔!(関係ない)
あとは遊佐君(兄)も中学の頃から強かったんですね。遊佐君が初登場の時、周りの反応はいきなり出てきた無名選手!という感じでしたが・・・・中学時代に大会で優勝した晴人のことも、栄明のバドミントン部の部員は知らなかったみたいですし、高校と中学だと情報が全然通らないんですかね? でも晴人の同級生くらいは晴人の名前知っててもおかしくないと思うんだけどなあ。
まあ、そこはどうでも良いとして、バドミントンが強い佐知川でも遊佐兄弟の強さは注目されます。そして、当然出てくる、もし同じ学年だったら遊佐兄弟はどっちが強いか論争。この論争に晴人の憧れである兵頭さんは
兄の名前を出しました。
これを偶然聞いていた晴人。
妙にスッキリした表情を見せます。
そして、兄を倒すために兄が練習試合で負けたという英明に行くことを決めたと・・・。
正直、ここの晴人が本当は何を考えていたかは私には明確には分からないです。ふっ切れたようにも見えますが、憧れの人が自分よりも兄を選んで心中穏やかではないでしょうし・・・。本人は「兄の影にいることに慣れかけていた」と言ってましたが、晴人はずっと兄に負けないように意識していたはずで、兄の後ろにいることに甘えてたという印象も受けないんですよね。
あと「兄を倒す」という目的のために栄明に行くことにしたのもちょっと短絡的すぎるかなあと。意外に自棄になってたのかな?
もしかしたら、同じ学校にいても兄と同じ道をたどるだけだと思ったのかもしれないですね。違う高校を選んで「遊佐晴人」の道を自分で突き進めば、「遊佐の弟」というレッテルを剥がすことができるんじゃないかと。晴人がそこまで考えるような人間には見えませんが(失礼)、直感でそう思ったのかな・・・。
そのように兄に執着していた晴人。しかし、大喜と戦うことで超えるべき壁は他にもあるということを思い知らされます。
生意気な後輩に対して、主人公が自分の力を見せて分からせるというのはスポコンの定番と言えば定番。しかし、まあ・・・晴人が素直な良い子過ぎて大喜を認めるのにほとんど抵抗がなかったのは逆に新鮮でしたね。
同級生(と思っている)大喜に負けてプライドがズタズタになっているかと思えば、素直に認めて、再戦を申し込む。大喜が先輩だと分かると、すぐに言葉使いを敬語に直して謝る。
・・・この子、生意気じゃなくて、天然で真っすぐ過ぎるだけなのでは?
そんな晴人に対して、大喜はこの一言。
兄という一年上の存在にずっとコンプレックスを抱いていた晴人に、このセリフは結構くるものがあるんでしょうね・・・。兄との学年差を無くして勝負したいと常々思っていたでしょうから。
でもね、晴人。この先輩はこのセリフをね・・・
一つ年上の彼女との学年差なんてなければいいのに、という惚気で言ってるからね?
どう思う? 許せないよなあ!
「同じ学校の先輩」の彼女、っていうシチュエーションが最高なのに!!!!(そこ?)
ということで、今回はここまで。
生意気な後輩に主人公を認めさせるという、ありがちながら定番の展開。しかし、晴人が「生意気な後輩」としては良い子過ぎて、大喜を認めさせる過程がすんなりだったなあ・・・とも感じました。ただ、その分、晴人の私からの好感度は高いですね。松岡の1000倍高い。
さて、今週のマイフェイバリット千夏先輩!
まあ、女子が出ているコマがこれしかなかったんですけどね。
アオのハコでこれだけ女の子が出なかった話は無かったような・・・?