インターハイを迎える大喜にまさかの事態が!!!
なんと、愛しの彼女である千夏先輩が部活の遠征でインターハイの応援に行けないことが決定!
あちゃー・・・。可愛い恋人からの応援が無くなるとは。ラブラブな恋人たちにはきつい状況ですね・・・。可哀想に。
しゃー!ざまあみろ!!!!!
うん?何もいってませんよ。
学生の部活の応援に、可愛い先輩女子から応援されるなんて生意気なんだよ!なんて思ってもいません。
ちなみに、落ち込んでいたのは応援に行けなくなった千夏先輩の方でした。
大喜は広い心で許してましたね。周囲(同級生たち)に自分たちの関係を公にしたことで、余裕が生まれたようにも見えます。
あと、大喜には来年もあります。
「来年こそ一緒に」
落ち込む千夏先輩に、そう声をかける大喜。
暗に、来年まで千夏先輩との関係が続いていきますと宣言しているようにも見えました。
自覚があるのかないのか、大喜は同じ環境(高校)にいなくても2人の関係性は変わらないという自信に満ち溢れています。
でも、高校生と大学生では誘惑の数が違うんだよ?大喜。
年上の彼女が、大学に言った途端、松岡みたいなチャラい男に狙われてどんどん変わっていくなんてことも――!!!・・・それは私が読んでる薄い本の内容だったわ。
とにかく、今の二人の関係は盤石、万全。
しかし、だからこそ。恋しい気持ちが募る千夏先輩は・・・
いきなり大喜に抱き着きます。
この・・・卑しい女め!!!
男子高校生に「触りたくなった」と言って抱き着くなんて、襲われても文句言えねえぞ!(マジで)
しかも、何だ、その大喜を見つめる時の顔は‼キス待ちか!? この小悪魔め!!!
流石の大喜も理性の限界にきており、「結構我慢しているんですけど」と千夏先輩に正直に言います。
我慢するこたねえんだよ!そのまま行っちまえ!!!
とも思いましたが、まあ、ここでちゃんと我慢するのが大喜の紳士さですよね。
大喜のカミングアウトに慌てながらも「切り替えていこう!」と告げる千夏先輩。
・・・なんか、自分からそういう雰囲気作っておいて、このマイペースな感じはちょっとイラっとするなあ。まあ、可愛いから全部OKなんですが。(それが大事)
続けて、千夏先輩は大喜に対していつものように「一本っ」と声をかけます。
は? 何だそのノリ?
イチャついてんじゃねえよ。ぶん殴るぞ。(モテない男の僻み、炸裂!)
やっぱり、あれですね。ラブコメは付き合うまでの過程が面白くて、付き合った後のイチャイチャは見てて腹立ちますね!本当!!!(そう感じる読者に原因がある)
まあ、そんな冗談はさておき。
ついに始まるインターハイ。
これで終わりの針生先輩たちと、ここからまだ一年戦いが残っている大喜との間でインターハイに臨む姿勢が違うのも面白いです。このインターハイを通過点だと思っている大喜が、良い感じで生意気に感じました。
そして、今まで一切応援に来ていなかった大喜の両親も、流石にインターハイは応援に来ていました。
大喜が会場で両親に会いに来た時の、お母さんの「アンタこんなところにいていいの!?下で打っている子いるわよ!」というセリフに心が温まる私。
部活のことを全然よく分かってないのに我が子を心配する気持ちが前のめりしちゃってる、凄く良い場面だと思います。私も学生時代に似たようなやり取りがあった気がしますね・・・・。
まあ、私の場合、部活で親を喜ばせるようなことをした場面を思い出せませんが。(黒歴史のバリエーションが多い私の学生時代)
大喜が毎日朝早くから朝練を始めたのは千夏先輩が理由。しかし、その朝練を支えてくれたのは毎日朝早くから一日の用意をしてくれたお母さんでした。
くっ・・・。最近、恋愛の場面よりも、こういう親子の場面の方が涙腺にくるぜ・・・。
猪俣家の親子関係は素晴らしいですね!
この後、大喜が千夏先輩と付き合っていることが分かったら、どういう空気になるのか、分かりませんが!(水を差すな)
ということで、今回はここまで。
千夏先輩がインターハイの応援に行けないという意外な展開。
これで主人公とヒロインの間に少しすれ違いが起きてしまう・・・というのがラブコメにありがちなパターンですが、まあこの作品ではないでしょう。(確信)
逆に、普段見れない親子の絆を見れたことが、今回良かったです!
しかし、ラブコメなのにヒロイン不在なので大喜のインターハイはあっさり終わりそうですね。大喜は3回戦・・・いや、2回戦敗退を予想します。
・・・イギリスのブックメーカーで賭けられないかしら?(学生の試合で賭けんじゃねえ)
今週のマイフェイバリット千夏先輩!
心が汚れている私は、千夏先輩のこの反応も計算なのではないかと疑ってしまう・・・。
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