雛ちゃんか”わ”い”い”!!!
雛ちゃんをどんどん追い込んでいく展開。
読んでてつらいですが、楽しいという複雑な心情になりました。
ネタバレ注意です。
新体操の大会が近いのに調子を落とす雛ちゃん。
原因の一つとして、周囲の(特に大人からの)期待がのしかかってくることへのプレッシャーがありました。
日本代表だった父親
中学での成績
自分を普通の高校1年生だと自覚している雛ちゃんは、周囲の期待にさらっと応える「優秀な雛ちゃん」を演じることに疲れてしまいます。
周りの大人も、もうちょっと気を使おうよ・・・
こんな時は、いつも真っすぐなバカと軽口を叩いて、メンタルを回復させてきましたが・・・
千夏先輩と思いのほか上手くいっている大喜と関わることは、大喜の恋を「邪魔しかねない」と考えます。「親友」はしばらくやめようと。
そして、一人で何とか新体操の演技を立て直す雛ちゃん。
強い・・・!!!
しかし、精神的に追い込まれた状況は変わらず、何とかこらえていました。
そこで・・・
まじでありがちなハプニング!!!
体育館の入り口で人とぶつかってしまい、足をひねってしまいます。
けがの程度は分かりませんが、明らかに足首を痛めた雛ちゃん。
この怪我すらも一人で抱え込まないといけないと咄嗟に考えますが、不調と重なって心の中に不安が広がっていきます。
どうしよう、どうしよう、と。
そこで現れたヒーロー!
1番弱っているときに、1番助けてもらいたい人が来ました。
千夏先輩に見られたら・・・と雛ちゃんは心配しますが、大喜は馬鹿言うなと呆れます。
「今は自分のことを1番に考えて良いんだぞ」
それを聞いて、雛ちゃんは「やめてよ、やだよ」と心の中で子供のように反発します。
大喜を避けたのは、自分の本心に気づきたくなかったからでした・・・。
何て丁寧に雛ちゃんの逃げ道を無くしていくんだ・・・
恋愛感情に気づけない&気づきたくない雛ちゃんが大喜と関わらないようにしようとしますが、そうすると今度は自分の大事な新体操の演技に影響が出てきます。
それすらも自分一人で何とか立て直しましたが、そこで重なったハプニング・・・。最終的には大喜のやさしさに甘えるしかなく、強制的に自分の本心を突き付けられる結果に。
本心を突き付けられたうえで、勝てる可能性のある勝負ならまだいいのですが、相手はラブコメ界の五条悟こと千夏先輩・・・。
絶望的な勝負に挑まざるおえないか、必死で逃げるかの選択しかない雛ちゃんが可哀想・・・
だけど、それが良い!!!!
ラブコメの魅力は負けヒロインで決まるんですよー、ガハハハハハ。
今週のマイフェイバリット雛ちゃんはこのコマ。
・・・そういえば、千夏先輩が出てこなかったの初めてじゃ・・・
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