千夏先輩の笑顔が苦しい・・・
いや千夏先輩は何も悪くないんだけど・・
IH優勝を目指していた大喜。
まさかの1回戦負けで呆然としてしまいます。
あったなあ、負けたら次の試合の審判のルール
私はテニスでしたけど。
負けて落ち込む暇もなく、審判をしないといけないのは結構きつかったのを覚えています。
特に大喜の目標は大きかったので尚更きついんじゃないかと。
応援にきた雛ちゃんも呆気なく終わった大喜の試合を受け止めらえませんでした。
まだ、試合はあるんじゃないか、挽回するチャンスはあるんじゃないか。
もちろん同じく勝負の世界で生きている雛ちゃんには、そんな都合のいいことがある訳がないのは分かっていました。
しかし、頑張っていた大喜を見てきたからこそ現実を受け入れられません。
しかし、努力したでは報われないのがスポーツ。
大喜の大会は完全に終了しました。
どう声をかけていいか分からない雛ちゃんを笑顔で迎える大喜。
やっぱりメンタル強いな！
しかし、やはりショックは受けているようで、自分の甘さを痛感していました。
IHに行くのは厳しいのは分かっていた。それでも目標は高く持ちたかったし実際に上手くなって全国レベルの針生先輩にも1ゲームを取れて、自信が付いた。でも――――
結果は惨敗。
自分の身の丈に合わない目標をもって、自分自身の力を見誤っていた。
大喜はそう反省しました。
それを聞いた雛ちゃんは、素直にその反省を受け入れることはできませんでした。
そうやって、がむしゃらに前を向くことが大喜の良いところなんじゃないかと。
大喜は切り替えるために、あるいは現実を受け止めきれないまま、更に練習に励むしかないと無理やり前向きに考えます。
今年IHに行けなかったことに対して、目標を達成できなかったことに対して、目を背けるように。
しかし、家に帰るとよりによって自分が一番大好きな人に現実を知らされます。
千夏先輩はIHへの出場を決めていました。
はっきりとした言葉は聞こえてきませんでしたが、千夏先輩の笑顔を見ればそれは明らか。
有言実行した千夏先輩。自分の大好きな人はやはりすごい。
そんな人と肩を並べるために、自信をもって横にいられるように結果を求めた自分は―――
一番大好きな人の笑顔で自分の敗北を実感させられた大喜。
千夏先輩がより遠い存在となりました。
苦しい、苦しいよ！
メンタルお化けの大喜を最終的に追い詰めたのは、意外というか順当というか・・・千夏先輩でした。
大喜は千夏先輩と対等になるためには部活で結果を出すしかないと考えていますが、そうなると膠着状態がしばらく続くということかな・・・
雛ちゃんチャンス！
冗談はさておき、千夏先輩とのことは多分メガネ君が何とかしてくれるでしょう。（謎の信頼）
今週のマイフェイバリット雛ちゃん！
流石に今回は千夏先輩の画像は選べなかった・・・
|