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アオのハコ #29 良くないこと 感想 やはり引くか、千夏先輩・・・

千夏先輩、可愛いー!!!

けど、無敵感が薄れたな。

前回の感想での私の予想通り、居候の身ということも踏まえて大喜との距離を保とうとしてきた千夏先輩。

でも逆に千夏先輩も大喜を看病していた時には、異性として意識していたことが確定しましたね。

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前回、大喜の父親と二人で話をした千夏先輩。

大喜のお父さんが抱く千夏先輩の印象は「大人」、そして「真面目過ぎる」でした。

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そんな千夏先輩は大喜と一緒に買い物へ。

大喜は看病してくれたことや、とっさに手をつかんでしまったことに触れないように必死でしたが・・・

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千夏先輩はアイスを今食べてもいいのか、を真剣に悩んでいました。

・・・この先輩、素は子供っぽいところあるよね。天然というか。

そこも可愛いから最強なんですが

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話は大喜は母親似だよねという話題に。

最初は嫌がっていた大喜ですが「明るくて、パワフルで、真っすぐなところがそっくり」と言われると、ちょっと照れていました。

そして、大喜は「千夏先輩はお父さん似っぽいですよね。」と一言。

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やっぱり大喜にとっても千夏先輩は何考えているか分からないんだ・・・

大喜の家に居候になることを話した際に、千夏先輩としては絶対にお父さんに反対されると思ったのですが、

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「そうか」の一言で終わり。

千夏先輩は笑顔で「口下手なんだよね」と言っていましたが、普段よりも自分の話に饒舌なところが少しくらい自分を心配してほしかった・・・という意思表示にも見えました。

そんな時、後ろから車が来て大喜は千夏先輩をとっさに引き寄せます。

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良いよね、こういうささやかなボディタッチが良いよね!

まあ、Toloveる的展開も大好きですが!

先日の看病してもらった時を思い出して、ちょっと動揺する大喜。

そんな大喜に先輩は・・・

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あの時のことは忘れよ、と言います。

あの時とはおそらく千夏先輩が看病してくれてベットで二人で倒れこんだときのこと。

千夏先輩は自分がIHのために残りたいという我がままを大喜のご両親に叶えてもらっている身。

そんな自分が大事な一人息子に異性として気軽に近づくのはやってはいけないことだ、と。

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先輩は年上として、責任ある行動を―――大喜という異性と距離を置くことを決めました。

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対して大喜は、千夏先輩が大喜の気持ちに気づいておきながら距離を置こうとしていることにショックを受けます。

ハッキリ振られたわけではない、しかし「これ以上は親しくならないでおこう」とある意味明確に言われた状況。

遠くの目標を持っても良いと言ってくれた人が、その目標にこれ以上近づくなと言ったことで、混乱―――というより困惑してしまいます。

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そんなこんなで、夏休みに入ってもテンションの低い大喜。

雛ちゃんは宿題が嫌という風に解釈し、「ともに燃やそう」と言ってきました。

雛ちゃんのこういうノリ大好きだなあ(笑)

結局、宿題はクラスのみんなでやろうという爽やかな結末になりました。

おかしいな、学校生活ってもっと地味で寂しいもののはずなんだけどなあ!(涙目)

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そんな時、隣の校舎に千夏先輩を発見。

千夏先輩も気づいて手を振ってくれますが・・・

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すんごく分かりやすく挙動不審に隠れてしまう大喜。

疑問に思う幼馴染二人に必死で弁明します。

別に仲が悪くなったわけじゃない、ただ

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千夏先輩との距離感が分からなくなっただけ

笑顔で取り繕いながら、若干拗ねてる感じもしますね。

片や、大好きな先輩との距離感が分からなくなり

片や、幼馴染への好意に気づき

片や、自分に好意を持ってくれる後輩と距離を置こうとしている

微妙になった三角の関係のまま夏休みへと入っていきます。

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気温28度

照りつける日差し

汗ばむ肌を撫でる風

夏休みが始まる

複雑な人間関係とは全く関係ない季節のナレーションでの締めはあだち充風味を感じる・・・

心理描写を敢えて事細かく説明せずに、読者に想像させるところに凄く風情を感じます。

あだち充先生の言葉じゃなく行間を読ませるという感じまでは流石にないですが、少年漫画のラブコメを呼んでいてあだち充っぽいな~と思ったのは多分初めてです。

まあ、それは置いといて、

雛ちゃんに勝ち目が出てきた――――!!!!!!

ということで、今週のマイフェイバリットは雛ちゃん!

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うむ、可愛い!

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Dai

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