「アオのハコ」は読み切りの時から好きな作品です。
読み切りの時からぶっちゃけ千夏先輩に一目ぼれ。少女漫画みたいに線が細く、綺麗な絵。雛もそうですが女の子が凄くかわいいです!
今どき珍しいド直球青春ラブコメ。モヤモヤっとした湿っぽさではなく、カラッとした気持ちよさが感じられます。
インハイ予選のメンバーとして大喜と針生先輩がダブルスを組むことになりました。恋敵(勝手に認定)とのダブルス!!しかも笠原との会話の中で千夏先輩が好きなことがばれてしまうという最悪な事態!!
という針生先輩が本当に恋敵なら滅茶苦茶ギクシャクしそうな二人の関係ですが、実際には部活の良い先輩、後輩の関係でした。
針生先輩は厳しくもしっかりとしたアドバイスを送る面倒見の良い先輩ですし、大喜は恋敵のはずの針生先輩を一人のバドミントン選手として素直に尊敬しています。
大喜の嫉妬せず、いじけたりもしないところが雰囲気を重たくしすぎないんだろうなと思います。あと、千夏先輩も好きだけどそれとは別でバドミントンも好きというところが非常に好感が持てます。
針生先輩は初登場の時から「良い人なんだろうな」と思っていたので、今回の話で「ああ、やっぱり(笑)」と思いました。
この顔ですら悪い人には見えなかったのは流石に贔屓目かな?(笑)
先輩グループの会話に巻き込まれた大喜。針生先輩が大喜を自分のペアとして紹介する際に、最初は実力が足りないと茶化しながらも「こいつは強くなる」と太鼓判を押しました。
さてはツンデレ属性持ちだな・・・!!!
何か針生先輩がどんどん好きになってきた私。
そんな針生先輩の話を聞いて千夏先輩が一言
ん可愛いいいいいいい!!!!!
身近にこんな先輩居たら絶対勘違いしてたな。まあ、いても会話できてないんだろうけど。
周りに聞こえないように、大喜にだけ伝えているところが気配りができてて素敵ですね。
針生先輩には彼女がいることが分かり、恋敵でも何でもないことが判明。ライバル不在となりましたが、今後もライバルは出さないのかな? 私は三角関係大好き人間なので、アオノハコの反応を見ていると男だろうと女だろうと対抗馬が出てくることを嫌がる人が意外に多く、少し困惑しました。これがジェネレーションギャップなのか・・・!!!(ちがう)
恋のライバルを増やさないとなると、恋愛方面では展開させにくそうだけどどうするんでしょう。スポーツ方面に進めていくのかな。個人的にはあだち充作品のようなバランスで行ってくれると嬉しいです。