昨日の記事ともつながっているかと思いますが、
富澤プロデューサーが新規層獲得と過去作の移植についてつぶやいていました。
ユーザーからの「新規層を取り込みたいなら、過去作の移植を!」という話に対して
今までのインタビューでも、ひしひしと感じましたが、
富澤さんは従来のテイルズが排他的なものになっていると感じてるんだなと思いました。
だからこそアライズでは従来のテイルズをある程度変えていこうと。
そして、移植に関しては新規層を取り込めるものではないと認識。移植はあくまで新作で新規層を取り込んで過去作にも興味を持ってもらってからのものだと。
つまり商品のビジネスモデルとしては
新作で新規層を獲得⇒移植で過去作もプレイしてもらう⇒次の新作で新たな新規層を・・・の流れ
過去作の移植ばかり出しても、新たな市場を開拓しないと縮小していくだけということでしょうか。
また、移植は海外展開もセットで考えないといけなくなったので容易にはできないとのことでした。
Falcom好きとしては、移植ってそんなに大変なんだと少し驚きました。
なんせFalcomは主に軌跡シリーズを毎年といっていいくらい移植するので(笑)。
しかし、新規層を取り込むために新規に開かれた空気を作る⇒そこから過去作の移植に展開する、は少し疑問。
過去作に興味を持つと言うことは、新作との関連性、共通点が大きいものに惹かれると言うことなので、空気が変わった作品で新規を取り込んでも過去作に興味を持つかな、と。
Falcom好きなので、Falcom作品の話の引用ばかりですみませんが(笑)、軌跡シリーズは新作を出すたびに過去作へのニーズが高まるため次々に移植を出しているようです。
軌跡シリーズなんてテイルズシリーズよりよほど排他的なはずですが、その分シリーズの繋がりが強いので過去作にも興味を持たれるんだと思います。
まあ、何が言いたいかというと、アライズで興味を持ったユーザーがアライズ以前の作品に興味を持つのかな、ということです。
何なら商売的には移植は海外だけに注力した方が利益は出るのかも・・・流石に叩かれるか(笑)。
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