これは、恋愛ものとして見るのが正解だったのか?
というわけで、5話の感想です。
これまで以上にツッコミどころが多すぎた・・・。
批判的な感想です・・・。
奈々子が歌の練習を本格的に始め、文化祭で急遽披露することになります。
奈々子の歌の練習方法として
①歌の上手い(専攻している?)先輩と練習する。
②歌をネットに上げてネットの反応から改善していく。
・・・まず、①の練習方法ですが・・・
それで上手くなるなら、今まで何やってたんだ!?
今まで、何やったって音程取れないんじゃなかったのかよ!河瀬川が言ったように全く歌に本気じゃなかったんじゃないか・・・?
あと②に関しては、少年Cという名で10年後(現在)では実績があるようなので何も言えませんが、2008年で上手くいくのか、と。
youtuberどころかスマホもぎりぎり出てないような時代で、ネットの視聴者数が今のように多くない時代だと思います。そのような中で有益なアドバイスがどれだけ得られるか?というか、奈々子と恭也だけで有益な情報だけ抜き出せるのか?
②の批判は細かいのかもしれませんが、何にしろ上手くいったことに説得力がない・・・。いかんせん、協力している恭也が歌の専門家でもないというのが・・・。
いや、恭也の中では上手くいく説得力があるのか。奈々子は10年後に成功している歌手だもんな・・・。
あと、ライブで披露した曲が「Godknows」というアニメのライブシーンでも伝説になっている曲を持ってきて、「良いライブ」として演出しようとしているところも・・・まあ(笑)。どうしてもハードルが上がるのは避けられないので他の曲を選曲できなかったのかな。
恭也と亜貴がキスしているところを奈々子が呆然と見ているところで終わった5話。
奈々子は分かるけど亜貴がそんなに恭也に惹かれるところあったっけ・・・。
そして恭也くん・・・大学生の男として考えても流されすぎだと思うのに、君、実際には10歳年上なんだよ?もうちょっと脇堅くできない?実年齢で考えたら、周りから白い目で見られる年齢差なんだよ?
今後は本格的に恋愛方向に進んでいくんでしょうか?メインの女の子3人は可愛いので、そっちに行ってくれた方が面白いかも・・・
このブログでも散々突っ込んできた、タイムリープした意味。恭弥が考えるその意味は、「周りの才能豊かなメンバーが凄いものを作ることを実現させるため」らしいです。
その才能豊かな彼らが将来大成するためにも挫折するのは必要なのでは、とか、そもそも恭也が関わらなくても将来クリエイターとして大成しているのでは、とか色々思うところはありますが、1番強く感じるのは・・・
そもそもは恭也が凄い世代と一緒に制作したいという想いが一番なんだろ・・・
自分の願いを人のための行動に置き換えちゃダメなんじゃないかな・・・。
他にもツッコミどころが多かった。
文化祭のステージで、恭也が奈々子をドタキャンした歌手の代役で出そうとしたとき、責任者のような先輩が
「下手なことをすればステージを壊す可能性がある。覚悟が必要だよ」
と恭也に言っていましたが、いや覚悟するのは責任者であるあなただろ。
責任者の先輩が断れば奈々子はステージの上には上がらないわけで、なんで恭也がステージの出来に対しての覚悟を負わなければいけないのか・・・。
とマイナスな面ばかりに目が映るのは
①せっかくの芸大要素なのに具体的な技術論が全然出てこない。⇒説得力がない
②普段から恭也が人生の先輩として、周囲のメンバーに接しているように見えない。(都合の良いときだけ、先輩面してる)
③失敗することも大事な経験になるはずの学生での課題で、恭也のサポートが必須とは思えない
④そもそも未来10年分の経験を活かしサポートして、自分に好意を持ってもらうのはずるじゃね?
というところで、物語の根幹のはずの「10年分の経験を活かして芸大のメンバーをサポートする」というところに全く面白みを感じないからだと思います。
何度も言っていますが、せめて恭也が10年分の未来を知っていることに引け目を感じるシーンがあれば、もう少し感情移入できるんですが・・・。それか普段から実年齢は自分の方が年上だと自覚して周りに接するか・・・。
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