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チェンソーマン教会の信者が契約していたのは正義の悪魔ではない。
契約したのは火の悪魔。
火の悪魔には二つの力がありました
それが火の悪魔の能力・・・!!!!
いや、火、関係なくない?
契約者が炎を出せるとか、熱を与えられるとか、サーフィンできるとかじゃないんだ。(最後は特定の火の能力者の特徴)
「火との契約」を火を儀式などで使う神聖な火としてイメージしてるんでしょうか。その辺り、私の知識が疎いので、よく分かりませんが・・・。(タツキ先生の前作と関係あるのかな?)
火の悪魔との契約は中国カナダ支部(中国とカナダの支部?)の大規模合同結婚式により結ばれる仕組みになっているとのこと。まず、海外にも支部があったのかという驚きがあります。チェンソーマン教会は日本だけだと思っていましたが、意外に広まってたんですね。
突然出てきた火の悪魔、火の悪魔による意外な能力、チェンソーマン教会が海外にも広まっているという事実。予想外なことが多く、読んでいて、少し戸惑う部分もありました。絶望とかスリルを味わうよりも話を理解するのに困惑する気持ちの方が先にきましたね。
とりあえず、珍しく汗を浮かべて焦っている22歳(23歳?)さんが可愛かったです。(急な結論)
信者をチェンソーマンにする。チェンソーマンになった信者は力に呑まれて暴れまわる。未曽有の大暴動が世界で起こる。
キガ姉さんたち何故こんなことをするのか?
その目的は現れることが予測される超最強の魔王、死の悪魔を倒すためでした。
その目的を達成するために、世界中でチェンソーマンと戦争への恐怖をあおり、二人の力を大幅に上げる手段を講じたようです。
やはり、死の悪魔が出てきますか。はるか昔からの人間の恐怖の対象なので、どこかで出てくるだろうなとは思っていましたが・・・。話の内容とあまり関係ない余計な疑問ですが、恐れる対象の「被り」がちょっと気になります。例えば銃の悪魔への恐れは、銃を使用した際の「死」への恐怖も含まれると思うのですが・・・その場合は銃と死のどちらに力が行くのか・・・どっちもなのかな? まあ、どうでも良い疑問です。
それにしても、キガ姉さんたちの多くの人類を犠牲にしながら人類を救いたいという矛盾が凄かったですね。どう見ても人類を破滅させてやろうとしてるようにしか見えない。この人類総チェンソーマン化計画発動だけで何百万人犠牲になるのやら・・・。ただ、キガ姉さんたちのいう人類は個別の人ではなく人類という生態系のことを指しているのかなとも思いました。人類という生態系が絶滅しないのであれば、「人」がいくら死のうと関係ないというのは確かに納得はできるかもしれません。人からすると全くありがたくない救済ですけども。
キガ姉さんたちが選択した手段は、倫理的にも勿論理解しがたいですが、論理的にも、戦争への恐怖をあおるというのがあまりピンときませんでした。今のところ怖いのは無差別な暴動であり、国同士の喧嘩である戦争ではないような気がしますが・・・。(恥ずべきことに)チェンソーマン発祥の地である日本に対して、他国が責任を追及し、攻めてくるということもあるんでしょうか。それは、確かに、地獄ですが、突発的に悪魔が暴れる現在の地獄と比較して、そんなに変わらないような気もしてきますね。(チェンソーマンの世界こそ地獄)
ということで、今回はここまで!
人間が全員、チェンソーマンになる。悪魔になるという最悪の事態。
これがチェンソーマンになる=デンジになる、ならまだ良かったのですが・・・いや、それも地獄だな(ひどい)
物語が大きく動いた話だけあって、足りない情報や整理されてない情報もある印象でした。その辺りは次回でもっと詳しく説明されるのかな?
ちなみに・・・上記で全く触れませんでしたが、アサちゃんは吉田を殺したと思います。(あっさりと予想)