モテ無さそうでチャラくない男が良いというマリちゃん。
マリちゃんの男の趣味にちょうど私が合致していて、ドキドキします。
打算もなくカッコよく助けてくれた関君を「怖い」と思ってしまうマリちゃん。
これは・・・単純に嫌われるよりもきついなあ。
ポンの「人種が違う」というセリフは脈無しを意味する最上級の言葉なのかもしれません。
さて、関君は陰キャを演じていたことを、
と弁明。最初にここを読んだとき「そうだったっけ?」と私はちょっと引っかかりました。
でも、ここ最近の話を思い返すと、
①関君はマリちゃんを放っておけないけど自分のキャラじゃ近寄れない。
②ポンの助言通りに陰キャを演じてマリちゃんに接近した。
という流れであり、
確かにマリちゃんのためを思って陰キャを演じていたことに嘘偽りは無さそうです。
じゃあ、何で違和感あったのかなと考えると、下心がなかったという理屈が成り立つのは恋心がない場合だから、だと思います。
マリちゃんの方も、実は彼女が求めていたのは恋人ではなく、自分を助けてくれる人ではないかという話が出てきましたが、「恋愛代行」というタイトルに恋愛が入ってきてる作品なのに主人公とヒロインの関係の焦点が段々恋愛から離れているように感じます。
マリちゃんは自分を助けてくれる人を望んでる。関君はそんなマリちゃんを助けたいと思っている。
・・・この二人の関係を恋愛関係に持っていく必要あるかな?という疑問が私には浮かんできます。
でもタイトルに「恋愛」が入っているのだから、この二人が恋愛をすることは確定事項。その辺りの食い違いが、この作品を読んでいるときに無意識に感じている引っかかりなのかなあと思います。
コンちゃんは、前金分は損するけどここで恋愛代行との関係を切るか、それとも関君以外の他の男性を狙ってみるかを提案。(意外にちゃんとした仕事をする恋愛代行)
マリちゃんが示した関君以外に気になる男の子は・・・
う~ん。
う~~~~~ん。
悪くないと思う(ここ最近、ポンへの評価が上がっている人)
まあ、ポンを選んだ理由は「浮気できなさそう」と同じくらい男として屈辱的なものでしたが・・・
ポン、良い奴だけどなあ・・・
ルックス? まあ、それは・・・うん。 痩せればワンちゃん・・・。
さて、女性陣が既に他の男に目移りしているという薄情な展開の中、一途な男たちは大逆転を狙うために直接顔を合わせることになりました。「人種が違う」という絶望的な状況の中、一発逆転の策はあるのか!
ということで、今回はここまで!
あれ? 展開早いな?というのが今回の正直な感想。
関君の仮面が剥がれる展開は絶対に来るとは思っていましたが、もうちょっと仲が深まってからだと思っていました。意外にあっさりきましたね・・・。
もしかして、恋愛代行はあくまでポンとコンが中心。マリちゃんたちをくっつけたら、今度は他の人の恋愛相談を受ける流れになるのかな?
でも、マリちゃんと関君のキャラが立ちすぎてなあ・・・その展開だと次の依頼人のキャラが苦労しそうな気がする。
色んな意味で今後の展開が読めないです。
|