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恋愛代行 第14話 感想 陰キャの深淵は簡単には覗けない。

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陰キャを知ろう!

関君が第二漫研に来た理由は、陰キャを知るため。

自分とは違う種類の人間を理解し、受け入れることで内面を磨いてからマリちゃんに再アタックしようという目論見です。

正直、その方法でマリちゃんを落とせるイメージがあまり湧きませんが・・・まあ関君とノブ子ちゃんのペアが好きなのでこの展開は良し!

そもそも根は超素直な関君。陰キャ、陽キャという区別自体が人間関係に壁を作ってるのでは?と正論を主張していました。しかし、ポンの「人間という生き物は注視しなければ知覚できないものもある」の言葉も正論。

一度、自分の中にはない正論に従うのもアリですね。

さて、自分とは違う区別をされた人間を知るのであれば、第二漫研はうってつけの場所です。

何故なら・・・

出典:「恋愛代行」 赤坂アカ 西沢5ミリ 集英社

オタクの中でもハブられた者たちの部だから!

まあ、最近のオタクの中にもやたら人間関係に強い陽キャのオタクもいますからねえ・・・会社の飲み会で平気で50代の上司にアニメ話をふる同僚に愕然としたことがあります。

ちなみに推しの子でも出てくる東京ブレイドの先生もこの部の出身とのこと。推しの子と世界観繋がってるのか・・・そして、あの先生の出身ってことでこの部に対する確信が深まりました。

さて、学校の中でも程度の高い陰キャたちの巣窟で何が聞けるのか・・・。

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陰キャの深淵は深い・・・

積極的に話しかけたい関君ですが、怖がられているという自覚はあるため、顔見知りで自分に対してある程度心を許しているノブ子ちゃんから話を聞くことにします。

・・・こういうところ、空気は読めるんだよなあ。

出典:「恋愛代行」 赤坂アカ 西沢5ミリ 集英社

ちなみに、ノブ子ちゃんは絶対に脈あるよね?

関君・・・もうノブ子ちゃんで良いんじゃないかな? 

マリちゃんみたいな面倒くさ・・・複雑な子よりも。

それは置いといて、ノブ子ちゃんが何故第二漫研を選んだのか聞いてみると・・・

出典:「恋愛代行」 赤坂アカ 西沢5ミリ 集英社

ほうほう・・なるほどリセットですか・・・フムフム。

うん。ノブ子ちゃんみたいな危うい子が「リセット」って言うと人生というゲームからのリセットかと思っちゃって怖いからやめてほしいです。

勿論、ノブ子ちゃんはそんな意図で発言したわけではなく、あくまで人間関係のリセットと言う意味でした。

周りの女の子はみんな仲良くしてくれる・・・自分という陰キャで暗くて臆病でダメな私をずっと許してくれる。そして、自分のやらかしの蓄積だけがこのグループに残っていく・・・それを都度みんなが許してくれるのも心苦しい。

ノブ子ちゃん「そうだ!一旦全部リセットしよう!」

そうして、仲の良い子たちとの接点を全部消すノブ子ちゃん。

出典:「恋愛代行」 赤坂アカ 西沢5ミリ 集英社

これが陰キャの思考・・・!!!!

いや、陰キャの中でも特殊じゃないかな!?

やべえ・・・外見が垢ぬけたことで、心も陽キャになっているかと思いきや、ノブ子ちゃんの陰キャの深淵はそんな浅いものではなかったか・・・

もっとやばいのは何かって、この部の部員はノブ子ちゃんの考えに共感しているということ。比較的まとも寄りの第二漫研の部長ですら「気持ちは分からなくもない」と言います。

この部の陰キャのレベルが高すぎる!

果たして、関君は陰キャを理解できるのか!?

そして、このレベルの陰キャを理解できたとして、マリちゃんのハートをつかむことにつながるのか!?(そもそもの疑問)

ということで、今回はここまで!

いや~・・・私も陰キャですが、流石にドン引きですよ。

リセット癖ってなんだよ・・・仲良くない人と距離を取ることはありますが、仲良い人との接点を完全になくすなんてことは私でもしな・・・・

・・・・・・・・・・

そういえば、中学、高校、大学と数少ない仲の良い人たちとの連絡先、卒業のたびに私は消してきたな・・・

あれ?・・・もしかして私・・・第二漫研と同レベル・・・?

Dai

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