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恋愛代行 第3話 感想 人間みんな不安定型でしょ?・・・・え、違うの?

安定型になりたいと思う一方で、なれた自分を気持ち悪いとも思う私のひねくれっぷり。

出典:「恋愛代行」 赤坂アカ 西沢5ミリ 集英社

この子・・・助詞とか動詞とか全部無視して会話しやがる! 日本語への冒涜だぞ!

「社長」と「給料」という単語を交互に連呼していくコンちゃん。

いや、最後の方は給料の割合の方が多くなってるな・・・

10代くらいの女の子が借金取りみたいに金を要求してくるところ見ると・・・世も末って感じで怖いですね。

出典:「恋愛代行」 赤坂アカ 西沢5ミリ 集英社

ブラック企業というよりは闇組織のドンっぽいな・・・・。人とか平気で殺しそう(偏見よくない)

キャラが濃厚な社長に給料を要求するコンちゃん。

そこで大嫌いな同じ恋愛代行のポンと出会います。

この二人、お互いに嫌ってるのかと思いましたが、コンちゃんから一方的に嫌ってるみたいですね。

ちなみに、給料を直接貰いに来たのはコンちゃんが口座を開設しないからのようです。

なんて、はた迷惑な。

カードとスマホで十分なキャッシュレスの今の時代。無駄は省いた方が生きやすいですよ?

私も余計なものは持たないようにしてます! 

だから、恋人も持たない!(できない)

出典:「恋愛代行」 赤坂アカ 西沢5ミリ 集英社

それにしても・・・ポンは結構いいやつですね・・・

自分を嫌ってるコンちゃんにも、愛想よくアドバイスしますし、会社の掃除も率先してやりますし・・・

少なくとも今のところはコンちゃんより印象は良いかな?

裏の顔がどうなってるか知らんけども(漫画の人の好さそうなキャラはまず疑う人)

出典:「恋愛代行」 赤坂アカ 西沢5ミリ 集英社

ちなみに、この会社は代行会社。

掃除、家事、運転・・・なんでもするみたいです。

恋愛代行だけじゃないんだなあ・・・まあ、あんな胡散臭い代行に引っかかる奴なんてそうそういないから、あれだけじゃ商売成り立たないか。(突然の麻理ちゃんと関君ディス)

ここで、私が一番びっくりしたのは告白代行業というものが既に存在しているということ。

・・・ジャニーズとかアイドルの子を使って代わりに告白を成功させるとかいうやつですか?(多分違う) 成功率は100%になりそう。その後、依頼者との付き合いが続くかは知らんけど。

それはともかく、恋愛代行においてはコンちゃんとポンは2TOP!

なんなら、ポンの方が業績は良いみたいです。

コンちゃん「・・・こんなキモデブが私より業績良いなんてありえない・・・」

出典:「恋愛代行」 赤坂アカ 西沢5ミリ 集英社

・・・予想以上にしょうもない理由で憎んでた。

プライド高いな、コンちゃん。・・・常に人より上に立ちたいという考え方を見ると、意外に自己肯定感は低いのかな?

攻撃的な姿勢を隠さないコンちゃんはポンに宣戦布告します。

「いつか、その化けの皮剥がしてやる!」

対して、ポンは

「ホホホ。捕らぬ狸の皮算用とは正にこの事ですな」

出典:「恋愛代行」 赤坂アカ 西沢5ミリ 集英社

コンちゃんは頭は良いけど、ちょっと頭が残念な感じかな・・・

この二人、おそらく同級生だと思いますが、反抗期の妹を上手くいなしてるお兄ちゃんっぽくも見えてなんかほっこりする・・・。

さて、こんな風にポンには軽くあしらわれてるコンちゃんですが、かつては1つのクラスを丸ごとクラッシュするくらいのモテ具合だったようです。

出典:「恋愛代行」 赤坂アカ 西沢5ミリ 集英社

まあ、可愛いもんね、コンちゃん。

今は被り物の服を着てるからマスコットみたいに見えますが、普通に制服を着たらそりゃあもう女性としての魅力で周りの男はデッレデレなんでしょう。

そういえば、私が小学生のころ、転校してきて半年くらいでクラスの男子を全員惚れさせてた女の子がいたなあ・・・。あれは凄かった。30分もあれば、初対面でも、どんな男とでも仲良くなれる子だった。あれも才能なのかな? 別のクラスだったので詳細は知りませんが、案の定クラスはクラッシュしたみたいです。男子全員に告白されたとか聞いたなあ・・・真相は知らんけど。

ま、私は大丈夫でしたけどね! その頃、恋愛は男から好きになっちゃダメだって思ってた硬派でしたし!(あの時、拗らせといてよかったあ)

話は戻って、異性から好かれる才能が高かったからこそ、恋愛代行を天職だと思ってるコンちゃん。

プライドは高いですが、顧客とはしっかり向き合ってるようで、仕事ぶりも真面目・・・

なんですが・・・麻理ちゃんとは異性に対する姿勢が真逆すぎて考えが合いません。

出典:「恋愛代行」 赤坂アカ 西沢5ミリ 集英社

異性に関わることに緊張する初心な麻理ちゃんと、異性のことをおもちゃだとしか思わない悪女のコンちゃん。

どちらが好ましいかと言えば圧倒的に前者なんですが、実際に二人がいて私がどっちに惚れるかといえばコンちゃんなんだろうなあ・・・

悲しき男の性よ・・・(ただの馬鹿ともいう)

しかし、麻理ちゃんは基本目立つ人間で、公で人前に立つときは堂々としてますよね。

そっちは何でできるんです?

出典:「恋愛代行」 赤坂アカ 西沢5ミリ 集英社

え・・・パパとママ?

何で急に・・・。

人前に立つことと、それ関係あります?

「みんな私に立派であれって言ってくるしさ」

あ・・・うん。

「失望されたら私なんて終わりだし!」

・・・・・・・え~と

出典:「DEATH NOTE」

いつか、つぶれるパターンだ!この子!

人の期待に応えるだけの能力があるからこその雁字搦め。

いつか自分の能力を超える壁に出会った時に壮大に挫折しそうですね・・・

・・・その時の麻理ちゃんの曇り顔を見てみたい!!!(オイ)

やっぱり、アーリャ姫とちょっと似てるなあ。

少しアホのアーリャ姫というか(失礼)

この麻理ちゃんの考え方はあれですね・・・

出典:「恋愛代行」 赤坂アカ 西沢5ミリ 集英社

そう、アンビバレントアタッチメントですよ!

よく知ってたなあ・・・流石、コンちゃんだぜ!

・・・で、どういうものか説明して?(知らないなら知らないと言え)

心理学の理論には恋愛関係における人の傾向を4タイプに分けることができるとのこと。

その中で、麻理ちゃんは不安定型。

他人から見放されることに異常な恐怖を持っており、他人に過剰に期待してしまうタイプとのことです。

出典:「恋愛代行」 赤坂アカ 西沢5ミリ 集英社

え、そうじゃないの?(私も不安定型)

ここ、麻理ちゃんが人よりおかしいというオチのはずなのに、麻理ちゃんに共感してしまって上手く笑えなかったぜ・・・

この不安定型は人への依存が強い分、裏切られたら一転して嫌いになる傾向もあるようです。

好きが転じて嫌いになるってやつですかね?

出典:「恋愛代行」 赤坂アカ 西沢5ミリ 集英社

このオチも笑えなかった・・・

共感してしまって・・・

だって・・・自分を好きでいてくれなかったら、その人は敵でしょ?(戦争が始まる考え)

このシーンで麻理ちゃんに共感してしまって、麻理ちゃんへの好感度が滅茶苦茶上がった私は大分危ういな、と自分のことながらに思いますね。致命的なのは麻理ちゃんのような容姿もない・・・やめよう、自己肯定感を高めよう!

しかし、コンちゃんはやっぱり物知り! 麻理ちゃんもコンちゃんへの信頼を高めます!

「私 コンがいてくれなきゃ 何もできない!」

だから、それが依存なんだって・・・

ちなみに、さっきの4タイプでコンちゃんは・・・

出典:「恋愛代行」 赤坂アカ 西沢5ミリ 集英社

愛情を軽視する女の子のほうが、男心を弄べてしまうというのは皮肉・・・

まあ、性別逆にしても同じなのかな。

遊び慣れてる男はコンちゃんのように異性をおもちゃと思ってる(はず)だからダメなんですよ!私みたいな純情な人間じゃないと・・・。それはそれとして、付き合ったらどっちが楽しいかと言われたら絶対に遊び慣れた男でしょうけどね(残酷な現実)

ということで、今回はここまで!

1話では「麻理ちゃんが主人公じゃないってどういうことだー!!!」と思いましたが、3話を読むと確かにコンちゃんが主人公ですね。話の主導権を握ってるのがコンちゃんって感じがします。

ポンも良い奴だなあと思ってきましたが・・・でもこの二人がラブコメするのは想像つかないな・・・。それともそういう話の方向ではないのか・・・?

全く需要ないと思いますが、恋愛の4タイプで、私の傾向は基本不安定型の表向き回避型だと思います。

出典:「恋愛代行」 赤坂アカ 西沢5ミリ 集英社

基本的に他人を重く見ますが、麻理ちゃんのように期待に応えられるだけのスペックがないので、それならばと他人を遠ざける人間・・・かな?

分析できたところで、希望を感じないんですが・・・アハハ、悲しくもないのに涙が出てきちゃった♪


Dai

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