カシマさんの話をがっつりやられたら泣く自信あるなあ・・・
こっわ・・・
SFを凌駕するホラー。
技術の極致とオカルトであればオカルトの方が強そうですね・・・。
どちらかといえばオカルトの方が理解できない力なので、私の感覚的にも合っていますが。
本当に死んでるって。大量虐殺しちゃってるって。
ここまで一方的に蹂躙されると流石に宇宙人たちにも同情・・・しねえなあ。
今まで散々彼らの悪行を見てきましたからね。
「ざまあみろ」の感情の方がデカいですわ。私、聖人でもないし。
オカルンたちは宇宙人の脅威から完全に逃れることはできましたが・・・
代わりにもっとやばい脅威が目の前に現れます。
一難去ってまた一難!
宇宙人との戦いで疲弊しているうえに、カシマさんに対しては対抗策すら思いつかないぜ!
モモちゃんは元々は自分が悪いという罪悪感もあり、最初から反抗する気はない様子。
それに対してオカルンはモモちゃんを庇うために必死に前に出ようとします。
ここのオカルンは好きな人を守るために男気を見せていますね・・・見せてはいるんですが・・・
うん。モモちゃんの言う通り少し黙ってようぜ!
オカルンは相手を無闇に挑発して状況を悪化させようとしか見えなかったので、正直ちょっとイラっとしましたね。まずモモちゃんが交渉しようとしてるんだから、そこを邪魔するんじゃねえと。
しかし、このオカルンの行動がカシマさんのある記憶を呼び起こします。
やめろ・・・そういう演出に年々弱くなってるんだ、こっちは。
カシマさんの青春時代・・・なのかな。
このように、まばゆいばかりの青春を過ごした彼女が、今は暴力をふるうだけの怪異になってしまったという事実がどうしようもなく悲しいです・・・。
そんな彼女がオカルンたちにかつての自分を重ねたうえで、見逃していきました。
自分が失った青春を得ている彼らを妬ましいと思うよりも、この輝きを壊したくないという思いの方が上回った。これは彼女の中にはまだ幾ばくかの良心があるという証明なのか・・・
そして、守りきれた東京。
町は何事も無かったかのように元通りになり、オカルンは仲間たちと感動の再会を果たしました。
まさに大成功! HAPPY END!
・・・婆ちゃん、マジで出てこなかったな!(地味に驚き)
ということで、今回はここまで!
結果的にはオカルンたちの大勝利になったわけですが、宇宙人との戦いで何が勝敗の決め手になったのかなと思うと・・・怨みなのかなと。
オカルンたちはバモラの無念を知り、宇宙人たちに対する抵抗を強めました。
最後に宇宙人たちに止めを刺したカシマさんも過去の自分の怨みを宇宙人たちにぶつけました。
前回も言いましたが、宇宙人たちの蛮行で散々積み重ねてきた相手の怨念が、最後に返ってきたように感じます。
因果応報・・・という言葉をあらためて考えさせられる話でしたね。
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