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委員長にオンブスマンの霊が憑いた原因が分かります。
霊の正体は川番河 舞。
彼女は委員長が隣にいないオーディションに緊張してしまい動けなくなってしまいます。それを見かねたお母さんが委員長に電話をかけて今からオーディションに出てくれないかとお願い。祖母の合意も得られて、オーディションに出ることを決めた委員長。舞ちゃんのお母さんが舞ちゃんと一緒に委員長を迎えに行った際に・・・事故に遭い、舞ちゃんはそのまま委員長に憑りついたと・・・。
委員長の責任はほとんどないように感じました。オーディションを断ったのは自分の母親と祖母のため。当日に委員長を誘ったのは舞ちゃんのお母さん。事故を起こしたのは舞ちゃんのお母さんの車。委員長の”罪”と言える部分が全くないですね。
正直、委員長がとばっちりを受けたようにも感じます(ボソ)
委員長の話を聞いてちょっとだけ肩透かしを食らった気分でした。あれだけ罪悪感を抱えているのなら、相応の背景があるのだと思っていたので・・・まあ、人の罪の感じ方は人それぞれかもしれませんが。
ただ、今回の過去回想、当たり前ですが舞ちゃんの主観が一切ないため、舞ちゃんが当時どのような感情を抱えていたのかがよく分かっていません。また、事故の詳細も分かりません。
オンブスマン(舞ちゃんの霊)と向き合う中で、そこが明らかになってくるのでしょうか。
舞ちゃんの心残りはオーディションだと予測していましたが・・・なんとなく、そう単純でない気もするなあ・・・特に根拠はないですが。
臆病なオンブスマンを引き出すためにオカルンたちが向かったのは学校。学校の方が霊が多く、オンブスマンも出てきやすいためです。そこに、用意したのは、
完全に時代錯誤なロックシンガーと
祭りでしか見ないような山車。
ミスマッチにもほどがないかい? 逆に新しいエンターテインメントの出現を見てるみたいで、ちょっとワクワクしてきた自分もいます。
この二つを用意したのは次のような手順で除霊するため。歌でオンブスマンの霊を出し、ついでに学校中の霊が引き寄せられる。学校中の霊をかわしつつ舞ちゃんの事故現場を通って、オーディション会場まで走る。そして、舞ちゃんの未練を晴らして成仏する!
うん・・・学校中の霊に追われるって部分要ります? その部分がこの除霊の難易度を格段に跳ね上げてる気がするんですが。学校の方がオンブスマンの霊を出しやすいからという理由があるのは承知ですが・・・一回、事故現場で舞ちゃんの霊を呼び出せるか試してからでもよかったのでは?
まあ、人が定期的に亡くなるわけでも無い学校の霊ならそんなに大したことないですかね? 今回はオカルン、モモちゃん以外におばあちゃんまでいるわけですし、楽勝かな!
・・・こいつは、ロックな霊がでてきやがったぜ・・・
すげえ・・・RPGの終盤に出てくるボスみたいな霊が現れやがった。もしくは召喚獣っぽい。ちょっと格好いいかもしれない。
学校の霊がここまでおぞましい姿をしてるとは。私のように学校に対する強烈な(逆)怨みを持ってる人って意外に多いのかしら・・・。やっぱりこんな霊を生みだす学校って潰すべきですよね!(超極論)
ということで、今回はここまで!
滅茶苦茶騒がしい除霊が始まってしまった・・・
霊を祓う時も、シリアスな戦闘の時も、アトラクションっぽい楽しみ方になってしまうダンダダン。除霊でホラーなドキドキ感よりも、絶叫マシーンに乗るようなドキドキ感を味わえるのはこの作品だけではないかと思います。
しかし、それが面白い。