呪いの力に頼らずに、暴走する頭間、もといアンブレボーイに立ち向かわざるおえないオカルン。
呪いの力なしで敵に向かっていく戸惑いと恐怖が読んでる私にも伝わってきました。
「セルポも警官も歯が立たないのに、生身のじぶんにかなうわけないだろう!!」
オカルン・・・
宇宙人のセルポとただの警官を並列に扱ってることに違和感を感じるぜ。
あの警官を「ただの」と言っていいかは分からないけども。
話は変わりますが、この警官。オカルンが戦闘に参加してきたときに「子供は下がってろ!あぶねえぞ!」としっかり忠告してくれたところは、好感度上がりますね。
さて、警官、セルポ、オカルンがアンブレボーイに苦戦している大きな理由の一つに、圧倒的な機動力の差がありました。
セルポ曰く、アンブレボーイは空気の抵抗を利用して、傘の開閉の衝撃で空中を高速移動しています。
つまり、空気が無くなれば奴の動きを止められるということ!
ナイスアドバイスだ!セルポ!
よし!宇宙空間で戦うか!
息できなくてこっちも死ぬがな!(そもそも宇宙に行けない)
じゃあ、セルポのナノスキンでジェットパック作って空中対決だ!というアイデアも。
あっけなく失敗。
セルポよ・・・「わー」は可愛すぎるぞ。
空中で勝負を挑んでも機動力に差がありすぎます。そもそも、空中を高速移動中のアンブレボーイは空気を纏っているようで近づくこともできない。
アンブレボーイの戦闘の生命線はやはり空気。
そこでオカルンはあるアイデアを思いつきます。
セルポにヒータを作ってもらい、地表の温度を温める。
その上をアンブレボーイが高速移動する。
そうすれば・・・
風の強い日に傘なんて持ってちゃだめだぜ! アンブレボーイ!!!
・・・あれだけの高速移動に耐えれるのに、竜巻には負けるんだな、この傘・・・
という野暮なツッコミは置いといて! やっとアンブレボーイを地上に引きずり落とせました!
そこからはオカルン、警官、セルポでアンブレボーイを一方的にリンチ!・・・できるはずもなく、空中ほどではありませんが地上でもアンブレボーイの強力な攻撃を受け続けることになる3人。
この強さはアンブレボーイの強さなのか、それとも頭間の強さなのかはちょっと気になりましたね。
ボコボコにされる中、遂にオカルンが致命的な攻撃を受けてしまった!と思った次の瞬間
この作品の主人公が「萎える」と発するとき、高確率で読者は燃えるぜ!!!
ということで、今回はここまで!
力を使えないオカルンが、モモちゃんの戦いぶりを思い出し、途方もないことでも思いつくことはなんでもやってアンブレボーイに対応、最後には金玉を奪うという熱い展開!
ヒーターだけに熱かったですね!
・・・・
そんな茶番は置いといて、
ヒーターで対策する展開も良かったですが、あれだけ開けている平地で竜巻を起こすくらいに温度を上げられるヒーターって何? とちょっと違和感を覚えるところもありましたね。実際に竜巻を起こすにはそんなに温度差は要らないんだろうか・・・?
個人的にはアンブレボーイに一般人である警官が恐れずに立ち向かっているところの方が熱かったですね。やはり、大きな力を持つ敵に一般人が立ち向かう展開は面白い!!!
・・・まあ、あの警官を”一般人”と言っていいかは分からないですが。
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