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二宮金次郎。
薪を背負いながらも、本は手放さず、勉強するという模範的な学生の象徴。学校に彼の銅像を置いてあることが、「お前らは文句を言わず黙々と勉強だけすれば良いんだ!」と押し付けられてるようで子供の時の私は苦手でしたが、彼が尊敬すべき人物であることは確かです。
そんな存在が、
集団でグレて襲い掛かってきます。
仕事と勉強の毎日で息が詰まってたのかな・・・やはり日本の教育は見直すべきですね。
という冗談はさておき、前回出てきた校舎の巨人よりもこの小さい二宮金次郎の方がよほど厄介だということが判明しました。手爆発する薪をりゅう弾みたいに投げつけてきながら、四方八方から襲い掛かってくる二宮金次郎。「銅像が襲ってくる」、と言葉で表現すれば古めかしいホラーなのに、ダンダダンでその場面を読むと渋谷で大暴れしてる若者を思い出すのは何故だろうか。やっぱり二宮金次郎、グレてない?
それにしても、今回の作戦は中々にリスクが高いように感じました。
まず、婆ちゃんの台詞だと二宮金次郎や校舎の巨人は倒してはいけないようです。
校舎の巨人からオンブスマンを守った、という愛情がオンブスマンを成仏させるのに必要みたいですね。・・あれ? 校舎の巨人が出てきたのは、あくまでオンブスマンを引きずり出した際の副産物みたいな理解だったんですが、違うみたいですね。オンブスマンへの愛情を示すための舞台装置として重要なのか・・・。
相手を倒せないという制限がかかった状態で一番頼りになってるのは歌うことで結界を張り続けているヴィジュアル系バンド(死語?)の方々。その中でも一番重要なボーカルの人が、
吹っ飛んできた瓦礫に当たって負傷します。
・・・一番重要な存在を敵から一番目立つ場所に配置すれば、そうなりますよ・・・
ボーカルがいなくなったことで急遽婆ちゃんは委員長に歌うように命令。しかし、委員長は舞ちゃんのことがトラウマになっていて歌うことができません。・・・うん。
今回の作戦、色々と対応が行き当たりばったり過ぎねえかな!?婆ちゃん!
委員長も追いつめられていたとはいえ、こんなリスクのある作戦を急いで、雑にやる必要はなかったのでは、と思っちゃいましたね。 あまりにも拙速すぎるように見えました。それとも、委員長を強制的に歌わせるための演出なのかな・・・。舞ちゃんを成仏させるためには委員長に歌わせる必要があるとか・・・
オカルンたちは追い込まれ、遂には山車を引っ張っていたオッサンたちも脱落。「星子さああん!デートしてえ!!」と言いながら倒れ込んでいきます。
星子さん、もういい年だけど、それでも良いのか(ry
山車を引っ張るのは遂にオカルン一人に任せられます!
・・・前回、オカルン一人じゃ無理だって、オッサンたち言ってなかったっけな?
これ、意外と、かなりピンチでは?
ということで、今回はここまで!
ヴィジュアル系バンドにしろ山車引っ張っていたオッサンたちにしろ。
突然呼ばれたと思ったら、こんな命がけの仕事を任されるって可哀想ですね・・・。
婆ちゃん・・・ちゃんと謝礼はしてあげてね?あと、委員長もちゃんとお礼言ってね?