(URL:http://higehiro-anime.com/story/)
私が原作を読んだのは1年前です。
ライトノベルとしては斬新な設定と丁寧な心理描写にはまり、3巻まで一気に読みました。
アニメ化する際に明るい雰囲気にならないか心配でしたが、
ヒロインの言動に現れるインモラルな生き方がよく表現されており
原作の雰囲気がしっかり出ているなと感じました。
そんな1話の感想を書いていきたいと思います。
(URL:http://higehiro-anime.com/story/)
主人公の吉田が会社の上司の後藤に告白しますがあえなく玉砕。
同僚の橋本に酔って愚痴をこぼすところから物語が始まります。
つーか、後藤さん胸でかっ!そりゃ吉田も惚れるわ・・・。
飲みの帰りに電柱そばで座り込んでいる女子高生を見つけます。
吉田は酔った勢いでその女子高生に早く帰れと注意します。
しかし、女子高生はお金がないといい、軽いノリで吉田にこう言います。
「おじさんの家に泊めて♪」
女子高生を自分の家に上げるなんて普段では思いもしないことですが
酔っぱらってしまった吉田はつい家に入れてしまいます。
女子高生が泊めてくれた「お礼」をしようとしますが吉田はガキに興味はないといい
その代わり「味噌汁が飲みたい」とつい言います。
次の日、味噌汁の香りとともに吉田は起きます。
吉田は女子高生を家に入れてしまったことに激しく動揺し、追い出そうとします。
しかし、女子高生の話を聞くと見知らぬ男性の家に泊まり込んでいると聞き
(家にも帰れないとのこと)
その腐った性根を叩き直してやる!と自分の家に泊める代わりに働いて生活しろと言います。
この時、名前を聞かれた際に女子高生は「さゆ」と名乗ります。
(そのあと、さゆはしまったという顔をします。この辺りは原作の描写をしっかり再現!)
その後、吉田はさゆを泊めさせていることに少し後悔しながらも
さゆが普通の子供であるところに親心を抱き、少しずつ心を開いていきます。
(URL:http://higehiro-anime.com/story/)
この作品の魅力の一つにヒロインのアンバランスさがあると思います。
さゆは(現時点で)貞操的には緩いところがあり、悪い言い方をすれば「軽い女の子」ですが
家事は普通にでき、どことなく上品な振る舞いもします。(姿勢もいいですし)
あと割と素直で子供っぽいところもあり、そんな彼女が誘惑してきたりする
アンバランスさが何とも言えない魅力になっています。
(なぜ最初に何度も吉田を誘惑しようとしたかは、後々わかると思います。)
そんな彼女が吉田と暮らす中で家族にも似た親愛と年相応の恋心を抱いていくところが
見どころです。(ネタバレ?)
作品の内容的に、賛否両論あるかもしれませんが私は大好きな作品です。
上記のようなヒロインの雰囲気がよく出ており、良い1話だな~とおもいました。
次回も楽しみです!
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