放課後の聖女さんが尊いだけじゃないことを俺は知っている の2巻が10/20に発売されます。
私、今の関係が大事だって思うから。甘くて尊い、青春と恋の物語、第二弾
平凡な高校生の大和と、学校で”聖女”と呼ばれる孤高の美少女・聖良。
ファンタジア文庫 公式HPより
とある夜の出会いをきっかけにはじまった二人の交流は、夏を迎えてもなお続いていた。
ファミレスで一緒に勉強会をしたり、テスト明けにはナイトプールを体験してみたりと、マイペースに夏を満喫する日々。
そんな中、学校ではカップルが増加する体育祭期間に入り、聖良は大人気に。一方、大和にも転機が訪れて――。
「ねぇ。環さんとの噂って、ほんとなの?」
二人の気持ちに、変化が生まれる夏。
甘くて尊い、青春と恋の物語、第二弾が開幕。
いわゆる流行りの「周りから特別視されているヒロインが主人公だけには素の表情を見せてくれる」系の作品に分類されるのかな。お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件などが有名ですかね。
ただ、それらの作品と異なる点としては、ヒロインが主人公の前だけ特別な顔を見せる、というわけではないところ。大好きな主人公の前だけは可愛くなるとか愛想がよくなるというわけではなく、主人公があるきっかけで深く関わるようになったことで彼女の本来の魅力が明らかになったという感じです。
主人公にとって都合のいいだけの存在ではないので、ヒロインの聖良に一人の人間としての魅力が感じられる作品となっています。決して読者に媚びてるわけでもないのに、私もいつの間にか聖良のことが好きになっていました。
反面、あんまり主人公の大和のことは印象に残っていませんが・・・
2巻では聖良の魅力をさらに引き出せるかが注目かなと思います。
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