葬送のフリーレン 第109話 感想 フリーレンにもやっぱり心の変化(成長)はあるんだよなあ・・・

個人的に今一番嵌ってる漫画です。

第109話 残影のツァルト / 葬送のフリーレン - 山田鐘人/アベツカサ | サンデーうぇぶり
魔王を倒した勇者一行。 魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。 彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは――
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これが勇者の貫禄!度量!

空中に放り出されたフリーレン。

未来の魔法を使えば簡単に助かりますが、未来の魔法の情報が漏れれば歴史が変わってしまう危険性があると雁字搦めになります。

フリーレンは世界の流れとか歴史の流れとか・・・世界の摂理というものを意外に大事にしますよね。

力あるものの自覚ということでしょうか。

フリーレンを人質として武器を捨てることを要求してくるツァルト。

そうすればフリーレンの命だけは助けてやると。

まあ、嘘ですよね。

知ってます。今までさんざん見てきたから。

魔族がそんな約束守るはずがない。それを分かりながらもヒンメルは武器を捨てます。

出典:「葬送のフリーレン」 山田鐘人/アベツカサ 小学館

カッケエぜ、勇者!!!

弱いところと認識しながらも、その弱いところを堂々と、誇りすら抱いてるように見せていくヒンメルに勇者としての貫禄を感じますね。

この作品には、とてつもない度量を感じさせるキャラが多いですがヒンメルはその中でも飛びぬけているように思うなあ。

未来からきたフリーレンが明らかに異常な威力の魔法と、この時代で使えるはずのない飛空魔法を使った時の反応からも、その度量の大きさが見えました。

出典:「葬送のフリーレン」 山田鐘人/アベツカサ 小学館

本当にな!

フリーレンとヒンメル。

この二人がいれば、確かにどんな障害も乗り越えていけそうな気になってきますね。

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心の変化があるフリーレン

未来から来たフリーレン。

姿かたちは変わらない彼女ですが、心の方は”成長”していました。

触れられたら終わりのツァルトに対して、迷いなく接近戦で戦えるヒンメル。

最初は本人も不思議に思っていましたが、迷いなく戦える理由に気づきます。

それはフリーレンの援護が的確だったから。

出典:「葬送のフリーレン」 山田鐘人/アベツカサ 小学館

ヒンメルが戦いやすいように・・・人の気持ちを慮って援護するという”心”を持っていた未来のフリーレン。

良いですねえ・・・この場面凄く良かったです!

何が良いって・・・ほら・・・良いんですよ!(語彙力皆無)

戦いの中で、未来から来たフリーレンの心の変化を、未来から来たなんて知らないヒンメルが感じ取れるってところが最高なんですよね。

フリーレンのことをヒンメルはよく知ってるんだなあというところとか、やっぱりフリーレンは心の方もちゃんと成長してるんだなあというところとか。

色んな事をこのセリフだけで感じ取ることができます。

「100年なんて私にとっては、ついこの間の話だ」と言っているフリーレン。

それでもやっぱり心が成長するには十分な年月なんだなと改めて思いました。

そして、年月によって心は変化するという人間にとって当たり前のことがフリーレンにもあてはまったことで、フリーレンをより親近感を覚えることができましたね。

出典:「葬送のフリーレン」 山田鐘人/アベツカサ 小学館

あと、ここのセリフもなあ・・・

フリーレンがヒンメルたちを信じてるなんて当たり前じゃん!って思うんですが、この時代のヒンメルたちはそういう認識じゃないんだよなあと思うと・・・悲しいわけじゃないですけど感慨深くなり(?)ますね・・・。

ということで、今回はここまで!

この作品、一コマ、一言にかかっている情報量が多いからめっちゃ語りたくなっちゃいます!

語ってることが合ってるかはともかく。

フリーレンとヒンメルたちの掛け合いが楽しすぎて、めっちゃ面白いんですが・・・近いうちに未来から来たフリーレンはこの3人と別れなければならないんですよね。

・・・別れの場面では泣く自信あるぞこれ・・・


Dai

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