魔法を使えなくて絶体絶命のおじさん。
あれだけ自信満々に語っていた仕込みも「水を用意して、水の魔法でマガツの動きを封じる」というものでした。
・・・魔法を使えない今、全く意味のない対策じゃん。そもそも水を入れた水筒が収納魔法の中にあるから取り出せねえし・・・。
そんな感じで、今のおじさんは最強のおじさんではなく、体育成績が2の運動不足おじさんです。
そんなおじさんをマガツの側で一人にしておけるわけがなく、どうにかしておじさんの側にいたいアリシアたちでしたが・・・
それを露骨に怪しむマガツさん。
おじさんの弱みを感じた途端に、遠慮なくそこにつけ込もうとします。
いえーい!やっぱり、性格悪いぜ!マガツさん!
ちょっと小物っぽさもあるけど・・・あ、いえ、なんでもないです、マガツさん・・・。
この危機はおじさんが呪符の効果を魔法に見せかけて、何とか誤魔化します。
アリシアたちはマガツの疑いの目を避けるために、魔法が使えない無力なおじさんをあえて一人にしないといけなかったんですが、その時のアリシアの悔しそうな顔が良かったですね。
やはり涙目の美少女は美しい。(ただの性癖)
それにしても、すぐにおじさんへの疑いを引っ込めるマガツさんが意外に素直で可愛いですよね。
その後、呪符でしか対抗手段が無く、トドメを刺せずに困っているおじさんを「自分に雑魚狩りを任せて、体力消耗させようとしているな・・」と斜め下の勘違いするのも可愛いですよね。
・・・この邪悪な敵、・・・見た目が美少女なのもあって割とあざといんだよなあ。
小賢しい作戦(勘違い)に逆に火が付いたマガツちゃん。
雑魚敵相手に巨大な恐竜の頭のような骨を出現させ、丸のみさせます。
まだ、そんな技を持ってたのかよ・・・
マガツ曰く、これをあと1000発は打てるようです。マガツさん、この世界を征服できるんじゃない?
マガツは予想以上に強敵ですね・・・おじさん、今は魔法が使えないことをバレないようにしないと・・・。
おじさん「俺、今、魔法使えない」
おじさん?・・・おじさん!???????
何、自分からマガツに魔法使えないこと言ってるの!? バカじゃないの!? 頭おかしくなったの!?
確かに、元から頭SEGAだったけどさ!!!(SEGAに失礼)
案の定、これを好機と見ておじさんを追いつめるマガツ。絶体絶命のピンチの中、おじさんは先ほどまでの慌て顔が引っ込んで、不自然なくらい平静な顔を浮かべます。そして、剣先を突きつけられたままの状態で言いました。
「ちゃんとやろうぜ」
俺はさっきのデカい骨のやつの倒し方ももう思いついた。他のお前の技もすぐに対応して見せる。
見たいだろう?
面白そうだろう?
だから、俺の力がもとに戻ってから正面でぶつかり合おうぜ、と。
おじさんは、やはりバトルジャンキー・・・
こええよ。マガツよりもおじさんの精神性がこええよ。
何より、この状況でマガツならこの誘いに絶対乗る、と確信してるのが怖え。
挑発してる間、自分がマガツに殺されるなんて想像すらしてなかったんだろうな・・・。
しかし、何とも面白い展開! これは先が気になるぜ!
おじさん、早く続きを!
「SEGAの外付けカードリーダー!? こんなの完全に広義のSEGAハードじゃないか!!!」
・・・おじさん、あの、続きが気になるんだけど・・・・
「これがコントローラ!? どう見てもTVのリモコンじゃないか!?」
おじさん!? 今、画面(?)で崖から落ちそうになってるマガツをおじさんが間一髪で助けてるところだよ! すごく重要な場面なんじゃないの!?
「さわさんカード持ってないの!?えー!?」
たかふみの叫びと私の心の叫びがきっちり一致した瞬間。
おじさん、TPOを弁えようぜ・・・(ゴゴゴ
ということで、今回はここまで。
最後の茶番は置いといて、おじさんとマガツのやり取りは本当に熱かったですね。
命のやり取りをしてる中で、「面白いから」という理由で小細工無しで純粋にぶつかり合うことを選んだ二人。
下手すれば、この展開こそが茶番に見えかねませんが、まあこれほどの高みにいる二人なら、この我がままもしょうがないだろうと思えてしまいます。
何より私もおじさんとマガツのガチ対決が楽しみで仕方ないですからね!
本当に次回が楽しみだなあ!
・・・おじさん、
ゲーム関連の茶番はほどほどにね・・・(ゴゴゴ
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