様々な予想がされていた秤の大当たり時のボーナス効果ですが、予想以上に強かったですね(笑)
確かにハマった時には乙骨より強そうだし、今後五条悟を超える可能性もありそうです。
芥見先生はこうした他のキャラクターとの相対的な強さへの説得力持たせ方が凄いですよね。
そもそも、この二人が戦う目的は
秤・・・鹿紫雲が持っている100点を使って終わりが見えない死滅回游に抜け穴(新たなルール)を作る
鹿紫雲・・・秤から宿儺のことを聞き出すため。(宿儺のことについて知ってそうだったパンダと仲間であることから秤も宿儺について知っていると思った。)
になります。
ただし、鹿紫雲のほうは別に秤が宿儺のことを話す前に死んだら死んだで構わないというスタンス。
あくまで、強い相手とのバトルを楽しむことが優先になっているような感じでした。
そんな鹿紫雲にとって秤は自分の呪力特性があまり効かないスリルのある強い相手でした。
鹿紫雲の特性と言うのは電気。
鹿紫雲は相手にプラスの電荷を与えることができ、それによって相手は打撃以外の電気的ダメージを負ってしまいます。(簡単に言えばしびれる?)
これは呪力のガードでは普通は防げないようなのですが、今の秤ははるかに普通を上回る呪力量と出力を持っているため電気的な特性までもガードしていました。
加えて呪術廻戦お馴染み(?)の肉弾戦でも互角、あるいは秤が若干上回りますが、ここで鹿紫雲は強烈な一撃をお見舞いして秤の腕を破壊します。
この時、鹿紫雲は「充分、たまったろ!!」と言っていますが、これは秤に与えたプラス電荷のことだと思います。
前にも説明がありましたが鹿紫雲は自分にマイナスの電荷、相手にプラスの電荷をためることができます。
プラス電荷とマイナス電荷には引き合うような力が発生し、それがいわゆる電圧となります。
この強さは双方にたまった+、-電荷の量が関係してくるので、打撃により秤に与えたプラス電荷が一定量を超えて強力な電気の攻撃(電流?)が発生したのだと思います。
多分、もっと詳しく考えると双方の間にある絶縁が耐え切れないほどの電荷量がたまると絶縁破壊(電流)が起こるという感じなんだと思うんですが、何で互いの電荷量が一定数を超えないと起きない絶縁破壊のタイミングを鹿紫雲がコントロールできたんだろうなどキリが無くなってくるので詳しくは考えません(笑)どうせ私の頭じゃわかんないし。
秤の腕を飛ばしたことで、戦闘の優位性を確信した鹿紫雲ですが秤の腕は即座に復活します。
これは自称漫画家との戦いのパチンコ領域展開で大当たりを出したボーナスによるもの。
もっと具体的に言うとボーナスタイム(私鉄恋愛電車の主題歌が流れる時間)で無限にあふれ出る呪力により、秤自身は反転術式が使えないものの勝手に回復してくれるとのこと。
つまり、
ということ。
ちょっと違うか。杉本はHPが少なくなるほどに力が増す仕組みですし(笑)
ともかく、ボーナスタイムであれば五条悟に次ぐほどの無敵状態になる秤。
しかし、このボーナスタイムの本当にチートなところはそこではなく、領域展開で消費したはずの呪力をボーナスタイムで回復することができること。
つまり
領域展開⇒大当たり⇒ボーナスタイム⇒領域展開という無敵ループが可能に!
あまりにも強すぎる・・・!!!!
秤のボーナスタイムは①領域展開後は(術式が使えないため)弱体化する ②領域展開で大量の呪力を消費する(連続で領域展開は使えない) という領域展開のデメリットを無くしてくれています。本当に強い!
ただし、領域展開で大当たりを引く必要があることや、大当たりを引くまでは相手の攻撃をしのがなければならないリスクがあります。次回の話では特に後者に関して鹿紫雲の攻撃をどう防いでいくのかが重要になるかもしれないですね。
このように運要素が大きく、強敵が相手ではリスクが高い秤の術式ですが
そのギャンブル性が秤にとってはたまらないんでしょうね(笑)
ということで、今回はここまで!
う~ん、秤がこんなに魅力的なキャラになるとは。
平均的な強さは東堂、乙骨の方が上ですが、ハマったときの強さは秤が上なイメージがあります。
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