さて、前回はアニエスの告白で終わったので、今回はついにヴァンの告白への返事となります。
やっぱり、ヴァンはこれまでのアニエスのアプローチには気づいてて、誤魔化してたっぽいですね。
しかし、今回ばかりは誤魔化せないと覚悟したヴァン。
アニエスがとっくに大人になったと認めて、返事をすることにします。
ヴァン「大人になったと言っても、身体のことじゃねえぞ!」
所長、空気を読もうぜ・・・なんて意味のない発言を・・・
アニエスの体はとっくに大人だっただろうが!(違う)
どうやら、所長もどストレートな告白に動揺しているようです。
今度は冷静に、しっかりと言葉を紡いでいきます。
現在、ヴァンが孤独になっていないのはアニエスのおかげだと彼は口にします。
一人でやっていた裏解決屋に多くの助手を入れるようになったのも、エレインやルネたちとかつての関係に戻れたのも、自分の内なる魔王の存在とも向き合えるようになったのも、全部アニエスのおかげだと。
・・・こうやって列挙すると、エレインがやりたかったことを全部アニエスがやってるようにも見えますね。だからこそ、エレインはアニエスに対して負い目(?)みたいなのがあって、彼女に対してだけは譲ろうとしてしまうのかもしれない・・・
そんな”特別”なアニエスに対して、ヴァンの答えは、
おお・・・明確に断ったな。
”特別”なんて言葉を出した時点で断るだろうなとは思ってましたが、予想以上にはっきりとフリましたね。
主人公が異性の告白をちゃんと断ったのはシリーズで久しぶり(初めて?)なので、ちょっとびっくりしました。
アニエスが「それはエレインさんがいるから・・・ではないですよね」と続けて聞きます。
ヴァンへのエレインへの正直な感情は「よくわからない」みたいです。
異性としてどうかの感情、よりも、かつて自分が一番傷つけた人物としての罪悪感のほうが大きい、ように私には感じました。
そもそもエレインのもとから突然去った際の原因である魔王については根本的に解決しておらず、そこが解決しない限り、エレインに対して真正面から向き合うことは難しそうです。
なので、エレインを恋愛相手として見てるかどうかは、分からない。
しかし、アニエスに対しては
・・・エレインに未練があるから、って言ってもらった方がアニエスにはまだ救いはあったよなあ、これ。
エレインのことを抜きにしても、アニエスの告白を受け入れられないと言う所長。
やっぱり、アニエスのことは保護者の立場としてしか見れないんですかね?
体の方はとっくに大人だと思うけ(空気読め)
アニエスの告白に対して、所長は精一杯の「誠意」を見せました。アニエスはその誠意をしっかりと受け止め、諦め悪く足掻くことはなかったです。
しかし、悪態の一つや二つはついても良いでしょう。
とりあえず自分に手を出せばいいのに!とヴァンが絶対にやらなそうなことを口にします。
それだよね!それが一番丸く収まるよね!(「丸く収まる」とは?)
いや、マジでそれでいいですって!
それが一番、荒れないと思うから!割と本気で!
界の軌跡のヒロイン枠は全員魅力的なんだから、全員に手出しちまえば良いんだよ!
逃げ上手の若君も同じことやってたぜ!
作品や時代背景が違う?
でも、同シリーズの過去主人公(ロイドやリィン)だって同じようなことしてるぜ!(流石に、本当に手は出していない。多分)
冗談(半分、本音だったかも知れないけど)を言い終わった後、アニエスはヴァンとエレインとの
関係について背中を押します。
多分、自分は泣くと思うけど、それでもヴァンには悔いを残さない決断をしてほしいと。
・・・いい女すぎないかい? アニエス。
ということで、今回はここまで。
・・・ふむ。エレイン推しとしては・・・
ここでアニエスと結ばれなくてホッとしたような、告白を断られたアニエスが可哀想なような、複雑な心境です。
アニエスとエレインはどちらも本妻にしちゃえばいいと思うぜ。本気で。
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