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界の軌跡 感想48 女優の過去は秘密に満ちている・・・。

今回はコネクトイベント2つ。

今作はコネクトイベントが多くて嬉しいです。

さて、まずはアーロンのコネクトイベントから。

地元の友だちや首都で出来た友達などを呼んで演舞を披露することを決めたアーロン。

成長した姿を見せて、「何か」を掴みたい・・・という意図だったらしいですが、正直よくわからなかったですね。(えー)

全体的にふわっとしてるというか。

ツァオの「いい加減道を決めろ」という言葉も今回のイベントに関係してたみたいですが、別に今回のイベントで演舞の道を進むかどうかを決めるわけでもないようですし・・・

「大君」を乗り越えるために自分に課した試練なのかな・・・と思いましたが、、試練ってほど過酷じゃないよなあとも思ったり。

そもそもアーロンの中の大君が問題になったのって最初だけだから、私の中で勝手に乗り越えてた気になってました。

演舞は成功。

友達が祝福する中、この男もこっそり見ていました。

相変わらず意味深でふわっとしたことを言いやがって・・・。

頭に入ってきづらいんだよ!お前の言葉!(ガチクレーム)

おそらくアーロンが成長したことを示したかったコネクトイベント。

しかし、アーロンの演舞は最初から完成されていたイメージが残っていて、特に演舞で挫折したこともなかったので、何をもって成長したとみなすのかが分かりづらかったですね。

あと、演出的にも黎の軌跡Ⅱでフェリと踊ったときのほうが正直すごかっ(ry

次はニナのコネクトイベント。

相変わらずジュディスへの感情が大きいなあ・・・この子。

偶然、ヴァンと出会って話をするうちに、彼女の気になる過去がところどころ顔を出します。

女優になったきっかけは友達が勝手に応募書類を送ったことらしいです。

ジャニーズ・・・いまはSMILE UPでしたっけ? に入る経緯とだいたい一緒ですね・・・

あと、「友達」というのが地味に気になる。

共和国に来てからの話みたいなので、共和国の本当に「普通」の友達なのかもしれないですが・・・ニナが明確に「友人」と口にするのは何となく珍しい感じがします。その友達にジュディスなみに気を許してそう。

ニナの正体を(何となく)知る数少ない人物であるヴァン。

彼女との会話の中では、どうしても駆け引きのようなものが含まれてしまいました。

ニナの方も、その駆け引きにあえて乗る形で断片的に自分の過去を明かします。

子供の頃の話に法皇猊下や守護騎士のトップがさらっと出てくるのがすごいです・・・。

このおばあさん(法王猊下)も超強いのかな?(貫禄のある年配者が出てくると、まず強さが気になる軌跡脳)

穏やかそうな女性だったのは、結構意外かもしれないです。

本当の自分を隠さなくてもいいというのは、ニナにとっても気が楽なのか、ヴァンには自分のことを予想以上にさらけ出します。

ヴァンには察して貰っても構わないと考えているのか、それとも察してもらいたいのか。

話の内容的には「私はあなた方とは異なる存在なんです」という自戒の気持が伝わってくるニナの話でした。

しかし、話の内容は割と物騒なのに、「自分を知ってもらいたい」感じがにじみ出ているニナは、なんというか、人間味がありましたね。

ヴァンもそんなふうに感じたのかどうかは分かりませんが、法王猊下とニナの関係を親子のようだと伝えます。

たまに、ヴァンはニナに対して特別寄り添うような態度を見せる印象がありますが、それは同じ「世界から否定された存在」として無意識に共感しているからかもしれないですね。

・・・やはり、この主人公は厄介な女と惹かれ合う・・・(結論、それかい)

ということで、今回はここまで。

他の女性キャラのコネクトイベントのときも思いますが、特にニナは、彼女がメインヒロインでも物語が成り立った気がしてきます。

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Dai