天文台の隠し扉をミントが(直感で)見つけ、リィンたちは隠し扉の中へと入っていきました。
そこには・・・
・・・なんか予想したのと違う世界が広がっていました。
巨大コンピュータがあるっていうから、近代的で無機質な通路や部屋が並んでるんだろうなとおもっていたら、装飾ガッツリの中世の遺跡が出てきましたね・・・。
地球儀のようなオブジェはキーアが眠っていた場所を思い出します。・・・錬金術師の遺跡なのかな・・・?
しかし、この年代を感じる建物には電源ケーブルや通信ケーブルのような近代のインフラ設備もしっかりと備えられていました。
遺跡が好きそうな人が見たら、怒り出しそうなアンバランスさだぜ。
個人的にはこういうアンバランスな見た目は好きですけどね。
当然、敵もいましたが、(いつものように)なぎ倒しながら奥へと向かいます。
そこには予想通りアウローラと、パチモンゲネシスが稼働していました。
ここでパチモンゲネシスが何をさせられていのかは分かりませんが、良いことをしている雰囲気は全然感じません。
本家ゲネシスといい、莫大な力を持つこの装置が世界に恩恵をもたらしてくれるケースがないですね。むしろ、災いをもたらしてるだけな気がするぜ。
大きな力を人間が手にしたら、悪い方向にしか利用しないということでしょうか。
全く愚かですね、人間は・・・。(なぜ、お前が人間を語る?)
パチモンゲネシスも含めて、アウローラが何をしているのかを調査しようとした瞬間、
リィンの脳内に次々とぼやけたイメージが浮かびます。
一番上の画像は、リィンが夜空を正常に見えない原因の一つとして、私も(何となく)関係しているんじゃないかと思ってましたが、老師や姫のイメージも出てくるのは予想外でした。
八葉一刀流があの歪な夜空と関係している・・・ということでしょうか。
クロウも同じように何かしら頭に浮かんできたようです。クロウの方はどういうイメージが脳裏をかすめたのか、気になりますね・・・。
しかし、それは後回しにして、アウローラを調査することにします。
都合の良いことに装置の管理AIがあったので、そのAIに色々と尋ねることに。
このアウローラが設置されたのは1206年の9月1日。
帝国の大規模侵攻があった日ですか・・・。
偶然・・・のはずないですよね。帝国の国境とは離れているとはいえ、大国に攻め込まれたその日に大規模コンピュータを設置できる余裕があった事自体が不思議ですし。
ちなみに、このアウローラは後継機であり、以前の制御機器の名前は「カペルⅢ」。
カペル・・・また、懐かしい名前がでてきたな・・・
今のアウローラが行っている役割を果たすための初代コンピュータの設置は1189年。
およそ20年前。
・・・20年前か・・・百日戦争が始まったのも、そのくらいの時期じゃなかったでしたっけ?
あれは帝国とリベールの戦争だし、特に関係ない・・・か。
ちなみにその初代コンピュータの名前は、「カペル・オリジン」。
三高弟の三人が共同開発した世界で初めての制御機器がここに置かれていたようです。
・・・リベール・帝国・共和国の超有名博士が共同開発したものが、密かに共和国で使用されていた・・・気にし過ぎなのかもしれないですが、ちょっと危うさを感じる話に聞こえます。
色々と気になることはありますが、リィンは一番気になっていることを直球でEOS(アウローラのAI)に質問。なぜ、リィンたちだけ、歪な夜空が見えるのか。
EOSはAIらしく複数の選択肢で答えます。
1,リィンたちが嘘をついている。
2,誰かが望遠鏡で見える景色を偽の画像をすり替えている。
3, ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・つまり、リィンとクロウ以外は偽の夜空をずっと見せられているってことですか。
おいおいおい・・・・
面白くなってきたじゃねえか!(ワクワク)
ということで、今回はここまで。
このゼムリア自体が誰かに作られた世界・・・という可能性もあるのかな?(SO3みたいに)
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