鳴海とキコルちゃんとの関係が兄妹みたいなものかもしれないと思えてきたのは安心ですね!(何が?)
「初めての心の底からの敗北だった」
と鳴海が言った言葉には挫折というものに遭遇しなかった天才の人生が透けて見えるような気がしました。
ハハハハ、日々挫折しかない凡人としては腹立つわ!!!!
殴る、蹴る、撃つ、斬る・・・戦闘のどの分野においても全く歯が立たなかった鳴海。
功さん・・・あなたそんな挑発めいた行動するんですね。案外、お茶目か。
功さんと鳴海の関係は功さんとキコルちゃんの関係よりも親子らしく見えます。
不器用な功さんとしては、同性の鳴海の方が正面から接しやすかったのかな・・・・
鳴海は功さんに吠え面かかせるために・・・と言ってましたが、より直接的に言えば認めてもらうためかな・・・頑張りましたが、一度も褒めてもらえず。功さんはそのまま引退し、そして、いなくなってしまいました。
自分を認めてもらいたかった”息子”から突然いなくなった”父親”への八つ当たりを受ける怪獣11号さん、という構図に見えましたね。まあ、四ノ宮功の記憶を持ってきて、鳴海に四ノ宮功を強く印象付けたのは怪獣11号だから同情はしないですけど。
鳴海と功さんは不器用同士という意味では似たもの”親子”だったのかなと感じました。
そう考えると、鳴海からのキコルちゃんへの感情も弟子というよりは妹に向ける感情なのかな?
・・・よし!!!!(何が)
怪獣1号の時には電気信号を読み取り動きを予測するというものだった能力。
鳴海はその能力を、時間限定とはいえ、電気信号以外のすべての動きを把握し未来を見る力へと変えていました。
そのことを聞かされた怪獣は勿論、同じ防衛隊の人間も驚愕していましたね。
今まではあくまで怪獣の卓越した能力を活かすというコンセプトだった「適合」ですが、それを人間の手で成長させる、開花させるというのは・・・人間が入っちゃいけない領域に手を出した気すらしてきました。
キコルちゃんと15号との戦闘の時には怪獣の見た目や考え方が人間に近づいていることに不気味さを感じましたが、鳴海と11号の戦闘では人間が怪獣の力に慣れて、自分でその力を開花させることに不気味さを感じます・・・。
怪獣は人間に、人間は怪獣に近づいていることでレベルアップを図ってくのであれば、最終的に両者の境目はどこまで近づいていくんでしょうか・・・
・・・限りなく人間に近くなった美少女怪獣とかありだな!(そうじゃない)
ということで、今回はここまで!
四ノ宮功の記憶を持っている怪獣を倒したことで、鳴海の目標である四ノ宮功を超えるということをやり遂げた・・・という構図になってるかもしれないですが、あまりスッキリはしないですね・・・
鳴海は四ノ宮功の記憶を超えたいのではなく四ノ宮功自信を超えたかったと思いますし、その先の功さんに認めてもらうところまでも目標にしていたでしょうし・・・。本人は口が裂けてもそんなことは言わないだろうけども。
さて、今のところ怪獣9号の作戦は防衛隊の実力者たちのレベルアップにつながるという見事な逆効果になっている気がしますが・・・どこまでが9号の予測の範囲内なのかな?
ヘイヘイ!9号さん、焦ってるぅ!!!!(無意味な煽り)
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