黎の軌跡Ⅱ 感想126 フェリの体が覚えていた炎の歌と舞。そして、リゼットが抱える不確かすぎる自分・・・

黎の軌跡Ⅱ 感想126回目!

フェリたちをもとに戻すためにサァラたちと合流します。

サァラたちによると、中東の舞踊は体で継承されるもので記憶が書き換えられても、体が覚えてるはずとのこと。

なるほど・・・身体記憶か・・・

ただ、浸蝕による改変は、そもそもどうやって記憶をいじってるのかもよく分かっていないので、”無意識で覚えてる”がどこまで通用するかはやってみないと分からないですね。

ということで、サァラたちにセントマルシェでゲリラダンスをしてもらうことに!

ヴァン一人で観客に紛れてクルガとMK社を誘います。

なんという露骨な誘い!

しかし、リゼットのサーチでもヴァン以外は裏解決屋の仲間は引っかからず、MK社とクルガとしてはこのチャンスを逃す手はありません。

それにしても、この人だかりでヴァンを狙おうとするフェリ、マジで怖い・・・

そもそも、狙撃が特異なタイプだったっけ?

そして、シャヒーナがクルガの”焔の唄”と舞を披露すると・・・

一斉に頭を抱えだすクルガの関係者。

フェリ以外にも効くのかよ!

この作戦予想以上に効果高そうだな・・・

どうやら裏解決屋としての記憶がないフェリにとっては、この歌と舞は容赦なく悪に鉄槌を下す正義の舞踊だと認識していたようです。

しかし、シャヒーナが表現しているものはもっと優しいもの・・・裏解決屋として過ごしたフェリが表現したかったものでした。

・・・成功ですね。

浸蝕の改変も、身体記憶までは騙せないのか。

シャードサーチの権限乗っ取りやシャードによる立体映像(観衆の中にいたヴァン)はカトル、レンちゃん、MK社でさせていただきました。

リゼットが敵に回ってきついなあと思ってましたが、そういえばこっちもチート級の専門家がいっぱいいましたね。

まあ、ソーンダイクGMの協力が一番大きかったようですが。

・・・前回、「自分の組織が迷惑かけてるのに、こいつ何もしねえじゃん!」って言ってすみませんでした・・・!!!

フェリの記憶の矛盾を突いたことで、またしても浸蝕が暴走。

そして・・・

領域展開!

そうか・・・クレイユかあ・・・

こんな形ですが、またクレイユに来れて少しうれしい気持ちもありますね。

さて、そんな感傷に浸る暇もなく待ち受けていたのは厄介な二人・・・

この二人の浸蝕もまだ取り除けないか・・・

しかしヴァンは、

リゼットに疑問をぶつけます。

・・・そういえば、不自然に裏解決屋にアドバイスを送るような言動もありましたね・・・

なんと・・・

浸蝕された人は今まで誰も改変された事実に疑問も持たなかったのに、リゼットは何か違和感を感じていました。

流石、リゼット!

しかし、元々が作り物の体であるリゼットは”違和感”のような感覚は信じられない。

どうしても、より確実な”記憶”の方を頼らざる負えなかったようです。

自分という感覚を信じられないからこそ、違和感があっても裏解決屋と敵対せざるおえなかったと。

普段がしっかりしているので、表に出づらいですが”自分という存在への否定”はヴァンやカトルに匹敵するものがあるのかもしれないですね。

・・・いや、裏解決屋の助手たちはどこか自分という存在への疑問は全員抱えているような・・・

あ、ジュディスは別にそうでもないか。

そして、改変の影響を受けている割には妙に冷静なのはこの人。

そういえば、あなたもヴァンにアドバイスっぽいことを送ってましたよね?

というか、改変を受けた身なのに「及第点はやれそうだが」って裏解決屋を評価してくるのが、ちょっとイラっとしますね(笑)

なんで、こっちが試されてんだ!

さて、最終的には戦闘で勝利して納得させるしかありません!

・・・浸蝕受けた人たちって、全員好戦的になってないかな?

ということで、今回はここまで!

・・・リゼットの抱えてる闇は、まだまだ深そうなものがありますね。

いつか、ゲーム内でしっかり向き合いたいですが・・・。


Dai

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