黎の軌跡Ⅱ 感想90 蟲毒を生き延びた双子との対峙。・・・メルキオルと違ってこの二人は完全には壊れていないような・・・

黎の軌跡Ⅱ 感想90回目!

カトルとの戦闘に勝利!

正気に戻ってくれました。

英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ -CRIMSON SiN-_20221027145638

自分の秘密を知られたくなかったカトル。

・・・温泉に入るときも必死に隠してましたもんね。

「自分は普通の人間じゃないんだ」って、特に裏解決屋のみんなには知ってほしくなかったんでしょうね・・・

でも、裏解決屋はまともな人が少ないですからね!(笑)

魔王や大君などの化け物を内に抱えたヴァンやアーロンに、義体の体のリゼット、痴女・・・グリムキャッツのジュディスとか・・・

カトルの体も裏解決屋の中では珍しくないですよ!

まあ、そこは全く以て同意ですが。

あのオジサンは後でボッコボコ決定ですね。

エスメレーさんが来てくれたのでカトルはエレ姉に任せて裏解決屋は先に進みます。

そこにいたのは・・・

イクスとヨルダの双子ちゃんコンビ。

・・・やっぱりいたか・・・

そういえば、昼間はこの二人を嵌めて、MK社がこの二人を補足できるようにしましたね。

まあ、毒ガスで先に嵌めてきたのはそちらですし!

しかし、あの最強教官がいるMK社を振り切ってきたのか・・・

ヨルダちゃんの影の異能があればこそですかね。

この二人からも嫌われているメルキオルさん。

まあ、当然ですね。メルキオルだもん。

二人は再会のあいさつ代わりに、メルキオルが命令した蟲毒の狂乱について話してくれました。

・・・何でメルキオルはわざわざそんなことをしたんだろう?

面白そうだからで説明できるのかもしれませんが、道徳とか倫理観とかを別にして考えると、折角育てた”兵隊たち”を無駄にしてるんですよね。

もっと言えば、アルマ―タの作戦にこの子らを使わなかった理由も良く分からない。

そんな壮絶な殺し合いの一幕を語るイクスたちは・・・

笑っていました。

周りの全てがうざったくて、全部壊したかった。

その願いを思いっきりかなえられて楽しかったと・・・。

周囲の関係全てが嫌になって壊したくなるという気持ちが少し分かる私が嫌だな・・・

こんな風に楽しく殺し合いを語っている双子を見て誰が一番喜んでいるかといえば、メルキオルでしょうね。

二人はメルキオルから解放されたと思ってるかもしれませんが、実際にはメルキオルの呪いを今もなお色濃く受け継いでるのかもしれません。

すーちゃん、凄い皮肉。

狂気的な双子にも、攫われたという過去を鑑みると同情してしまう優しいリゼットやアニエス。

しかし・・・

攫われたわけではなく、生まれた時から双子は庭園にいたそうです。

・・・双子はカトルと似たような境遇なのか。

それは、自分の在り方について深く考えようとしていないだけでは?

・・・この双子、どこか危なっかしいところがあるというか、達観しているように見えて自暴自棄になっているようにも見えます。

そんな不安定な二人が持ち出した切り札は。

クレイユ村を滅ぼした最凶兵器。

何であるの!?

盟主様!

破戒だけでなく博士にもきつい説教してやってください!

あいつ、人類を豊かにするどころか、破滅させる発明しかしませんよ!

でも、その剣はジェラールしか使えないはずじゃ・・・

イクスの方は妙に自信満々です。

いや、使えたとしても双子もただじゃすまないですよね?

そういえば、ヨルダちゃんの影の異能がありましたね。

そもそも影の異能があろうが無かろうが、自分の身を案じるほど正気じゃなかったか・・・

にしてもこの二人の兄弟愛、ヤンデレ並みに深いですね。

ジェラールが言ってた転位はヨルダちゃんの能力のことだったんだろうか・・・

双子との戦闘が始まります!

ヨルダちゃん・・・予想以上に嵌められたことを根に持ってるな・・・

こういうところも可愛い。

ということで今回はここまで!

双子は自分達が異質なことを自覚して、受け入れているようにも、悟っているようにも振舞いますが、単に深く考えないようにしているように見えます。

本当に考えているのであればカトルのように悩んでると思うんだけどな・・・・。

・・・完全に壊れてたメルキオルと違って、ヨルダやイクスは壊れてるふりをしているようにも感じますが・・・果たして・・・


Dai

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