黎の軌跡Ⅱ 感想103回目!
何やら、困りごとがある様子のイザベルさん。
なに、その茶番・・・。
都合よく、とか言われちゃうと協力したくなくなるんですが。
しかし、裏解決屋は優しいので話を聞きます。
・・・ふむふむ。まあ、黒芒街では特に珍しくもないですね・・・。
ところどころ、本音が漏れてませんか?
イザベルさんは高い治療費目当てに治療してあげましたが・・・
患者は治療中に治療費だけおいて逃げたとのこと。
イザベルさんの話だと何かに追われているように見えたようです。
治療費だけもらって、ちゃんと治療できていないのは医者の矜持に反するということで、患者を連れ戻してほしいとの依頼でした。
・・・イザベルさんは高い金ぼったくる割に、そういうところはしっかりしてるんだな・・・
逃げた患者について聞き込みを行うと、リンゼちゃんが黒芒街から出ていくのを見かけていました。
大分、辛そうだったみたいですね。
きゃっ♪じゃねえよ・・・
リンゼちゃんの目標は黒芒街から出て、地上に戻ることらしいですが・・・
悪いことは言わない、ずっとここにいな?
黒芒街が唯一君を受け入れられる場所だから・・・
そして、相変わらずヴァンを彼氏扱いします。
その「~番目の」っていりますかね? 犠牲者数えているように見えちゃうんですが。
それにしても、ヴァンより以前の彼氏(語弊)に執着はなさそうなのにヴァンには執着するんですよね。
まだ、刺してないからだろうか?
ちなみにエレインさんがすごく怖い目をしていました・・・。
ヴァン周りの女性への嫉妬はアニエスよりもエレインのほうが分かりやすいなあ(笑)
そうして、逃げた患者を追いかけていくと・・・
見つけた時には倒れていました。
・・・予想以上に切羽詰まっているかもしれません・・・
介抱して、多少元気にはなったのですが、ヴァンたちが裏解決屋だと理解したとたん警戒心むき出しになります。
あれ?
CIDに追われていたんですかね? ・・・犯罪者?
それにしては身なりがきっちりしているような・・・
というか、どこかで見たことあるような・・・
ああ~。あいつか!
あの、レクターとルネの駆け引きゲームの駒として良いように使われてた人物ですね。
そうそう!
ヒューバートって名前だった!
相変わらず4重スパイという名前のインパクトが凄い。
初登場は創の軌跡の時・・・ですよね?
レクターを裏切ろうとして、逆に共和国をスパイをするように脅しを掛けられていました。
しかし、そんな事情はCID・・・ルネも把握済みで、その上でレクターと駆け引きするための駒として使われていました。
タヌキとキツネの化かしあいの道具としてしか使われない毎日にヒューバートは体を壊していきます。
まあ、同情はしますけども・・・
ヴァンの言う通り、そもそも同僚だったはずのレクターを裏切ろうとしたのはあなたですし・・・
そのうえで「レクターを怨む暇もないほど・・・」って、中々良い性格してるなあ、と(笑)
そんな感じで悲劇のヒーローのように自分の人生を諦めようとするヒューバート。
ただただ自分のせいなのにちょっと格好つけようとするところが、逆に人間味があって私は好きです。
しかし、裏解決屋としては治療を受けさせるために、どうにか奮起させなければなりません。
ということで、たまにヴァンがやる相手をあえて怒らせる方法をとることに。
煽りにすぐ乗ってくる、諜報員ヒューバートさん・・・。
ヒューバートは諜報員向いてないんじゃないかな?
少なくとも「あいつさえいなければ・・・!」って言ってる時点で、あらゆる状況に対応しないといけないスパイとしては失格だと思いますが・・・。
そして、やけくそになってイザベルさんのもとに連れて行くのを許可します。
そういえば、イザベルさん。
彼の病名って何なんですか?
あんだけ、大騒ぎしてたのに!?
いや、痛いんでしょうけども。
病名を知り、ヒューバートは気が抜けてしまいます。
そして命の危険もないと知り、散々醜態を見せたヒューバートはやけくそで開き直りました。
× 騙しあいをしてきた
〇 騙しあいの道具にされた
2重スパイでも信用されないって聞くのに・・・
4重スパイの時点で、帝国・共和国両方からいつ首を切るのかのタイミングを見図られている段階な気もしますが・・・
でも、確かに4重スパイなんて傍から見ると滑稽で面白・・・厄介な立場の人はいないですよね。
・・・・・・
ま、まあ、生きる目標ができたのなら何よりです・・・
ということで、今回はここまで!
ヒューバートの明るい未来が見えない・・・・。
そもそも、共和国にとって害となるはずのスパイをヴァンもエレインもみの勝ちている時点で、特に問題にならないと判断されているヒューバート。
・・・今後、彼の逆転劇はあるんだろうか・・・
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