黎の軌跡Ⅱ 感想108 悲劇のレース、決着! ただひたすらにアスランが可哀想・・・

黎の軌跡Ⅱ 感想108回目!

マクシムを追って辿り着いたのは、あの公園・・・

マクシムがポーレットとタイムカプセルを埋めた場所ですね。

ポーレット達には公園の前で待っていてもらいます。

危険ですからね・・・

ユメちゃんはついていきたがってましたが。

公園の奥につくとマクシムとアスランが修羅場の真っただ中。

戸惑うアスランに一方的に怒り狂うマクシム。

・・・アスラン視点で見ると、尊敬する先輩がいきなり自分に尋常じゃない怒りを向けてくるので怖いなんてものじゃないでしょうね・・・

そこに裏解決屋が駆けつけますが、マクシムはアスランをぶん殴り気絶させます。

アスランは踏んだり蹴ったりですね。

そして、何故アスランにそこまで殺意を向けるのか、その理由を裏解決屋に教えてくれました。

タイムカプセルの掘り出しとポーレットの居場所を探す手伝いを依頼した時のことですね。

・・・もう4か月なのか・・・。

その依頼をしたという認識は裏解決屋と合ってるようですが・・・

違うのはポーレットに恋人がいたという認識になっていること。

しかも、その恋人がアスランということのようです。

ドロドロのメロドラマみたいな設定だな、オイ。

この書き換え・・・外部から筋書きを指定されているんでしょうか・・・?

もともとは自分の女遊びが原因でポーレットと別れていたので、ポーレットとアスランとのことは見守るつもりだったマクシム。

しかし、

本当にメロドラマみたいな展開に・・・

DVってやつですかね・・・

極悪非道な男、アスラン!(事実無根)

アスランに身に覚えのない罪がどんどん増えていきます。

自分の愛する人が苦しんでいる現状に耐え切れなかったマクシムは・・・

アスランをこの手にかける覚悟をしたとのこと。

それを邪魔するというのであれば・・・裏解決屋でも容赦はしないと!

なんか、悪魔が出てきた・・・!!!!

アシェンが魔獣を使役した時と同じ・・・なのかな。

アシェンの場合は普通に召喚術か何かかと思いましたが。

ここでマクシムの自我から生まれたのが魔獣ではなく、悪魔ということにも意味があるんでしょうか?

悪魔と言えば、黎Ⅰのパンデモニウム化・・・。

・・・やはり今回の異変は”グレンデル”も絡んでいる・・・?

とりあえず、悪魔を倒してマクシムの暴走を止めようとします。

・・・マクシムが自分のうちから悪魔が出たことに何の疑問も持っていないところが怖いですね。

一旦、状況が落ち着いたところでヴァンはマクシムにある疑問を投げかけます。

それは誰がマクシムにDVのことを教えたのかということ。

ポーレットではなさそうですし、となると・・・大体予想はつきますが・・・

と、

その予想していた人物が登場!

やっぱりユメちゃんが教えたのか・・・

ということは、ユメちゃんも浸蝕の被害を・・・

・・・うん?

今日、しかもレース直前の観覧車に乗ったときに言ったの?

・・・・え? つまりマクシムはあのレース直前で爆弾を用意して、自分の車に取り付け、アスランをレース中に自爆攻撃で巻き込んだってこと?

手際良すぎるし、思い切りも良すぎないかな!?

ちなみにヴァンたちに相談できなかったのは、アスランが「裏解決屋に相談したらお母さんとおじいちゃんに酷いことをする!」と脅したからという、”設定”のようです。

またしても、アスランの(身に覚えのない)罪が増えていく・・・。

しかし、それは間違いだったと思うユメちゃん。

ユメちゃん・・・

精神年齢が一気に10歳くらい上がってませんかね?

小学生にもならない年齢の子がこんな大人びたことを言い出したら、逆に怖いのですが・・・。

これも浸蝕の影響なのか・・・なんか本来のユメちゃん自身の言葉には聞こえないですね。

あらゆる意味で徹頭徹尾間違ってましたね。

マクシムのせいではないですけども。

そして、出てきたゲネシスさん。

またしても今回の騒動の起点となっていたようですね。

もうこの装置壊した方が、世のため人のためなんじゃなかろうか。

その後、保護されたマクシムはポーレットから頬にキスを貰うという役得を・・・

なんて羨ましい奴だ!!!

まあ、行動の良し悪しはともかく、ユメちゃんやポーレットのために頑張ってはいたので、そのご褒美と考えれば・・・

それにしても羨ましい!!!

そんなマクシムの様子を見てアスランも一安心します。

・・・良い人すぎませんかね? この人。

全く身に覚えのないことで、拉致されて罵倒されて気絶させられて殺されかけて・・・それを”誤解”で済ましてくれました・・・

もうZ1グランプリの優勝はアスランに譲っていいんじゃないかな・・・!

その後、マクシムの罪はジャコバンたち反移民テロリストに被せられることになりました。

それは、さすがに可哀想・・・でもないか、ジャコバンたちだし。

いっそ、もっと罪をかぶせて100年くらい牢屋から出られないようにしませんか?(外道)

ということで、今回はここまで!

Ⅲ部Bルートは「アスラン可哀想」という印象が一番強かったですね・・・。

身に覚えのない罪を次々と着させられて・・・殺されかけて・・・挙句の果てには”誤解”でしたという結果・・・本当に可哀想。

あと・・・うん、話の展開がかなり強引でしたね・・・。

もともと、浸蝕でマクシムやユメちゃんの認識が事実と矛盾しているのが前提だったのでしょうがないですが・・・それにしても二人の行動がいつもの二人と違いすぎて戸惑いました。

特に最後のマクシムに謝るユメちゃんは、「本当にユメちゃんなのか・・・?」と思うほど大人びていて戸惑ってしまいました。

ポーレットも含めてこの3人の関係性が進むイベントは、浸蝕という横やりなく、じっくりと見たかったなと思ったのが私の本音でした。


Dai

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