黎の軌跡Ⅱ 感想183 ”罪”を観測する第八のゲネシス。・・・本当に何でこの装置作られたんだろう?

黎の軌跡Ⅱ 感想183回目!

今回はクレイユの悲劇後にディンゴに何が起こったのかが詳細に明らかになりました。

・・・ゲネシスは何のために作られたんだ・・・ほんとに・・・

久しぶりの再会で仲のいい兄弟のように語り合う二人。

・・・ディンゴはヴァンを見守るような立場になれる珍しい存在ですね。

いや、でした・・・と言うべきですか・・・

ディンゴはもうクレイユ村で死んでるんでるので・・・。

今のディンゴはバーゼルのキャラハンの時と同じ・・・記憶や人格をAI化された存在。

あくまで偽物。

記憶も人格も一緒なのに偽物・・・感覚的には分かりますが、何が偽物なのかって具体的に説明しづらいなあ。やはり体の有無なのかな・・・

でも、それを言ったらリゼットは・・・う~ん。

ヴァンのこの反応を見ると、覚悟はしてたと思いますが、それでもディンゴの生存の可能性に淡い期待があったのかもしれないですね・・・

ディンゴの罪の意識を起点にディンゴの記憶や人格が第八のゲネシスに取り込まれました。

・・・なんなんだこの装置・・・

メアちゃんはまた聞き取れない言葉で第八は~の根幹をに担う特別な装置と言ってます。

この装置、エプスタイン博士が作った、割と歴史が浅い装置ですよね?(50年くらい?)

その数十倍歴史が長そうで製作者完全不明のアーティファクトと同位の扱いになってそうなのが凄く不思議なんですが・・・

そっか。操られてたとはいえディンゴが特務部隊やハングレたちを殺めたことになるのか・・・

これも罪に繋がって、より第八に囚われてしまった・・・とかあるんだろうか。

ネメス島の時にはもう自分を取り戻してたのかよ!

そして、あの時からゾルガの雄たけびは全部演技だったんかい!

何気にそれが一番衝撃なんですが・・・。

そして、サラっと明かされるピクニック隊とディンゴの関係。

共和国に入った際に兄上がディンゴを頼った縁があるとのこと。

そういうのもっと早めに言ってくれませんかね!?

こんなラスボス直前で言われても情報過多なんですが!

さて、軌跡シリーズ史上最も和やかな雰囲気になってしまったラスボス戦前ですが、ヴァンが本題に戻します。

第八は何を観測しているのかと思いましたが、人の罪――”原罪”ですか。

自然現象とかじゃなくて、また俗なものを観測してますね・・・というか観測できるの?

浸蝕により、とんでもない行動をしてしまった人を例に挙げ、「もっともらしい建前があれば、人は一線を容易く踏み越える。それが人の”原罪”」と言うディンゴ。

・・・原罪って「人の存在そのものが罪」って意味じゃなかったっけ?

あと、浸蝕を「それらしい建前を与えること」のように言ってますが、浸蝕は対象の人物の考えを強引に捻じ曲げる効果も確かにあったと思いますので、それを人の罪と言うのはちょっと浸蝕された人が可哀想な気がしますが。

ともかく、その罪を観測することが第八の役割。

・・・ゾルガがヴァンたちに勝った場合、あの3日間に起きた事件が全部現実のものになるとのこと。

何で? 

それ、ディンゴ(第八のゲネシス)に何かメリットある!?

・・・なんかまた重要な情報がサラっと出てきたような・・・

巻き戻りは第八の力ではなく8個のゲネシスすべての力の福産物。

”巻き戻り”の意味はゲネシスが望まない観測結果を数回までリセットできる機能とのこと。

つまり、ゲネシスが望まない観測結果をゲネシス側(ディンゴ)が勝ったら最終観測結果にする・・・

・・・なんで?

これだけ戸惑いながら挑むラスボス戦も初めてです・・・

そもそもディンゴと戦うということ自体に、凄く違和感がありますね。

黎Ⅰの時、ディンゴは戦闘員ではなく頼りになる裏方と言うポジションだったですし・・・。

ということで、今回はここまで!

人が罪に勝てるのかと言うところをゲネシスは見たいということなのかな?

勝てなければ罪を犯した罰を受け入れてもらうと。

・・・浸蝕によって犯した罪の罰を受けろって結構理不尽な気がしますが。

人を試すような真似をするのは、何か目的があるんでしょうか・・・?


Dai

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