黎の軌跡Ⅱ 感想184 別れに涙はいらない互いの関係。格好良いなあ・・・

黎の軌跡Ⅱ 感想184回目!

別れに涙はいらないヴァンとディンゴの関係は尊い・・・

さて、ゾルガ戦へと突入。

このラスボス戦、今までの戦闘とは色々と違いがあって面白かったです。

スクショは取れなかったんですが、いきなりフィールドバトルに切り替わるというギミックも。

いや~、その時には熱中しましたね!

ゾルガの攻撃から逃げ回るのに。(フィールドバトルでゾルガと戦ってたまるか!)

・・・ソニックのスピンみたいな攻撃でゾルガが迫ってくるのがガチ恐怖でした・・・

戦闘が進んでいくと、急に戦闘場所が変わることも。

これは・・・ヴァンとエレインがやられたところですか・・・

今、思うとあれが一番精神的にきつかったなあ・・・。

あの時はやられましたが、今回は何とかしのぎます!

すると、今度は過去の強敵たちが次々と出てきました。

魔人化ジェラールと魔人化メルキオルのコンビはきついって・・・

また、相手どうこうとは別に、このバトルの連続は精神的にきつかったですね。

いつまで続くのか分からなかったので、回復アイテムを使うたびに「・・・持つのか?本当に持つのか!?」と精神すり減らされました・・・

もっと回復アイテム買っとけばよかった・・・!!!!

しかし、何とかしのぎ切りついにゾルガとのラストバトルへ!

スクショのタイミングが微妙すぎてわかりづらいですが、ゾルガのド派手なSクラフトを受けきり、カウンターでヴァンのSクラフトを叩き込む場面。

この演出が本当に格好良かった・・・!!!

今までラスボスとの戦闘はどうしてもあっさりと終わってしまう印象がありましたが、今回のこのトドメの演出により「これがラストだー!!!!」という快感がありましたね!

本当に良かった、この演出。

そのド派手な演出とは逆に静かなラスボス(ディンゴ)の言葉で幕を引く。

ここも良かったなあ。

ヴァンに余計な罪悪感は抱かなくても良いと言ってるようにも聞こえますね。

今までとは違い相手が全く悪人ではないラスボス。

勝利しても喜びに浸れるわけもなく、逆にみんな神妙な顔をします。

しかし、一番ディンゴとの仲が深いはずのヴァンは爽やかな顔でディンゴと向かい合います。

お互い、悲しい顔をすることは望んでないのを分かっているかのようですね。

良いなあこういう関係性・・・。

ゲネシスの力は戻りましたが、それはディンゴを”生かしていた”力も奪うということ。

予想通りディンゴの存在が薄れていきます。

・・・危なっかしいゲネシスの力が戻るよりは、そのままディンゴを生かした方が・・・とも思ってしまいますが・・・クロウっていう例もありますしね・・・。

ここでヴァンがアニエスの依頼はまだ半分と言っていることは結構重要なことじゃないかなと思います。

ゲネシスという装置の重要性・・・と言うよりは危険性ですかね?をヴァンなりに改めて把握したということじゃないでしょうか。

そのため、今後(次作)はゲネシスを深く調べていく展開になるのかもしれないですね。ただの予想ですが。

・・・やばいなあ・・・黎の軌跡Ⅱで一番涙腺に来てるかもしれない・・・

Cからは一度も4spgとは言ってないのに、ヴァンもディンゴもあのメールを4spgと捉えてるところに、二人の絆の深さを感じます。

周りが全員目を伏せる中、あくまで穏やかにディンゴと接するヴァン。

涙も流さなければ、決して顔を歪ませることもなく最後のお礼をさせろと言います。

マリエルへの伝言か・・・

でも、伝え方が難しいですね。

ディンゴが亡くなったのは半年くらい前ですし、今更伝言を伝えても「なんで?」となりそうな気も・・・

ってマリエル、ここにいるんかい!

ということで、今回はここまで!

ディンゴとヴァンの関係性は男なら憧れてしまう関係性ですね。

涙を流すなんてかっこ悪いし、ふさわしくない。

これが最後でもお互いに穏やかな顔をして、何ともないという顔をして別れようという美学を感じます。

まあ、そんな強がりがアニエスやエレインをさらに心配させてしまうのでしょうけど・・・それでも男としてはこんな関係性の相棒を作りたいですよねえ・・・


Dai