黎の軌跡Ⅱ 感想128回目!
フェリの浸蝕が解けるまであと一歩のところまで来ましたが・・・
これまで通り、逆に浸蝕の支配が強まってしまい・・・
出てきたのは巨大な鷹!
クルガの伝承にもある化け物のようです。
・・・クルガ、”使命”も含めてこの世界に対して結構重要な立ち位置にいるような・・・
フェリから出てきた怪物も倒し、フェリの記憶の改変もほぼ解きかかっているのに、それでも強まる浸蝕。
・・・回数を重ねるごとに浸蝕が強まってませんかね?
裏解決屋でもフェリの浸蝕を解けないとなると・・・ほかに手立てが・・・
と、そこに死んだはずのアイーダさんが登場!
当然、本物ではなくフェリの記憶の中にあったアイーダが再現されたもののようです。
・・・そういえば、フェリが戦士としての自分に疑問を生じるきっかけだったのはアイーダにトドメを刺せない所からでしたね。
フェリはあの時からずっと自分が戦士になれるのか迷っていたのかもしれないです。
しかし、アイーダの言う通り、その優しさと迷いがあるからこそ裏解決屋で愛される存在となったフェリ。たとえ戦士になれなくても裏解決屋にとってかけがえのない存在です。
・・・個人的にも改変を受けた戦士として迷いのないフェリよりも、迷い悩んでるフェリの方が愛おしいですね。
このアイーダはあくまでフェリの中にいたアイーダ。
しかし、その存在がフェリの悩みを受け入れてくれたということは、いろんなことに悩み迷うフェリをフェリ自身が心の底では認めているということですよね・・・。
そして改変を受けても、今の自分を受け入れてくれる”アイーダ”をしっかりと心に大事にしまってあったと。
そんな自分の心の中にある”アイーダ”をこれ以上穢されないためにも、浸蝕を断ち切ります!
・・・これは、お兄ちゃんもやってたやつ!
いずれはお兄ちゃんにも迫るかあ・・・
頼もしいけど、あんな怪物になるフェリを見たくもないかなあ(笑)
もうちょっと甘えん坊の末っ子でいてほしい・・・
無事に浸蝕の支配からは脱せましたが、途端に罪悪感がフェリに襲い掛かります。
人一倍、裏解決屋も含めた身内を大切にする子でしたからね・・・。
そんなフェリを優しく受け入れるアニエスお姉ちゃん。
・・・やはり、アニエスは裏解決屋の聖母だなあ・・・。
リゼットも謝罪をします。
・・・こっちも責任感が強いから、ちょっと心配・・・
まあ、すべての元凶はガーデンマスターとかいう悪趣味な奴なんですけどね!
姫ですら、楽しまずに4日目は勘弁って言ってるんですよ!
あの姫ですら!!!(どういう意味だ?)
カシム主任も謝罪します。
特にヴァンには念入りに謝ってください。
最悪、妹を助けるためならヴァンは殺してもしょうがないと思ってましたよね、主任!
・・・それとも、そこまでしてもヴァンなら何とかするだろうという信頼だったんだろうか・・・?
とりあえず爆破してしまった事務所と当面の住居はクルガとMKが用意してくれるということ。
所長は「あまり気に病むな」と声をかけてくれます。
あら、所長・・・優しい・・・。
事務所よりも車かよ!?
これで車が大破してたら、クルガとMKに滅茶苦茶なミラ請求してたんだろうか・・・
もしかしたら、黎Ⅰの時のヴァルターに向けてたくらいの敵意をカシム主任に向けてたかもしれないと思うと、ちょっと面白いですね(笑)
さて、これで回収できたゲネシスは5つ目。
(何回も死んでることに目をつむれば)順調に集まってきている気はしますね。
・・・簡単にゲネシスを手放すガーデンマスターは余裕があるというか、ちょっと慢心している気もしますね。
さて、いったんは自由行動とするようですが、今回のフェリやリゼットが浸蝕を受けた件を回避するために単独行動は避けることに。
・・・単独行動してなければ浸蝕を防げるかは分からないですけど、まあしないよりはマシですね。
ということで、今回はここまで!
フェリやリゼットが敵に回ってしんどかったこのルート。
ただ、リゼットの抱えてる孤独が少し見えたり、やはりアニエスとフェリは裏解決屋の仲でも親密なんだなあと分かったりと、中々興味深いルートでもありました。
考えてみると裏解決屋の助手たちはまだ完全には見せていない闇がそれぞれありますよね・・・大体見えたのはカトルくらいかな?
・・・というか、まだまだ所長の謎が一番多いような・・・唯一出自が分かってないですし。
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