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黎の軌跡 感想142 ディンゴの置き土産。彼一人で物語全体を把握してないか?

黎の軌跡 感想142回目!

ディンゴの残した手帳に関する4spgの依頼を受けたところから。

どうやらディンゴにはアルマ―タについての貴重な情報を集めた手帳があるらしく、それの捜索依頼を受けました。

そういえば、ディンゴはジェラールと何かしらの因縁がありそうでしたね・・・。

手帳を探すため、ヴァン達はディンゴの周囲の人物に聞き取りに行きます。

まずんはマリエルから。

あ、手帳について知ってたんだ。

正直、全く期待していなかった(失礼)

ただ、どこにあるかまでは知らないみたいです。

ただ、他の関係者には心当たりがあるらしく、風俗関係の人とのこと。

まあゴシップ紙なんだらから関わっていて当たり前なんだけど、ディンゴと風俗業界はあんまり結びつかないなあ。ナイアルなら想像つくかも。

マリエル、君、確か成人してるよね?

「えっちなの」って(笑)

可愛いけど

さて、風俗関係といえば黒芒街のこの人。

ディンゴもヴァン並みに顔が広いんですね。

というか、ヴァンとディンゴの知り合いであるミストレスが割と重要人物?

ミストレスは風俗嬢として、ディンゴは情報屋として駆け出しの時に知り合ったようです。

ヴァンもミストレスもまさかディンゴの方が先に死ぬとは思わなかったという口ぶり・・・

・・・君らも20代だよね?

裏社会で生きているという覚悟が決まりすぎてる感じがする二人。

ここにきて手帳の手掛かりが無くなってしまいましたが、アニエスがクレイユ村への交通手段に疑問に思うことで、新たな関係者が浮かび上がります。

公共交通機関はアルマータが見張っている可能性がある・・・。

となると、交通手段は限られてきます。

個人タクシー・・・

あの男しかいないな。

やっぱり。

妙に印象に残るタクシー運転手のジョルダーノがここで出てきました。

というか、アンタもディンゴと知り合いだったのかい

キャラデザからして妙に凝ってるなあとは思っていましたが、もしかして結構重要なキャラなのかな。

しかもディンゴの過去についても凄く詳しいし。

ジェラールがアルマ―タのボスになる手伝いをしてしまったことで、ディンゴはかなり悔やんだようです。

ハルも関わってたよなあ、確か。

ジェラールはアルマ―タのボスになる前は仁義に篤い人物だったようで、ついディンゴも手を貸してしまったようです。

猫かぶってたのかな?それとも人が変わるきっかけがあったのか・・・

ジョルダーノからの情報により、手帳を見つけたヴァン達。

そこにはアルマ―タ幹部のことが詳細に書かれていました

まずはヴィオーラ。

ヴィオーラの情報は彼女が発言した内容とほぼ一緒ですね。

ただ、彼女の武器はゼクトアームズ製とのことですが、正式商品ではないことが新たに分かりました。

裏でゼクトアームズとつながっていた・・・?

お次はアレクサンドル。

こちらも情報としては本人の口から語った通り。

ただ、バルムント大公の消息が不明というのは気になります。

サラさん関連の話で、この辺りの説明あったっけ?

そして、彼の武器もゼクトアームズ製とのこと。

やっぱり、アルマ―タとゼクトアームズは裏でつながっていたのかな?

次は正式にはアルマ―タの直属ではないオランピア

彼女の情報は少ないですが、やはり”天使”に狂信的な村の出身だったようです。

ちなみにディンゴは天使人形に対する依存により感情が希薄になっているのではないかという、極めて正確な推測もしていました。

凄いな・・・

そして、オランピアよりも謎なアリオッチについて

それでも130年前に崩壊したイスカ神聖皇国の出身だという情報を手に入れていました。

本当に凄いなディンゴ

しかし、イスカは天変地異で崩壊したのか・・・。この辺りも今後物語のキーになりそう。

そして九つの守護団体のうちの羅ゴウ衆(漢字出てこない!)に属していたと・・・

ややこしいな!

あと、完全に勘ですが、斑鳩はこの九つの守護団体の1つだったのでは?

そしてメルキオル。

蛇の柱の一人である破戒の古巣(月光木馬園)出身であり、かつて悪魔の研究をしていたD.G教団を取り込んで暗殺育成組織である庭園を作ったという、まさに闇の世界のプリンス。

・・・闇にプリンスって付くと何故かハリーポッターを思い出すな・・・。

なお、クレイユ村にメルキオルが長く居たことや、クレイユ村が東方、中東の人種も受け入れていること、そして予測されるアルマ―タの資金源から、クレイユ村の悲劇を事前に予測していたと思われる文章もありました。

本当に凄いなディンゴ(3回目)

そして、最後にジェラール。

ジェラールのことについてだけは少し感情的になっているようにも見えました。

ジェラールの背景についても大体調べがついていたディンゴ。

また、

彼の恐怖への渇望がどこから来てるのかも仮説があるようでした。

ほぼディンゴ一人で黎の軌跡の物語を全体的に把握してるじゃねえか・・・

クレイユ村に向かう直前でもマリエルやヴァンのことを気にかけていたディンゴ。

この時点で自分が無事に帰れないことは何となく察していたのかもしれません。

そんなディンゴの手記を見て、珍しく言葉が出なくなるヴァン。

ヴァンにとってはアラミスを中退してから、一番頼りになる人物であり、そして唯一甘えられる存在だったのかもしれないですね・・・

ということで、今回はここまで!

ディンゴは鋼の錬金術師のヒューズを思い出しますね。

1人で敵の狙いや背景をすべて把握できてしまうので、物語から退場させられるところとか。

個人的には軌跡シリーズでもかなり優秀な情報屋だと思います。

・・・CIDはディンゴを囲い込んでおくべきだったのでは?


Dai

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