本日、発売の「黎の軌跡」。
ダウンロード版を買った人はもうプレイしている人もいるかもしれませんが、私は製品版なので通販待ち・・・。
今回は黎の軌跡につながる物語として「ある少女の学校生活」を紹介!
我らがレンちゃんが主役の話となっています!
共和国の名門であるアラミス高等学校に転入したレンちゃん。どうしても目立ってしまうレンちゃんは興味もない生徒会長選挙の騒ぎに巻き込まれてしまいます。
レンちゃんにとっては些末な出来事でしたが、この騒ぎを通じて黎の軌跡に登場する人物たちと関わり合いを持つことになります。
レンちゃんはもちろん、黎の軌跡 メインヒロインのアニエス、記者のディンゴが登場。首都イーディスの関係者ですね。
S1208年 4月
新Ⅶ組のメンバーが卒業した直ぐ後に、カルバート共和国の名門、アラミス高等学校に転入したレンちゃん。元々の容姿、頭脳、そして女性らしく成長したスタイルで嫌でも目立ってしまいます。
大人の女性になることも意識し始め、一人称を「レン」から「私」に変えていました。
既に博士号を取っていたレンちゃんがわざわざカルバード共和国の学校に転入した理由は、カルバードの導力技術の動向を探るため。
これまで、各国の導力技術の革新はエスプタイン財団からの支援で進められていました。それに加え、技術の面からのゼムリア大陸の安定を図るため、各国の技術者が協力する関係を作ろうとします。
しかし、共和国のヴェルヌ社はそのエスプタイン財団からの支援を受ける枠組みからも脱退。共和国独自での導力開発、オーブメント開発の道へと進んで行きます。
裏では政府と共同での軍事力増加も示唆され、長年の敵対国である帝国の力が弱まっている現在、各国は敢えて孤立していく共和国の導力技術に注視する必要が出てきました。
レンちゃんも共和国の情報を集めるためにアラミス高等学校の学生として潜入します。
昔から、自分の立場を利用しての情報集めは得意だったので適役と言えますね。
それはそうと、ティータとの会話の中でティータがアガットとの仲を進められていない話題が出ましたね。
アガットさん!何やってるの! 奥手すぎるよ!
・・・いや、あのお母さまがいるから簡単には手出せないか・・・
そんな大きな事件と比べると些末な出来事。
生徒会長の座を狙ってるロナールという学生が、目立つレンちゃんを邪魔に思い、自分の陣営に引き込もうとしたり、いやがらせをしたり、力づくで黙らせようとしたりしてきました。
レンちゃんの本性を知っている身からすると「あーあ、し~らね」と思いましたが(笑)
ちなみにレンちゃんは共和国議員の親がいることで様々な人脈を持つロナールの陣営に入ることにはメリットを感じましたが、ロナールという人間に全く魅力を全く感じなかったためロナール陣営への勧誘をバッサリ拒否(理由がレンちゃんらしい・・・)
その後、ロナールは女性グループの陰湿ないじめかといういやがらせを行いますが、レンちゃんにはどこ吹く風。むしろ華麗に解決するレンちゃんの人気を高めるという逆効果になりました。
しかし、このロナール。生徒会長選挙で勝つために、賄賂、脅迫等の念入りな下準備をしており、逆に感心してしまいました。
・・・その用意周到さで真っ当に選挙に臨めば良かったのでは?
そもそも生徒会長選挙に全く興味が無かったレンちゃん。
ロナールの嫌がらせも虫が周りで飛んでいるくらいにしか思ってはおらず、自分に近寄らないように適当に脅して終わらせる予定でした。
しかし、レンちゃんがロナール一派に囲まれているところにある後輩が助けに来ます。
黎の軌跡のメインヒロインキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
特に親しくもない自分のために飛び出してくれた後輩。もしロナールが生徒会長になればこの後輩の学校生活にも影響が出るのか・・・。そう考えたレンちゃんはロナールを徹底的につぶすことにします。
①共和国の雑誌記者を使ってロナールが生徒会長選挙でやった不正の映像を入手。
②その映像を生徒会長選挙で流し、登壇上でロナールを糾弾
③逆ギレで半グレを雇い襲い掛かってきたロナールを武力で返り討ち
④ついでに共和国議員であるロナールの父親の汚職を雑誌記者にリークし失脚させる。
⑤ロナールをアラミス高等学校から追い出す。
やっぱりレンちゃんを敵に回しちゃいけないね!
そもそも敵に回す必要が無かったレンちゃんにわざわざ嫌がらせしたロナールがあほですが。
ちなみに返り討ちするときに感情が高ぶって、つい「レン」と自分のことを呼んでしまったレンちゃんが可愛かったです!
また、記者のディンゴがヴァンらしき人物に協力を求めていたことも示唆されましたね。
これで、些末な厄介ごとにも解放されると思ったのもつかの間、レンちゃんは生徒会長に選出されてしまいます。
元々、ロナールが事前に無茶苦茶にしていた生徒会長選挙だったので碌な候補者がおらず、投票の7割以上が候補者ではないレンちゃんに投票するという異常事態。
ロナールの普段の横柄な態度を黙認していた教師側も、流石に学生たちの不満が爆発してしまうと考え、レンちゃんに頼み込み。
仕方なくレンちゃんは生徒会長になりました。
目立たないようにしていたレンちゃんにとっては想定外の生徒会長就任でしたが、とりあえずレンちゃんは学生生活を楽しもうと考えます。
空の軌跡のレンちゃんを知っている身からすると、学生生活を楽しもうとするレンちゃんにはジーンときます。
レンちゃんが主役となり、アニエスとの関係も見えた今回のエピソード。
どの分野でも優秀なレンちゃんが主役だと、爽快感と安定感があって凄く面白いなと思いました。
できればレンちゃんが主役かメインヒロインになる軌跡が見てみたかったですが・・・個人の問題がほとんど解決された今となっては難しいかもしれませんね。
黎の軌跡でもレンちゃんの登場が楽しみです!
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