黎の軌跡 感想 10回目!
今回は初めての首都外の町へ移動。
やっぱり新エンジンで自然の描写が凄くリアルになっています。
アイーダ達の行方を追うために、車でクレイユ村に向かうヴァン。
連れていく気はさらさら無かったようですが、3連休と言うことでアニエスも付いてきました。
やっぱりヴァンにとってアニエスは仲間というよりは保護するべき対象という意味合いの方が強そう。
車中ではアイーダのことについてフェリが説明。
元は西風の旅団という大陸西部の2大猟兵団の一つにいたそうです。そういえば、フィーの回想に女性の猟兵がいた記憶があるな・・・。
顔が広いヴァンは当然のように知っている様子。
経験も実力もあるアイーダが何故突然姿をくらましたのか?
フェリはアイーダのことを信頼しているからこそ不安になります。
そんなフェリのことを優しく励ますアニエス。
アニエスとフェリの関係は仲のいい姉妹のような感じで好きですね。
その二人を微笑ましく見ながらも、事の重大性を感じ取っているヴァン。
自分の意志で消息を絶った場合はまだ良いですが、消息を絶たざる負えない状況だった場合、状況の深刻さが甚大になります。
そのようにクレイユ村へ向かっている最中、
バスが魔獣に囲まれているという、どこかで見た光景が!
ちょくちょくクロスベルをを思い出す黎の軌跡です。
裏解決屋の3人で魔獣を追っ払います。
助けられたバスの運転手が礼を言いに来た際にヴァンは自己紹介。
遊撃士であれば「助けて当然です!」と爽やかに言う所ですが、ヴァンは爽やかに助けた分のお金を請求!
アニエスは戸惑ってしまいます。
しかし、フェリは「持てる者は支払う義務がある」と納得。
基本フェリの方が世間知らずなんですが、シビアな話になると立場が逆転するのが面白い。
まあ、ヴァンも遊撃士に払うお金の20%増しでしか請求しないので、まだ良心的なほうだと思います。
ブラックジャックだったら100倍、1000倍当たり前に請求してきますし(笑)
そして、バスの中から裏解決屋を見つめる謎の男が!!!
いや、PVにも出てたから正体知ってるんですけどね。
そしてクレイユ村に到着。
新エンジンになって空、水、光の表現がよりリアルになったことにより特に自然の描写が進化した感じがあります。
村の印象としてはクロスベルのアルモリカ村より伝統を感じますね。帝国だとこんなゆったりした村は無かったような気がする・・・。
クレイユ村でアイーダ達の情報収集をします。
どうやら彼らは10日前にこの村を訪れて翌日に即出発。
しかし、何故かリーダーだけは3日前の夜にも目撃しているとのこと。
何でリーダーだけ? しかも夜なんだろう?
その後、色々情報収集する中で、やはりリーダーのアイーダだけは夜のクレイユ村を訪れていることが判明。
そんな中、自転車強奪事件が発生し、犯人を追っていきます。
その犯人は魔獣の群れに襲われていました。
この魔獣。異様に怯えていたり目が赤かったりして様子がおかしかったです。
そのことに違和感を覚えつつ、原因がよく分からないことにいら立つヴァン。
軌跡シリーズでの魔獣の変調は大体人為的なものに決まっていますからね。間違いなく誰かの意図的な仕業でしょう。
ちなみに自転車を盗んだ犯人はヴァンを借金取りだと間違えて慌てて逃げるために自転車を奪ったとのこと。
人騒がせな!
ということで、今回はここまで。
個人的に面白くて興味深かったのはアニエスがヴァンと同じ部屋に泊まることを意識した場面。
今までの軌跡シリーズだと、割と無視されてきた場面ですが今回はこういうところも言及するんだなと思いました。(アリサあたりが言及したこともあったような・・・?)
色々と表現がリアルになってきたことにより、こういう所もしっかり描かないといけなくなったのかな?
あと、結構アニエスはヴァンのことを異性として意識してるのが面白いです(笑)
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