黎の軌跡 感想15回目
共和国編の目玉の一つである東方人街がようやくお披露目。
また、前作の絆イベントを継承するコネクトイベントも登場。より遊びやすくなっていました。
雰囲気がガラッと変わって、東方的な街並みが広がります。
そして、見事な演武シーン!
黎の軌跡では演武とか踊りのアクション、演出が向上していて見ごたえがあります。
このクオリティでアルカンシェルとか学園祭のステージとか見たかったなあ・・・。
特に女形の演者の演武は圧巻でした。
女性からの熱狂的な歓声!
女形の役者の正体は整った顔立ちの美青年!
そりゃ、女性たちから黄色い声援が出るわ・・・。
男もかい!
演武を観客席で見ていたのは華麗でありながら幼さも併せ持つ美少女と、ありえない位胡散臭い眼鏡。
美少女の方は女形の演者と幼馴染のようです。
そんな彼女は隣の真性鬼畜メガネに熱い視線を送っていました。
趣味悪っ。
そいつは絶対やめといた方が良いよ・・・。
その時、ド畜生眼鏡にある連絡が入ってきます。
何かトラブルがあった模様。
そのトラブルに対応するため、自分が留守の間の悪だくみ(対策)を考える人の皮を被った鬼眼鏡。
一方、女形の役者は大成功に終わった演武の余韻に浸りながら、テンション高めで舞台を後にします。
上品な演武とは真逆の下品な言葉遣いにギャップを感じるなあ。
そこに現れたのはその青年の友達。
顔に怪我をしており、何者かに襲われた様子でした。
「また、あいつらだ」の声に赤髪の青年は、怒りの炎を目に宿します。
やられたらやり返す。暴力には暴力を。
青年はそのきれいな顔とは不釣り合いな、暴力的な感情を表に出しました。
東方人街こわっ!
共和国はクロスベルより治安悪くないですかね・・・
またもや、雰囲気が変わって今度はゆったりとした銭湯。
ヴァンがサウナやお風呂を余すところなく堪能していました。
・・・やっぱり、ヴァンっておっさ(ry
そこに美少女二人が女湯に登場。
一気に華やかになりました。
ですが、ヴァンは至高の時間が知り合いに侵されたと真面目に落ち込みます。
せっかく、美少女が来たのに!
でも、何となく分かるかな。趣味の時間って誰にも邪魔されずに一人で没頭したいんですよね。
せめてもの腹いせにもう一つの嗜好の時間であるデザートを食べようとするヴァン。
趣味がおっさんくさいのか女性よりなのか分かんねえな、この主人公。
そして、アニエスとフェリとも一緒に至高の時間へ!
お、おう・・・
そ、そうか・・・ちょっと付いていけない
ここまで趣味に全力投球する主人公って異質ですね。
リィンの趣味は温泉と妹、ロイドは・・・模型?
どちらも仕事が趣味という感じで私生活の楽しみがあんまり見えなかった記憶があります。
エステルは割と趣味にも全力だったかな。釣り、虫取り、スニーカー集め・・・エルテルはエステルで少年趣味だな。
ヨシュアと付き合ってからはヨシュアが趣味になってる感がありますね。リア充爆発しろ!
社会人としてはヴァンの生き方には相当憧れます。
さて、今回は新しく加わったフェリの首都案内と裏解決屋のアルバイトを体験させることが目的ですが、その前にコネクトイベントを消化。
閃の軌跡でいう絆イベントのようなもので、今回は1画面でどのようなコネクトイベントがあるか把握できて便利です。あと3章時点で消化できないコネクトイベントが無いのもGOOD!
絆イベントでは消化できなかったものを残して物語が次に進むのが結構ストレスでしたからね・・・。私は女性キャラの絆イベントばかり優先していましたが、2周目で男キャラの絆イベントをしてみると恋愛が絡まない分、まとまっていて感動できるストーリーも多かったので「1週目でこっち選択すれば良かった・・・」と思ったのもしばしばありました。
今回のコネクトイベントはアニエス。
何か浮かない顔をしているアニエスをヴァンが気に掛けるところから始まります。
ロイドやリィンと違って素直じゃないだけで、大分お人好しな主人公だよなあ。
アニエスは大切な本を無くしてしまったとのこと。
その話を聞いて、ヴァンは愛車をどっかの狼さんにぶっ壊されたことを思い出し、同情。
まだ根に持ってるな・・・
色々と探しましたが見つからない本。別の可能性も浮上してきました。
その可能性とは盗られて売られた可能性。本当、優しくない共和国。
というわけで、売られた先に見当があるヴァンが早速連絡。
もはや、これくらいの人脈では驚かなくなってきました。
あっさりと見つかったアニエスの本。
それはそうと、連絡した女性リンゼからヴァンは熱い視線を向けられていました。
周りの色男たちに悪態をついてるけど、ヴァンも結構モテるよね・・・?
まあロイドやリィンほどではない気がするけど、その分女性側からの湿度が高いような気が・・・
アニエスちゃんもちょっと気になるヴァンの女性関係。
そこは置いといて、アニエスが探していたのは主人公が同じ名前の「陽だまりのアニエス」。
アニエスは本の主人公の真っすぐ芯が通った生き方に憧れていたそうです。
サブイベントに当たる今回の話でしたが、アニエスの心の強さのルーツを探る重要な話だったかもしれません。
このイベントでアニエスのコネクトレベルが上がり、名称と共にボーナス能力UPも得ました!
仕様がペルソナ5に近いづいた気がするなあ・・・
と、今回はここまで。
ヴァンの世話焼き能力の高さを改めて感じた今回。過去主人公のリィンやロイドと組ませても兄貴分として相性が良さそうだなあと感じています。
|