黎の軌跡 感想17回目!
今回は2章始まり時点での主人公周りの組織との関係、人物達を見ていきたいと思います。
微妙ですが、協力関係の遊撃士から
ヴァン(24歳)曰く「若いね~」と言われているアルヴィス。
同期とみられるレジーナと一緒にいるところを発見!
同期にも「すぐ熱くなるな」って言われてる(笑)
ヴァンの職業(裏解決屋)に対してアルヴィスはことあるごとに突っ込んでくるので、共和国の遊撃士全体があまり良く思ってないのかな?と思っていましたが、熱く批判してくるのはアルヴィスだけの模様。他の遊撃士は裏解決屋を冷静に見定めている感じです。
関係ないですが、軌跡シリーズでは「胡乱」という言葉が沢山出てきます・・・ライターの癖なのかな。正直、このシリーズ作品以外で見たことない言葉ですが。
そんなアルヴィス、実力はそれなりに持っているようでB級への昇進も近いようです。
・・・もうちょっと精神的に成長しないと難しくないかなあ。
遊撃士協会ではジン、エレインと会います。
そこで、新しく仲間になったフェリちゃんをご紹介!
女子高生に続き、今度はもっと幼い子供まで裏解決屋にいれたヴァンを非難するエレインと必死に弁解するヴァン。
この二人の関係、思った以上に力関係がエレイン側に傾いてる気がする(笑)
ヴァルターのことも含め、改めてクレイユ村での事件を報告(ゲネシス関連は除く)
ジンさんもヴァルターのことについてはそこそこ驚いていましたが、空の軌跡の時よりは落ち着いているような印象。まあ、ヴァルターとの関係はある程度決着は付いてるようなものだからかなあ。
あと、今は結社よりもアルマ―タの方が脅威だからというのもありそうです。
エレインからはヴァンに「勝手にいなくならないように」と注意。
過去に突然いなくなったことがあるのかな? ヨシュアみたいに。
つい最近まで疎遠だったことを考えると、ヨシュアがいなくなってエステルを数年間ほったらかしにしたようなものか・・・
そう考えると、ヴァンひでえな。
ヴァンはあくまでも軽い感じで肯定。エレインからの「お願い」を真正面から受けることを避けた様にも見えました。
そして、その様子を複雑に眺めるアニエス。
この3人の関係が思った以上に湿っぽい。
もっと、リィン周りやロイド周りのような軽い感じの修羅場を想像してたよ!
全然かまわないけど! むしろ、こっちの方が好みだけど!
エレインとは別のヴァンの幼馴染ルネからの連絡。
フェリがいても気にしない素振りを見せる鬼畜メガネ。
そこで、ヴァンからの「責任の追及」が入ります。
アイーダ達が全滅した直接の責任は無いにしろ、全滅させられたクレイユ村近郊までルートを変更したのはお前らCIDの責任だろう、と。
ヴァンも本気でCIDの責任を追及するつもりはなく、あくまでフェリの気持ちを考えてルネに言い返した感じでした。
それに対して責任は認めるものの、言い訳はしないというルネ。
その代わりとして、アイーダ達を殲滅した組織についての情報を伝えます。
アルマ―タではなく、アルマ―タと協力関係を結んだ組織ではないかとのこと。
元西風の旅団の主力を倒せるレベルの組織ってそんなにいないような気がするけど・・・
そして、もう一つ政治的な話を教えてくれました。
それは省庁と遊撃士の対立。
遊撃士が裏解決屋のようなグレーな存在に助けてもらっている現状を問題にしているようです。
なっているではなく、している。
遊撃士とは表立って対立しているわけでは無いですが、国家の利益を優先する政府体制側と民間人の安全を優先する遊撃士とでは反対の立場になることもしばしば。
ヴァン達との関係で遊撃士協会の弱みを握り、有利な立場を取りたいという省庁の思惑があるようです。
それに対し、CID(諜報機関)としてはあまり魅力を感じないルネ。
そこで―――
ヴァン達にCID(体制側)からも案件を依頼することにしました。
これで、省庁が遊撃士を責める大義名分が無くなることになります。
ヴァンは厄介な関係がまた増えた!と嘆いていましたが、ルネとしては弟・妹分がせっかくまた会話できるような関係になったところに水を差されたくなかったという思惑があったのではと思います。
遊撃士との関係で遊撃士(主にエレイン)に迷惑がかかるとなったら、ヴァンはそれこそ一方的に縁を切りそうな気がしますし。
まあ、そんな思惑があったところで、ルネは正直に語らないでしょうが・・・。
裏解決屋の仕事の最中に、アニエスの同級生がアニエスたちを見つけます。
明るくミーハーそうな女の子と軌跡名物の堅物眼鏡君。
ただ、今までの堅物眼鏡君と違ってヒロイン(アニエス)に特別な感情を向けている、恋愛方面で絡んできそうなのは新鮮。
ミーハーな女の子の方はある程度気遣いはできるらしく、アニエスの事情に深く入り込まないようにしている模様。
あと物語にはあんまり関係ないですが、中の人がフィーと一緒なのが驚き。知っているうえで聞いても全然分からなかったです。やっぱり声優さんって凄いなあと感じました。
そして、我らが生徒会長が登場ー!!!!
やっぱり、この娘が出るとテンションが上がってしまう・・・
というわけで、今回はここまで。
まだ2章の始まりですが、主人公ヴァン周りの人間関係の範囲と濃さが凄い。
特に幼馴染は、思った以上に・・・複雑で、発売前の「幼馴染は負けヒロインフラグ!!(キャッキャッ)」というテンションがどこか行ってしまいました。
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