黎の軌跡 感想28回目!
軌跡シリーズと言えばあまり明確にキャラの死を描写してきませんでした。
特にモブキャラ。赤い星座のクロスベル襲撃とか閃の軌跡での貴族連合のクーデターとか。他にも色々ありますが、相当な数の人が死んだよね?という状況でも人が死んだという明確な情報は出てこなかったと思います。
しかし、今回の黎の軌跡ではモブキャラの死というものを明確にしてくるようになりました・・・。
イカサマギャンブラーとのことが一段落したのもつかの間。
アニエスの持っているゲネシスが光りだすという、もはやお約束の不吉な前兆が出てきました。
それと同時に出現する東方人街での濃い霧。
軌跡シリーズの霧は、嫌な予感しかしませんね・・・
不自然な現象に、裏の世界に近い人々は警戒します。
そして、ヴァンの車のケアをしてくれた不審なおじいちゃんも登場。
予想通りアシェンの祖父、黒月の重鎮みたいです。
40年前にも似たようなことがあった模様・・・。
そんな中、いち早く異常を察して市民の避難誘導をしていたアーロンの仲間たち。
若い不良グループというよりは、自警団みたいな感じだなあ。
街の若いグループが規律をもってまとまっているのは、黒月がいるのも大きいんですかね。影響力のある犯罪組織が長年街を治めていることで、若い子たちが羽目を外しすぎずに、逆に規律をもって動いていると。アーロンの影響も大きいんでしょうが・・・。
影響力の少ない警察組織が治めていたクロスベルの旧市街なんかより、よっぽど治安が良いのが皮肉ですね(笑)。
そんな彼らを襲い掛かる集団が現れます。
うわ、だせえ仮面・・・
と、それは良いとして出てきたのは対立しているハングレども。
霧に隠れての闇討ちを仕掛けてきたようです。
仲間たちの悲鳴を聞き焦るアーロン。
現場に急ごうとしますが、そこに現れたのは人形兵器。
え? 敵は結社なのか?
でもハングレはアルマ―タの配下だし・・・
人形兵器をなぎ倒し、仲間たちの元へと急ぐアーロン。
まあ、今までの軌跡シリーズだと間に合わずに仲間たちはボロボロ・・・。
全員病院送りになりますかね。
まあ、中々意識が戻らない奴もいるかもしれませんが、大丈夫! 仇は取ってやるからな!
・・・・?
何か反応がちょっと予想と違うような・・・
・・・え?
・・・む、無駄?
おびただしく流れる血。
静かに首を振るヴァン。
え、まさか・・・
ま、マジで・・・全員死んだの?
いや、ジャコモとかアイーダを含めた猟兵も今作では容赦なく死んでいたのですが・・・
彼らはグレーからダークよりな仕事をしていた人たちなのでそういうリスクもあるのかなと少し納得する部分もありました。
しかし今回、ちょっとやんちゃなだけで何の罪もないアーロンの仲間たちが死亡。黎の軌跡では安全圏なキャラクターはいないんだなと感じましたね・・・。
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