黎の軌跡 感想51回目!
裏組織の構図がややこしいところはクロスベルを思い出しますね。
黎の軌跡では零の軌跡と似たような雰囲気を作って、零の軌跡では踏み込めなかった領域に挑戦している感じもします。
いつの間にかシェリド公太子とその護衛ナージェとの戦闘になってしまった裏解決屋。
私も戸惑いながら戦闘を始めたのですが、シェリド公太子の敵(裏解決屋)を全員一か所に集めてからのナージェ強化+ナージェの範囲攻撃にイラっとしていつの間にかヒートアップしてました(笑)。
何とか対抗して、更に戦闘が激化しそうになった時、
そこに妖精が介入。
今作、遊撃士が仲介役になることが多いな(笑)。
どうやらフィーとシェリド公太子は顔見知りみたいです。
どうやら、ヴァン達と直接戦ったのは、追い詰めてグレンデルの姿を見てみたかったからも大きいようです。
そのために戦闘に持ち込むのは結構好戦的だなと思いました。
そういうところはオリビエとは違うかな?
改めて考えると、あの音楽家は策略を巡らすのは(というか人を驚かせることは)好きでしたが、直接的な戦闘に関しては好戦的ではなかったような気がします。
オズボーンと敵対していた時も、政治的駆け引きが主でしたしね。
とりあえず、ヴァン達は合格を貰ったようで、共同依頼は継続されました。
(・・・合格の基準が分からん)
その後、フィーと情報交換をすることに。
シェリド公太子との関係は、音楽家つながりとのこと。
まあ、予想通り。
そして、「音楽家つながり」だけですべてを理解するヴァンも予想通り・・・。
本当に情報通だな。
話は街に薬物を流しているのはどの組織なのかというところに。
アルマ―タがバックにいそうですが、アルマ―タの構成員は全く見かけず。
アルマ―タの組織的な動きはサルバッドではありません。
このサルバッドで大きな組織というとベガスフィルム。
遊撃士としては警察も少し疑っていましたが、そちらは白とのこと。
アルマ―タの影響があったと思われるメッセルダム映画祭の中止。
そのことで今年唯一の映画祭となったサルバッド映画祭は注目度が急増。主催者であるベガスフィルムは大きく得をした格好になります。
その上、ディンゴの話によるとベガスフィルムから政財界に巨額の金が動いた形跡があるとのこと。
アルマ―タとの関係を示す状況証拠としては十分です。
しかし、分からないのはあの陳腐な脅迫状。
各関係者に映画祭に出ないようにと忠告するのは、今回の黒幕達には何のメリットもないはず。
と、そこでサァラが失踪する事件が発生!
裏解決屋と遊撃士(フィー)の方で疾走したサァラを探すことに。
ここでジュディスの正体を知っているヴァンが、軽率に動くなよと忠告するのは優しいと思いました。(小並感)
と、そこに渦中のちょび髭ベガスフィルム社長が登場。
サァラの失踪には興味がないという態度で去っていきます。
明らかに怪しい・・・。わざわざ出てこなければ良いのに・・・。
サァラが出るはずだったフォクシーパレードの代役にはシャヒーナが名乗り出ました。
イメージした役者とは違うということでゴッチ監督は断りましたが・・・
どうしても失踪した姉の助けになりたいと、引かないシャヒーナ。
どうやら彼氏がいると嘘をついてまで自分を守ってくれていたサァラに恩返しがしたいようです。
・・・やっぱり彼氏が嘘だったことには気づいていたのか・・・
ゴッチ監督に並々ならぬ熱意を見せるシャヒーナ。
その熱意に胸打たれて、シャヒーナを起用することにしたゴッチ監督。
ジュディスも協力して踊りの練習に取り組むことにしました!
・・・この章で一番不思議なのは、元々踊りが仕事の踊り子に女優が踊りを教え込むということ。
これが演技が必要になるミュージカルとかならまだ分かるんですが、フォクシーパレードの場合はただ踊るだけだし・・・。むしろ女優が踊りを教わる方が自然な気が・・・
まあ、細かいことはどうでも良いか。
フォクシーパレードの件は置いといて、ヴァン達はベガスフィルムと裏社会のつながりについてニナに尋ねます。
聡いニナの方もベガスフィルムの急激な事業拡大には不審に思っていたとのこと。
しかし、ゴッチ監督にすら振り回されているちょび髭社長が薬物を広めるなどそこまで大それたことをするかは疑問に思ったみたいです。
となると、考えられるのは脅されての薬物流通。
アルマ―タの支援を受けて、ベガスフィルムは急成長。しかし、それはアルマ―タに弱みを握られることにもなります。
脅迫状は悪化していく事態に対してのせめてもの抵抗。しかし背後にあるアルマ―タの脅威や映画祭の利益を無駄にしたくないという気持ちもあり、明確に映画祭中止の方向にはもっていけなかったのではないかという推測が立ちます。
・・・気持ちはわからないでもないですが、随分中途半端な・・・。
となると、サァラを連れ去ったのは・・・
というところで、今回はここまで。
細かいのは分かっているんですが、どうしても踊りのところで引っかかってしまう3章・・・。
踊りをイリヤ・プラティエが教え込むというのであれば、自然に飲み込めるんですが・・・
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