黎の軌跡 感想71回目!
エアロトラムに乗って大学へ。
ヴァンにすっかり懐いた様子のカトル。
・・・悪い男にのめりこむ純情な女の子のように見えてきた・・・
リゼットは街並みを眺めながら何やら意味深なセリフ。
そして理科大学に到着。
新しく建てられた少しおしゃれな学校という感じでした。
メタ的なことを言うと、建物の中が少し簡素すぎた気がします。大学なのでしょうがないのかもしれませんが、生活感が全くないというか・・・。今から荷物を運びこむ、新しく建てられた建物って感じです。
もう一つ、特徴的な建物として天文台がありました。
東の滅びた皇国の話も出てきましたが・・・今までの軌跡だと西の国の話題ばかりだったので新鮮。
カトルが案内を申し出ましたが、ヴァン達はやんわりと拒否。
・・・まあ大学の悪評を調べまわるわけで、大学関係者のカトルは邪魔になりますしね。
パワハラ教授を調べまわると、中々強烈なことを言っていましたね。
今の日本の会社ならすぐ訴えられそう。(大学は・・・どうかな)
私もなかなか強烈な教授の下にいましたが、ここまでは言われなかったかなあ。「センスがない」だとか「親からどんな教育を受けてきたんだ」みたいなことは言われましたけど・・・
私が入った研究室の教授は教授の中でも変わりものでしたけど、基本的に理系の教授は大体変人です(笑)
大学の中にはカフェで見かける人も(学生?)
バーゼル大学の教授たちは中々信頼されているようです。
調査を終えて分かったことは、パワハラ教授は元々はかなり信頼されて人気もあった教授ということ。
なのでパワハラの被害に遭っているであろう学生からでも、教授の尊厳を守るためにあまり具体的な話は出てきていないようです。
態度が急変したのはハミルトン博士の門下生に研究で大敗北を喫してしまったこと。
それにより態度がおかしくなったようです。
ライバル意識があるかは分かりませんが、私が通っていた大学の教授たちも仲がいいとは言えなかったですね。まあ、別々の研究をしている変人どもが研究資金を取り合っているわけですから、当たり前ですが。
社会人になって改めて思いますが、大学の研究室と教授は本当に異質・・・。
教授たちに対する恨みなのか、私の教授への当たりが強いですね(笑)
そんな話はさておき、聞き込みにより軍兵器の研究開発をしているキャラハン教授が怪しいという結論に!
ちなみに1回、私は選択肢を間違えました。
教授が多すぎる!そして名前を覚えられない。
依頼者が告発するだけの証拠を揃えることもできますが・・・
ヴァンは教授側からの和解、もしくは被害者側との間を取り持つという比較的平和にことを収める方法を提案しました。
被害者側と教授側両方に配慮した、ある意味”優しい”選択ですね。
ヴァンもなんだかんだ言って良い人。
なわけが無かった。
そういえば、わざわざバーゼルに来たのはバーゼルという町の怪しい動きの調査であり、パワハラ調査はあくまでおまけ。
そのおまけを利用して教授の弱みを握り、バーゼルの調査に協力してもらおうという魂胆のようです・・・。
しかし、研究室の中こそバーゼルで最も機密が高い場所のはず。
カードのランクでいうと、Aランクに当たります
そこにどうやって入るのか・・・
ヴァンには(腹黒い)考えがあるようです。
どうやら「公国からの遣い」と「マルドゥック社のSCがいる」という二つの事実を利用して、「キャラハン教授の研究に投資したい」という餌をぶら下げてキャラハン教授から招き入れるようにする作戦。
(あくまで匂わせ。投資があるなんて言っていない)
しかし・・・
流石にこのメンバーでだますのは無理がないか?
せめて、ヴァンとリゼットだけなら、何とか・・・
公国の要人のご令嬢ということで強引に通すヴァン。
平気な顔でうそをつくな、この主人公。
まあ、でも要人の令嬢ならなんとか・・・いやフェリとアーロンはそれでも違和感ないかな?
アニエスだけなら確かに令嬢っぽいですが・・・アニエスは正真正銘の要人の令嬢か。
せめて服装をどうにかしたかったですね。
まあそれでも、入れましたが。
多少、不審に思っても公国からの依頼とマルドゥック社のSCは事実なので警備員としては信じるしかないですね。
少し責めるアニエスとずれた方向に感心するフェリ。
流石に子供の教育に悪いと思ったのか、ヴァンは少しうろたえます。
たまにお母さんぽくなる年下ヒロイン(16歳)も良いなあ・・・
というわけで今回はここまで!
今までの主人公とは違って平気でグレーなことをして潜入するヴァン・・・と思ったけど、今までの主人公も闇のオークションに身分を偽って潜入したり、魔女の洗脳を使って敵軍が占領する街に入り込んだりしてましたね。
・・・あの二人も年齢重ねればヴァンみたいな手口を平気で使うようになるのかな?
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