黎の軌跡 感想 97回目!
かつて自分が修行していた家屋を訪れたヴァン。
そんな家屋からは人が住んでる気配がします。
中にいたのは昼間、裏解決屋を見定めようとしていた金髪の青年。
カマを掛けたヴァンの言葉にあっさりと引っかかります。
この分かりやすすぎる対応にヴァンも呆れ顔。
昼間の偉そうな上から目線の態度は何だったんだ・・・
そんなやり取りをしていると、後ろからアニエスたちに声を掛けられました。
今更だけど随分とヴァンに懐いてるね、君たち。
ヴァンを一人で行動させると不安な気持ちもあるかもしれませんが・・・
いや、アーロンはからかいに来ただけだな。
あと、間章に入ったあたりからフェリも段々耳年増になってきているような・・・
すかさず、リゼットがフォローに入ります。
・・・いや、フォローか、これ?
そして、アーロンにも舐められる金髪の青年。
そんなやり取りの中、部屋の奥から落ち着いた声が掛けられます。
閣下って言っちゃったよ。この護衛
隠すつもりあるのかな?
声の主は、共和国の前大統領。
碧の軌跡から出ているため、初登場からもう10年くらいですね。
家の中に入れてもらったヴァンはまず、ジンさんの師匠にご挨拶。
ヴァンがここで修業したのは共和国で有名な月華でも泰斗でもない流派。
そのヴァンの師匠は3年ほど前に亡くなっていました。
珍しいヴァンの純粋に寂しそうな顔ですね。
ちなみにロックスミスはジンさんの師匠ともヴァンの師匠とも繋がりがあったとのこと。
どこの国でも、権力者と武の道を究めた人は繋がりがある気がしますね。
ヴァンの師匠の名前はバルクホルン。
あ~、あの名前だけは閃の軌跡からよく出てきた・・・。
ガイウスも弟子の一人でしたね。
亡くなったのはガイウスを庇ったから・・・でしたっけ? ちょっと覚えてない・・・
それとあの派手な格好をしていた男女の神父二人組も弟子なのかな。
妙にヴァンに敵意をむき出しにしてたのもその辺りが原因ですかね。
ここの”裏”と”落ちこぼれ”というセリフは少し気になりますね。
当時だけでなく、今の自分の立場も後ろめたく思っているような・・・
正直、聖杯騎士も間違いなく”裏”の組織ですよね。リオンが以前、ヴァンに「恥じぬ生き方をしないように」云々と忠告した時、同じ聖杯騎士のケビンが聞いたら「どの立場で」と苦笑するだろうなと思いました。
聖杯騎士も裏解決屋も、表向きに堂々とできないという意味で一緒だと思うんですが・・・
ヴァンがここまで後ろめたく思う理由があるのかな?
そして金髪の青年の素性も明らかに。
閃の軌跡の時に帝国に潜り込んだ組織にいた若者でしたね。
・・・帝国であれだけ怖い目に遭って、まだCIDにいるのか・・・。
そしてロックスミスは帝国であれだけやらかした組織の一員を未だに護衛に付けているのか・・・
CIDはやっぱり現政権派と旧政権派に分かれてて一枚岩ではなさそう。
キリカさんは今でも旧政権派なのかな?
コーディはロックスミスに心酔しているようで、現政権に負けた前選挙の結果に納得がいっていないようです。
それに対して、コーディをたしなめるロックスミス。
ロックスミス自身は選挙の結果を受け入れてるみたいですね。
それはさておき、ロックスミスはヴァン達を家に招き入れた理由を話し始めます。
中途半端ですがとりあえず、今回はここまで!
黎の軌跡をプレイすると現職のグラムハートがダーティで、前職のロックスミスが穏健派なイメージを持ってしまいますが、碧の軌跡でクロスベル側を見事に嵌めてくれたことを知っている私としては「いやいや、あんたもかなりの狸だっただろう」と思ってしまいました。
そしてコーディの「卑劣なやり方で閣下を陥れて」と言った部分は思わず苦笑しました。コーディ君、クロスベルでのロックスミスの立ち回りを見てからその台詞を言えるのかな?
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