黎の軌跡 感想120回目!
中層領域の担当者 アレクサンドルの前にたどり着いた裏解決屋。
これだけの実力者がいて一番乗りは仕組まれたものを感じますが・・・。
他の組織、隠れてこの戦い見てないよね?
死に場所を探しているというアレクサンドル。
ヴィオーラの時と同じく、アレクサンドルも自分の過去を話し始めます。
アレクサンドルは近衛の家にうまれましたが、幼いころに国を見捨てた王と共に亡命しました。
見捨てられた国の名前はノーザンブリア。
軌跡シリーズでたびたび耳にする、塩の杭の被害を受けた国となります。
王は自分の国を見捨てたくせに、国を支えていた中心人物がいなくなると再度国を自分の支配下に置こうと攻め入ります。
当然、かつての故郷を相手に配下の兵たちのモチベーションが上がるわけもなく。行き当たりばったりの作戦は失敗に終わります。
外道・・・
ノーザンブリアの民が不憫すぎる・・・
どう考えても、王の指示がめちゃくちゃですが、それでもアレクサンドルは悩んだとのこと。
近衛の家にに生まれたアレクサンドルにとっては、王の命令に背くという考えは絶対にありえないものなのかな・・・?
そんなアレクサンドルを見た父親は息子を裏切り者と罵倒して決闘を仕掛けます。
もちろん建前の決闘で、息子に自分を殺させることで”王の近衛”という立場から解放しようとしました。近衛として長年仕えてきた父親は主従の呪縛から逃れることはできませんでしたが、息子は自分さえいなければ、その呪いから解き放たれると思ったのかもしれないですね。
ベルガルドも関わってたんだ・・・
割と関係者多いですよね、あの事件。
今までの登場人物だとサラさんが一番の関係者かな?
悲惨な過去を明かしたアレクサンドル。
しかし、それはアルマ―タとして犯してきたことに対する言い訳をするためではありませんでした。
父親は主従の呪縛から逃れて欲しかったようですが、アレクサンドルは本来の性格もあって根底には主に尽くす兵士としての忠誠心が刻まれていたようです。
なので、父親は勿論”どうしようもなく愚か”な主を見捨てたことですら、彼の心に深い傷となりました。
その傷を見抜かれ、死に場所を用意してやると言ったのはジェラール。
アレクサンドルは自分が死ぬべき畜生だという認識を強くするためにアルマ―タで外道の限りを尽くしたのかもしれません。
何にせよ、自分勝手ではありますね。
そんな自滅願望のあるアレクサンドルを前に、”目を覚まさせてやる”というアーロン。
何て澄んだ目をしてやがる・・・
そんなアーロンを見て、どこか嬉しそうな顔をするアレクサンドル。
立場、状況、本人の性格は違っても闇に堕ちそうだった若者が自分とは違い立ち直ったことが他人事ながら嬉しいのかもしれないですね。
アレクサンドルを倒したアーロン達。
戦場の矜持を捨てたと言いながら、最後の瞬間は戦場の矜持に従おうとするアレクサンドル。
この辺りの矛盾がアレクサンドルをずっと苦しめてたのかもしれないです。
しかし、安易な死=救済を与えようとしないアーロン達。
しっかりと生きて罪を償わせようとします
ジェラールではなくヴァン達と会えていたら・・・と考えるアレクサンドル。
ヴィオーラの時も思いましたが、ジェラールの部下たちはジェラールを慕ってアルマ―タにいるというよりは、自棄になった先にアルマ―タがあったという感じに見えます。
最後まで”殺されよう”と足掻くアレクサンドルに・・・
姫が眠らせます。
流石、姫!
ここの場面、他の協力者ならどうなるんだろう・・・。
というわけで第2フェーズ終了。
アレクサンドルの過去は中々重かった・・・
ヴィオーラも重かったですが。このデスゲームで一気に明かすよりは、過去を小出しにしてくれた方がアルマ―タとの因縁も深くなったんじゃないかなと少し思ったり・・・。
一方・・・
一足先にゲームから敗退した僧兵たち。
やはりマルドゥック社も僧兵たちもそれぞれの目的がありそうです。
僧兵たちは本来の目的”外法狩り”の準備を始めます。
・・・外法ってアルマ―タのことではないのかな?
ということで、今回はここまで!
軌跡シリーズでずっと話題になってるのに、ゲームでは絶対に行けないノーザンブリア。
いつか軌跡シリーズでノーザンブリアに行ける機会はあるのかな?
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