黎の軌跡 感想122回目!
今回は個人的に黎の軌跡で一番好きだったシーン。
これ以上にエモい(使い方あってるか知らない)シーンは軌跡シリーズでも無かった気がする・・・。
夜、一人で街に出るヴァン。
それを複雑そうに見つめるアニエス。
昨日も書きましたけど、アニエスはアリサほど分かりやすくないので、ヴァンとエレインの仲に関してどういう感情を持っているか分かりにくいところがありますね。
というか、アニエス⇔エレインは意外にぶつからない。
お互い、他の女性キャラにはぶつかるのに。
ヴァンは予想通り、エレインのいる場所に。
ヴァンは逃げようとしたエレインを引き止めます。
この場面、本当にエレインは逃げる気があったのかな?と思います。
エレインが本気であれば、振り切るのは難しくないと思いますが・・・(そもそも近づけさせなかった気も)
エレインもヴァンと話したかったんじゃないかな?
流石、幼馴染!
予想以上に幼少期の頃の思い出が濃そうな二人。
いや、ルネも入れて3人かな?
ヴァンのことを”裏解決屋”って言ったのはこの時が初めてかな?
この二人が話すときに思うのは、距離間を詰めるときにはあくまで”幼馴染”として話すこと。
元恋人の関係性では話そうとはしないんですよね。
お互いそこまでの勇気はないようにも見えます。
まあ、ここでは場所がオラシオンという幼馴染時代の地だからというのもありそうですが
個人的にですが、ヴァン相手だとたまに口調が幼くなるエレインが大好きです!
(笑)
ここのやり取りが黎の軌跡の中で一番好きです。
「面倒な女だから?」の言葉にヴァンとの関係性の意味も含まれてるんだろうなというところと、「自覚あんのかよ・・・」とつぶやいたときには間違いなく恋人時代の記憶もよみがえってるんだろうなというところが特に。
エステル・ヨシュア、ロイド・エリィ、リィン・アリサでは見れないやり取りですね。
頑固者同士の幼馴染、元恋人。
・・・確かに規格外
基本的に真面目なので感じませんでしたが、エレインはやってることは結構ぶっ飛んでますね。
エレインが優等生らしからぬ行動を起こすのはヴァンのせいだと、エレインは言います。
ヴァンに影響を受けたからだと。
好きな男によって女性は変わるって言いますしね。
そういう意味ではアニエスも最近ヴァンから影響を受けているような気がしますが・・・
「全部、あなたが悪いわ」
このセリフの破壊力もやばかった・・・
基本的に、自分で背負い込むエレインが明確にヴァンに甘えた台詞だったので・・・
こうして見ると、エレインはちょくちょくヴァンに甘えてますね。
ヴァンは自分の弱いところは、絶対に見せませんが。(エレイン相手だけじゃないけど)
エレインはずっと踏み込めていなかった、ヴァンがオラシオンから出ていった原因について言及します。
この部分は知れば知るほど、エドモン(エレインの父親)がクズ過ぎて乾いた笑いが出ます。
そのことに関して、エレインに責任を感じさせたくないのか自分が悪いということにしようとするヴァン。
しかし、エレインは一転して自分が悪いと言います。
その言葉を受けても、逆に自分が悪いということを強調するヴァン。
面倒くさいな!この二人(笑)
お互いに優しいのと、相手を大事に思ってるんでしょうね。
ヴァンの優しさにすがりたくなるエレイン。
しかし、現在の二人の立場が素直に甘えることを許しません。
様々な人に期待されているヴァンを自分一人のために行動させてはいけないと、エレインは言います。
自分は一人で大丈夫、とエレインは自分自身に言い聞かせるようにヴァンに伝えます。
ヴァンだって昔から私を頼らなかったでしょ、と。
だから貴方に私を止める権利なんてない、と。
エレインが誰も頼らず一人で行動できるように、ヴァンには自分を遠ざけていた嫌いなヴァンのままでいて欲しいと伝えます。
それに対してヴァンは、初めて自分の本心を伝えようとしますが・・・
もう―――エレインはどこかに消えていました。
幼いころからオラシオンの景色は何も変わらないのに、変わってしまった幼馴染との関係を皮肉を交えて苦笑するヴァン。
本当にもどかしいな、この二人・・・。
変にこじれて大人になった分、思春期の素直になれない男女よりも面倒くさい関係になってる。
ジンさんとか、ルネ辺りがお節介やくのも良く分かる・・・
ということで、今回はここまで!
こういう二人だけの場面を見せられると、アニエスはこの関係に割って入れるのかな?と疑問に思ってしまいます。(個人の感想)
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