黎の軌跡 感想146回目!
モンマルトで打ち上げを行うところから。
学生に遊撃士に警察までは良いとして・・・黒月までくる異常な打ち上げ。
とくに警察と黒月は一緒に飲んでも大丈夫なのか・・・
というか、これ打ち上げ?
その後、建物の屋上で幼馴染3人が集まります。
何気にこの3人でじっくり話すの初めてでは?
ヴァンの表にも裏にも広い人間関係をエレインは良くは思っていないだろうとヴァンは考えていましたが、当のエレインは学生時代ならまだしも遊撃士として経験を積んだ今であれば清濁併せこむことの大切さを知っているようです。
学生時代は相当お堅かったんだろうなあ・・・
あら息ピッタリ。
仲いいですね~。
あと、最終章になってエレインの対応が大分柔らかいというか幼くなった印象があります。こちらが素のエレインかな。
学生カップルみたいですよね。
普段は年齢よりも落ち着いているヴァンとエレインも、お互いに絡むときだけは年相応か、それ以下の反応を見せてくれるのが微笑ましい・・・。
ちなみにルネは大統領に近づいたことを政界入りするコネの一つだと隠そうともしませんでした。
「政界入りするためのルートの一つ」とすらも言っていましたね。
ルネの野心をキリカさんがとっくに見抜いていることも自覚済み。
共和国の体制側は随分ビジネスライクな関係だなあ。
「子供たち」の絆でつながってた帝国側とはずいぶん異なる印象。
そんなルネもヴァンのことを心配していた様子を伺わせます。
やっぱり、ヴァンとエレインに関しては特別扱いしてますよね。
話はエレインの父親のことへ。
捕まったあと、意外に大人しくしているとのこと。
アルマ―タに裏切られたのが相当ショックだったようですね。
あいつら相手に裏切られる想定をしていなかったことに呆れますが。
母親の方は結構まともそうだなあ。
エレインは母親に似たのかな?
エレインは父親の後ろ暗いことを明らかにするために遊撃士になりましたが、やはり実の父親を疑うということで、かなり葛藤があったようです。
しかし、実際に父親を告発した際には遊撃士としての使命感が勝り、遊撃士になったことを後悔しなかった。なので迷いなく遊撃士という職業に向かい合えるとスッキリした顔をしてました。
いや~S級は・・・
今のところ、S級を量るサンプルが一つしかないけど、その一つが規格外すぎてなあ。
アリオスすらS級になれてないし。呪術廻戦でいう特級ですよね。
そして不意に地雷を踏みに行くヴァン・アークライドさん。
あなた、エレインに対してだけロイドやリィン並みに鈍くなるの何なの?
拗ねちゃったよ、エレイン
やっぱり、エレイン相手には毎度やらかしてるみたいですね。
エレインさん、それ7年前の話ですよね。
今更ほじくり返して責めるんですか?(笑)
そして律義に浮気の言い訳のような返答をするヴァン。
・・・この二人の現在の関係性が良く分からないや!
あ~そういう店だったんですね・・・
しかし、仮にも学校の後輩であるヴァンをそんな店に連れていくとは・・・。この(元)生徒会長、レクターより不良度高い会長なのでは?
エレインさん、エレインさん。暴走してる、暴走してる。
もう完全に高校時代に戻っちゃってるよ。あとヴァンに文句言いたいのか、感謝したいのか良く分からなくなってるし。
多分エレインの頭の中でもぐちゃぐちゃになってるんでしょうね・・・可愛いなあ。
しかし、ここで今度はエレインがヴァンの地雷を踏んでしまいます。
ヴァンのというよりは3人のかな?
おそらく・・・7年間一番言いたかった言葉をついにヴァンに放ったエレイン。
先ほどの答えじゃないですが、遊撃士になった理由の半分はヴァンに頼られるような人間になりたかったからなのかな?
そう考えるとヴァンに本当に一途ですね、エレイン。
しかし、拒絶するヴァン。
この拒絶はエレインたちだけでなく、アニエスたち裏解決屋の助手に向けてもですよね・・・
こういうヴァンの不器用なところは個人的にカッコいいと思ってしまいます。
エレインたちからしたら、たまったもんじゃないでしょうが。
と、この一部始終を助手たちが盗み聞き。
って全員かよ!
フェリ、アニエス、アーロンの3人が前のめりに盗み聞きしているのは私の解釈と一致してました(笑)
その割にはしっかり隠れて覗いてませんか、アニエスさん?
まあ想い人と(恋の)最強の対抗馬との会話は聞いておきたいですよね(笑)
ちなみに、途中の学生時代のノリでのイチャイチャは聞かれなかった模様。
良かったね、ヴァン!
聞かれてたら(主にアーロンが)滅茶苦茶にいじってきてたよ!
ポンコツに未熟だと言われてしまった・・・
”鼻が利く”のと気配察知はまた違うのかな?リィンは気配察知も凄かったけど。
・・・悪意があればヴァンも気づくのかな?
ということで、今回はここまで!
凛としてカッコいいエレインが、ヴァンの前だとただの一生懸命な女の子になるのが滅茶苦茶可愛いです。
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