黎の軌跡 感想199回目!
ジェラールを倒して平穏を取り戻したイーディス。
いつの間にかAFがあることに驚く”停まっていた”イーディス市民。
それに対して、大統領はサプライズだと誤魔化します。
・・・それは無理があるのでは・・・
でも他に誤魔化しようがないか。
大多数の市民は停まっていて、何かが起きたことも把握していないため、記念祭が特に滞りもなく再開されます。
そんな中で、不安そうな顔で裏解決屋を探すエレイン・・・
彼らを見つけて安堵し、一番心配だった幼馴染にねぎらいの言葉を掛けようとしますが・・・
その幼馴染だけがどこにもいませんでした。
助手たちの顔を見て、全てを察したエレイン。
寂しさと諦めが混じった顔でうつむきます。
エレイン、可哀想すぎる・・・
高校時代のことも合わせて、ヴァンは一発ぶん殴られても文句は言えないですよね。
あと、エレインにとっては2回目ということで覚悟していたのか意外に諦め早いなとは思いました。
しかし、そこで諦めないのはアニエス。
ヴァンから託されたザイファからメアを呼び出します。
メアはヴァンの居場所がわかるようです。
・・・ヴァンと何かしら繋がってるってことかな? それとも漂泊の魔王の方? いや両方か・・・
・・・ヴァンはいつ頃からこの計画を立ててたんでしょうか・・・
イーディスが異変に巻き込まれて、ジェラールが生きてるのが分かったときかな?
それ以前から、何となくこうなる予感はしてたのかもしれないですが。
あとグレンデルはメアちゃんの説明を聞くと、魔王の力を拒絶するための存在なんですかね・・・。
ヴァンが最終決戦前に助手たちに語ったことは、全部”自分を除いて”という枕詞が付いてたんですね・・・
酷い・・・
ヴァンの勝手な別れに納得がいかずにキレる助手たち。
個人的にリゼットがここまで感情的になるのはびっくりしましたね。
助手たちの中では一番付き合いが長いですし、ヴァンとの絆も思ったよりも深いのかも・・・
そんな助手たちの反応に一人ついていけないエレイン。
半分覚悟していた分だけ、助手たちより諦めが早い感じがしました。
エレインにはヴァンを引っ叩いてでも止めて欲しいんですけどね・・・
というか、一人酒で「置いていかないでよ・・・」って愚痴るくらいなら、本人の目の前で言ってほしいんだけどなあ。
唯一ヴァンの事情を詳しく知っていたベルガルド。
五柱の魔王って新たに加わった悪魔なんだ・・・
そしてこの説明だと、ヴァンという存在に魔王が取り付いたのではなく、ヴァンそのものが魔王・・・?
図らずも高校時代に自分たちの下を去った理由の一端を知ってしまうエレイン。
刻の力を秘めた・・・どうしてもキーアを思い出しちゃうな。
まあ、キーアと関係はないんでしょうけど。
しかし、グレンデル化の時やパンデモニウム化の時に一部の人間が停まる現象は、この刻の力が関係しているのかな?
ヴァンの意思を尊重していたものの、ヴァン一人にヴァンの問題を背負わせてしまったことを後悔するベルガルド。
思えば、ヴァンとベルガルドも真正面から本心でぶつかり合ったということは無かったような気がしますね。
相手の意見を尊重して踏み込みすぎないようにする大人同士の関係の弊害ということかな・・・
これだけ威厳があるおじいさんにお願いされて、つい押されるメアちゃん。
声の圧も凄いしね。
仕方なく、ヴァンが要る場所のヒントを教えます。
ヴァンが一番縁を感じている場所とは・・・
ということで、今回はここまで!
ヴァンに対して諦めが早かったエレインと、諦めなかったアニエス(助手たち)という対比がありましたね。
エレイン好きとしては、ちょっと残念・・・。
黎の軌跡Ⅱではエレインにはヴァンにもっと踏み込んでほしいなあ。(どうせヴァンからは踏み込まないでしょうし)
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