黎の軌跡 漏れ感想8回目!
間章 夜のコネクトイベントから
百貨店で妙な噂を聞いたヴァンは様子を見に行きます。
自発的に見回りみたいなこともしている真面目な裏解決屋さん。
噂とは、いかつい男が少女向けの玩具売り場でうんうん悩んでいるというもの・・・ですが
・・・何やってんですか、ダスワニ警部。
そんな趣味があったなんて・・・失望しました。
と言うのは冗談で何かしら事情があるのは分かっていましたが。
どうやら、お子さんへのプレゼントを買っていたようです。
仕事で娘の誕生日をほったらかしてしまい、その埋め合わせとしてプレゼントを選んでいたとのこと。
刑事の父が家族との時間を取れずに、娘の機嫌を取るために後手に回る・・・何というかベタですね(笑)
でも、こういうのは個人的に好きです。
安易に約束しない方が良いと茶化しながら忠告するヴァン。
自分が学生時代にエレインやルネとの多くの約束を破ったからか、ヴァンは安易に約束はしないですよね。
最終章ではヴァンが破る前提で約束したのが印象的でした。
ヴァンの過去など知る由もないダスワニ警部はからかわれていると感じ、ヴァンを追っ払おうとしますが、
ヴァンはプレゼント探しの手伝いを申し出ます。
やっぱりお人好しだなあ。
助けるための建前を一々用意しようとするところは素直じゃないけど(笑)
着せ替え人形を探しているというダスワニ警部を連れて行ったのは・・・
黒芒街!
・・・ダスワニ警部と最も相性の悪そうな街、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ダスワニ警部は既にこの場所を知っていたようですね。
個人的には意外でした。
ダスワニ警部の性格からして、こういう場所があると知っていたら放っておかないような気がしまますが・・・。
政府からも暗黙の了解で認められている地ですからね。上から介入することを禁じられてるのかもしれません。
目的の人形を売っている転売屋を見つけた二人。
・・・転売屋という肩書からして嫌な予感しかしない(笑)
案の定、10倍以上の値段で売り付けてきます。
てめえ!
お前みたいのがPS5を8万とか9万で売り付けてきやがるんだろう!
この前、その値段で買おうか真剣に悩んじまったぞ!(知らん)
熱くなるダスワニ警部の横で、お得意の口八丁で転売屋を追い詰めていくヴァン。
ダスワニ警部の強面を利用して、黒芒街を取り仕切っている元締めの用心棒という設定にします。
黒芒街の度が過ぎた商売を取り締まっていると。
そういえば、黒芒街には住民が唯一信じられる元締めがいるらしいですね。
脅しに屈した転売屋は定価+手間賃で売ることにしました。
凄い・・・
90%OFFになった
そんな転売屋に対して黒芒街を選んだ理由を聞くダスワニ警部。
その答えは・・・
ダスワニ警部の予想しない答えでした。
ダスワニ警部は黒芒街にいる人々が好き好んで黒芒街を選んだと思ったようですが、そもそも黒芒街以外での生活の仕方が分からない人もいるんですね。
そういう人々は”日の光の下”では異端となるわけで・・・逃げ場が黒芒街しかなかったんですかね。
黒芒街の生活を日の光の下で暮らしている人々の常識で考えるのは難しい。かといって、その”常識”を押し付けるのも違う―――とダスワニ警部は感じたようです。
白ではなくグレーでしか生きられない人々もいるということを理解したダスワニ警部。
様々な角度からの価値観を考えられるようになったという点では成長したともいえるかもしれませんが・・・ここのセリフの”大人になった”は多少”諦めた”という意味も含んでいる気がして、少し寂しさを感じさせました。
ともあれ、娘の誕生日プレゼントを無事確保。
ダスワニ警部はどうせ気休めと自信なさげでしたが。
仕事ではあれだけ毅然としているのに、家族のこととなると自信がなくなるダスワニ警部(笑)
そして、結構手助けしたのに缶コーヒーで報酬を済ませてしまう所長さん。
やっぱり口ほどミラにがめつくないですよね(笑)
何度も言ってますけどヴァンは本来は遊撃士に向いてると思います。
その後、娘が迎えに来てくれて、ちゃんと仲直りできたダスワニ警部。
個人的にですが、様々な価値観があるということに気づいたことは、ダスワニ警部にとって家族との関係にも良い影響がありそうな気がします。
ということで、今回はここまで!
ヴァンとの奇妙な関係により、ダスワニ警部の考え方が変わっていってるのが分かり、とても興味深いコネクトイベントでした。
ここをよりじっくりと段階的に深堀したらもっと面白いと思いますが。
コネクトイベントの数をガッツリ増やして、各キャラとの関係をじっくり見ていくシステムも楽しそうなんですけどね・・・。
その方向で行くと、結局ペルソナのシステムが最適解になる気がするんですよね(笑)
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