黎の軌跡で見るか見ないかユーザーが選べる割に、重要な情報が張り巡らされているコネクトイベント。
キャラクターごとにコネクトイベントまとめてみることにしました。
まずはアニエスから。
最初のコネクトイベントはアニエスが大事にしていた本を無くしてしまった話。
ヴァンが探すのを手伝います。
本の名前は軌跡シリーズお馴染みの「陽溜まりのアニエス」
本は盗まれて裏のマーケットに売られていたようで、黒芒街の本屋の主人リンゼが持っていました。
リンゼから本を返してもらったアニエス。
本の主人公の名前と自分の名前が同じこともあり、芯の強い「陽溜まりのアニエス」に憧れて育ったというアニエス。
アニエスの芯の強さの理由の一つが見れたコネクトイベントでした。
ちなみにモブキャラクターの中でも癖が強いリンゼが初登場したのも、このコネクトイベントになります。
学校の絵の授業で使う画材を店で揃えようとしたアニエス。
面倒見のいいヴァンはその買い出しに付き合います。
この時点ではアニエスは知りませんでしたが、ヴァンも元アラミス生。
画材の買い出しは経験済みだったようです。
アラミス高等学校の設立者である芸術家アラミスの話も出てきました。
相当な変人だったということ。
絵を描いている最中に部活帰りのアラミス生(デート中?)を見つけると、ヴァンはアニエスが学生らしい青春を送っているのか心配します。
自分がちゃんと青春を送れなかったため、アニエスがバイトにかかりきりになって学生生活が疎かになるのを心配していました。
ヴァンのアニエスに対する保護者のような立場が見えたコネクトイベント。
ちなみに、アニエスをめぐってヴァンに対抗心を燃やす純情ボーイ、アルベールがこの時初登場。
彼氏でもないのに、この発言はちょっと怖い(笑)
龍來に旅行に行く前に観光情報を探していたら、参考書を探していたアニエスとばったり遭遇。
地下鉄にトラブルがあり帰れなくなったアニエスを車で送ることにします。
車で二人きりな状況を意識してしまうアニエス。
車中の会話の中でアニエスの両親の話題になります。
昔は父が仕事で忙しいながらも、休日にはできるだけ一緒に過ごすなど穏やかな暮らしをしていましたが、母が死んでからは状況が変わります。
アニエスは父の考えていることが分からなくなり、距離を取るようになってしまいました。
この時点でアニエスの家庭の事情(父親が大統領)を大体は把握していたヴァンは、あまり踏み込みすぎないようにしつつ、アニエスを励まします。
アニエスはヴァンの両親にも興味を持ちましたが、何か触れがたい事情があるのを察して遠慮します。ヴァンも「気を遣うな」と言いつつ、自分の家族の話はやんわりと避けました。
家族の話で相談に乗ってもらったアニエス。
ヴァンに対して「裏解決屋は家族と同じくらい大切な場所」と宣言し、どこか周りを遠ざけるヴァンが一人ではないということを示しました。
アニエスのヴァンへの関わり方が変わってきたことも示すコネクトイベントでした。
オラシオンで子供たちを避難させるために使った「遊覧飛行イベント」を首都でも開催することになり、そのイベントに特別に招待されたヴァンとアニエス。
飛行船や飛行船から見えるトリオンタワーの設計にも関わっていたアニエスの曾祖父であるエプスタイン博士の偉大さを改めて感じるアニエス。
しかし、曾祖父が築き上げてきた技術を兵器として利用するのは父親のグラムハート大統領。そのことにアニエスは複雑な想いを抱えてしまいます。
エプスタイン博士の子孫として、グラムハート大統領の娘として自分には何ができるのかを悩みます。そんなアニエスをヴァンは「良くやっている」と励まします。
裏解決屋のバイトを通して成長した自分に自信を持てるようになったアニエスは、そんな自分に成長させてくれたヴァンにこの借りを返させてくださいと言います。
つまり、勝手にいなくならないでと。
アニエスの成長とアニエスのヴァンへの”借り”が明確になったコネクトイベント。
また、アニエスが果たすべき役割というものも少しずつ見えてきました。
ちなみに、このコネクトイベントでアニエスは子供たちに飛行船のことについて分かりやすく教える才能を発揮します。
将来は学校の先生が向いてるのかもしれないですね。
ということで、今回はここまで!
アニエスは本編でも出番が多かったので、コネクトイベントでは補足的な描写が多かった印象があります。
アニエスのコネクトイベントで一番好きなシーンは、絵を描いているアニエスをヴァンが見守っているところですね。理由は良く分かりませんが。
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